劣等感の原因と克服。不幸の原因は劣等感にあった!

劣等感の原因と克服。不幸の原因は劣等感にあった!




こんにちは、NORIです♪

今日は「劣等感」について書きたいと思います!

多くの人たちが持つこの「劣等感」は、かなりクセモノで、わたしたちはこの「劣等感」があることによって人生で悩んだり、幸福感を得られなかったりすると言っても過言ではありません。

「劣等感」こそが、わたしたちを苦しめている根源とも言えるのです。

今日は、わたしたちを苦しめ続ける「劣等感の正体」について掘り下げていき、「劣等感を克服」するためにはどうすればよいか?考えていきたいと思います!


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親や教師から与えられた劣等感が、わたしたちを苦しめている!?

皆様の中にも、子供の頃にテストの点数が悪くて親や先生に怒られてた人は結構いるのではないでしょうか?

日頃から親に「勉強しろ!」「テストで何点以上取れ!」と、プレッシャーを掛けられたり、塾に行かされたり、やりたくもない習い事を習わされたり・・・

子供の頃に、このような経験をされた人も多いかもしれませんね。

親や先生からすると、子供に対する愛情のつもりで、子供に厳しく、色々なことを教えようとしているのですが、実はこれが、わたしたちに根付いている「劣等感」の原因でもあるのです。

親や先生は、「大人になってから苦労をしないように」と、子供に色んなことを教え込もうとします。

わたしたちは、子供の頃から複雑な数式を解いたり、英語の勉強をさせられたり、やりたくもない習い事をさせられたり、様々な事を強要されてきました。

しかし子供からすると、そもそも勉強しなければならない理由すら解りませんし、テストでよい点数を取らなければならない理由もないのです。

そして、テストで良い点が取れないと・・・

「自分はテストで良い点数が取れないから、何をやってもダメな人間だ」
「自分は数学や英語の成績が悪いからダメな人間だ」

と、子供はどんどん劣等感を植え付けられいくのです。

そして、幼少期に植え付けられた劣等感は、わたしたちの潜在意識に深く入り込んでいきます。

潜在意識に深く入り込んだ劣等感は、「今もわたしたちを苦しめている」と言えます。

しかし実際は、難しい数式が解けなくても、英語が苦手でも、社会人として世の中に出てしまえば、まったく困ることはないのですね。

この事は、皆さんも大人になられて、もうお気づきかとは思います。


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劣等感を持った親が子供を育てることにより、子供に劣等感を植え付けてしまう

わたしたちの親は、20代から30代でわたしたちを産んでいる事になります。

しかし、人生80年と言われる今の時代で、20代、30代と言ったら、精神的にはまだまだ未熟なのです。

子供から見たら「親」という存在は「完璧」に見えますが、実際、親はただの未熟者です。

つまり、わたしたちは、ほとんどの方が「精神的に未熟な親」に育てられてきたのですね。

もちろん、そんな未熟な状態でも、わたしたちを育ててくれた「親」には感謝しなければなりませが・・・

ただ、本当のことを言いますと・・・実は、そんな未熟な親自身が劣等感を持っているのです。

劣等感を持っている人というのは、常に「自分には価値がない」「自分は阻害されている」と感じています。

その為、親も常に「自分は価値が無い」と感じていて、常に「何かに不満」を持っているのです。

そして、ここが問題なのですが、多くの親は「自分が劣等感を持っているという事」に気づいていません。

何故なら、そういう親も、同じように「劣等感を持った親」に育てられたからです。

たとえば、子供や奥さんに暴力を振るう親がいたとします。

暴力を振るう親が、物凄く劣等感が強いのは、多くの方が理解できるのではないかと思います。

しかし、解りにくいのは、「劣等感が隠されている親のパターン」です。

たとえば・・・

子供に「勉強しろ」「いつまでもゲームばかりしてるんじゃない!」「親の言うことを聞け!」などと厳しく教育を行う親がいますが、こういう親の場合でも、多くは自分の劣等感を晴らすための憂さ晴らしに子供を利用しているのです。

同様の現象は「学校」や「会社」でも見られます。

部下を必要以上に怒り続ける上司は、自分が劣等感が強い為、本当は自分の存在価値を示したくてしょうがないのです。

その為、自分より弱い立場の人間を見つけては必要以上に怒る事で、自分の存在価値を守ろうとします。

本当に愛を持って部下を叱るのだったら、ネチネチと時間をかけて叱ったり大声で威圧したりする必要はありません。

必要以上に部下を叱る上司は、相手を叱ることにより「自分を偉く見せたい」のです。

そして、会社で部下を叱れるような立場にある人は、社内で劣等感を晴らすことが出来ますが、社内で一番下の立場にいる人などは、社内で誰かを叱って劣等感を晴らすことが出来ません。

その為、家に帰ってから奥さんや子供を叱ることで、自分の存在価値を保とうとします。

ガミガミ、ネチネチと、必要以上に子供を叱る親は、一見すると子供の為を思って厳しく教育しているように見えますし、本人もそう思い込んでしまっています。

しかし、怒らなくていいような事まで必要以上に厳しくする親というのは、実際は、自分自身の劣等感を晴らすために、子供に厳しくしているのです。

 

劣等感の強い人の特徴

劣等感の強い人の特徴として、自分よりも下の立場の人を必要以上に叱る傾向にあります。

しかし、劣等感の強い人で、内向的な性格な人の場合は、他人を攻撃することが出来ないので、その攻撃が自分自身に向いてしまうのです。

その為、劣等感の強い内向的な性格の人は「イジメに会う」傾向にあります。

この原因は、劣等感が強く「自分に価値がない」と考える人は、自ら「自分には価値がない」という状況を作り出そうとするからです。

そのため、劣等感を持った内向的な性格の人は、うつ病になったり、引きこもりにもなってしまいがちです。

逆に、劣等感を持った攻撃的な性格の人は、自分より弱い人を見つけて攻撃します。

つまり、「イジメ」というのは、劣等感を持った攻撃的な性格の人が、劣等感を持った内向的な性格の人を攻撃する現象なのです。

さらに、劣等感が強く内向的な性格の人は、劣等感を消すために他人を攻撃することも出来ませんので、別の方法で「自分は価値があるんだ」という状況を作りだそうとします。

そのため、劣等感の強い人は「ボランティア」や「福祉」などに憧れて「人のために何かをしよう」と考えます。

しかし、劣等感の強い内向的な人も、本心から「ボランティア」をやりたいわけではないのです。

あくまでも、自分の潜在意識に入っている「劣等感」を消すために、「人の為に何かをやろう」としているだけなのですね。

そのため、劣等感の強い内向的な人がボランティアを始めると、本当はやりたくないので、今度はボランティアをやっていない人を見下したりして自分の存在価値を作ろうとします。

もちろん、ボランティアをしている人、全員がそうとは言いませんが・・・

ただ、そういう傾向にあるのです。

同様に、宗教にハマり勧誘を続けるような人も、過去を聞いてみると、「親が必要以上に厳しかった」とか、「暴力を振るうような親に育てられた。」という場合がよくあるのです。

劣等感がない人の特徴

世の中には、物凄く劣等感を感じている人もいますが、反対に劣等感などまったく感じていない人もいます。

このような「劣等感」とは無縁の人は「とても幸せな人」と言えますね。

たとえば・・・

たまたま「勉強を楽しい」と感じ、自分から率先して勉強して良い成績を取り続け、親や先生に褒められて育ってきた人や、生まれつき運動が得意で、体育の成績がよく、周りから注目されて育ってきた人は、劣等感を感じること無く大人になっていきます。

それから、子供の頃から成績は悪かったけど、親からとくに何も言わなかった人の場合。

この場合の人も、成績が悪いことに関して劣等感を与えられていないので、劣等感のない人は「成績が悪いことが駄目なこと」という思考が、そもそも無い状態で大人になっていきます。

このように育ってきた人は、社会に出てからも「劣等感」を感じにくく、それほど悩むこと無く順調な人生を送ることができるのですね。

反対に、子供の頃に親や先生に劣等感を与え続けられてきた人は、大人になってからも「自分は何をやってもだめな人間だ」という「劣等感」を持ったまま、大人になってしまいます。

実際、この世の中は「競争社会」です。

社会に出て会社に就職しても、常に上司から「ノルマ」や「売上向上」などのプレッシャーをかけ続けられます。

しかし、子供の頃から勉強やスポーツが上手くこなせて「劣等感」が無い人達は、潜在意識の中に「自分はどんなことでも上手くこなせる」という記憶が入っているので、会社で上司にプレッシャーをかけられても、劣等感を持つことなく、悩みの少ない人生を送れるのです。

反対に、子供の頃から勉強やスポーツが苦手だったために、親や先生から「劣等感」を与えられてきた人は「自分は何をやってもダメだ」という記憶が潜在意識に入っているため、大人になってからも、事あるごとに人生で悩んでしまいます。


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わたしたちが感じている劣等感は全て勘違い

わたしたちが子供の頃に受けてきた「劣等感」は、「親や先生が未熟だったゆえに与えられてしまった偽のニセモノの劣等感」と言えます。

そのため、わたしたちは子供の頃に持たなくて良い「劣等感」を持たされてしまい、潜在意識に深く入り込んだ「劣等感」により、今も苦しめられていると言えます。

しかし、わたしたちは、ほんとうは「劣ってなんかいない」のですね。

わたしたちが感じている劣等感は、「脳が感じている誤った劣等感」なのです

これさえ解ってしまえば、もう必要以上に劣等感を持つこともありませんし、劣等感により他人を攻撃したり、自分自身を攻撃して鬱病や引きこもりにならなくて済みます。

わたしたちは「劣等感」を持ったままでは、いつまで経っても「幸福感」を得ることは出来ません。

しかし、この記事を読んでくださった皆様はもう大丈夫です!

なぜなら、私たちが持つ「劣等感」は「すべて偽物」という事を知っていただけたからです☆

会社で上司から「ノルマ」を言い渡されたり、「無理難題」を言われたりすることで苦しくなってしまう理由は、わたしたちの潜在意識に入っている「偽物の劣等感」が原因なのです。

その証拠に、劣等感を持っていない人は、ハナから「自分が駄目な人間だ」なんて思っていません。

劣等感を持っていない人は「自分は何でも出来る」という情報が潜在意識に入っているので、上司から無理難題を言われても落ち込むことは無く、前向きに、悩むこと無く、その難題に向かって取り組むことが出来るのです。

そして、仮に思うような結果が出なかったとしても、劣等感のない人はそんな事で落ち込みません

なぜなら、劣等感のない人は、子供の頃の勉強の成績が悪くても、それにより怒られた経験とかが、そもそも無いからです。

つまり、たとえ思うような結果が得られなかったとしても、思った通りの結果が出せたとしても、劣等感のない人は落ち込まないのです。

つまり、これが、劣等感のない人が「幸せ」な理由なのです。

子供の頃に受けた劣等感を忘れられない理由

このように、わたしたちは幼少の頃に親や先生から劣等感を植え付けられてきました。

しかし、大人になってもその劣等感が残り続けてしまうのはどうしてなのでしょうか?

それは「脳の構造」に理由があります。

わたしたちの脳は、ある一つのことを考え始めると脳の「RAS」と呼ばれる機能により、関連した情報を際限なく集め始めてしまうのです。

たとえば、子供の頃にテストの点数が悪くて「自分は駄目な人間だ」という情報が一旦脳に入ってしまうと、仕事でちょっと失敗した時などでも、「自分は駄目な人間だ」というデータを脳から引っ張ってきて、「やっぱり自分は駄目な人間だ」と、駄目な自分の「確認作業」をしてしまうのです。

たとえ、その失敗が些細な事で、本当は気にしなくても良いような事であっても、一度「自分は駄目な人間だ」というデータを意識し始めると、脳のRASの機能により、「自分は駄目な人間だ」というような事を証明するような関連情報を自動で集めだします。

こんな簡単な事で失敗する自分の事だから、次も失敗しそうだ
仕事で失敗するような駄目な自分は、きっと恋人も出来ない
悪いことが続くから、この先も悪いことが起きそうだ

といった具合に、どんどん自分が不利になる情報を集めだすのです。

そして、その次の仕事で本当に失敗してしまった場合・・・

「ほら、やっぱり失敗した!」

と自分自身で納得して、自分の潜在意識の中に「自分は駄目な人間だ」という情報を強固に構築し続けていってしまうのですね

わたしたちは、この不幸な「劣等感」のループを断ち切らなければならないのです。

そして、この不幸な連鎖を断ち切るためにはアファーメーションが有効です☆

劣等感を消す方法

劣等感を消す方法として効果的なのが「アファーメーション」です。

アファーメーションとは、潜在意識に正しい情報を植え付けるために、理想の自分像を「短い言葉」にして言い続ける方法です。

アファーメーションは、別名「言霊」と言い換えることも出来ます。

このサイトでは実業家の斎藤一人さんの推奨する「天国言葉」を使うことをオススメします!

天国言葉とは、以下の8つの言葉を、毎日気がついた時に言いましょう。という教えです。

愛してます
ツイてる
嬉しい
楽しい
幸せだな
感謝してます
ありがとう
許します

これが天国言葉ですが、ようはスピリチュアル的に言う「アファーメーション」と同じ事です。

このアファーメーションによる「言霊効果」により、潜在意識の中は「幸福感」で満たされるようになり、次第に劣等感は消えていくのですね☆

そして、小さなことでも良いので、一つ一つ「成功体験」を増やしていきます。

子供の頃に受けた劣等感は、つまり、「失敗したと勘違いしている体験」と言えます。

その反対の成功体験をどんどん脳に入れていくのです。

そのため、成功体験は些細な事でも良いのです。

そして、その方法として、「脳が成功体験と認識する」プラスの言葉を発することが、とても重要なのですね☆

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今でも劣等感を与えられ続けていませんか?

劣等感の原因も判明しましたし、劣等感の消し方も分かりました。

しかし、まだ劣等感が消えていないのか「なぜか幸福感を得られない」と感じる場合もあると思います。

この場合の原因は、ひとつしかありません。

今でもあなたに劣等感を与え続けている人がいるからです。

たとえば・・・

会社の上司から今でも毎日のように怒られ続けている
夫婦間の仲が悪く毎日のように旦那から愚痴や文句を言われている・・・

このような場合は、いくら劣等感を消そうとしても、劣等感を受け続けているので、劣等感が消えることはありません。

また、夫婦間で起きる劣等感についての解消法は、単純に「離婚する」というわけにもいかないと思いますので、なかなか根深い問題であるとは思います。

ただ、こちらのサイトに書いてある色々な記事を読んでいただくことにより、きっと解決策が見えてくるとわたしは信じています!

 

まとめ

今日は「劣等感」についてあらためて書いてみました☆

少しわかりにくかったかもしれませんのでまとめてみます。

1. 子供の頃に親や教師から与えられた劣等感が、わたしたちを苦しめている。

2. そういった、子供に劣等感を与える親自身も劣等感を持っており、本人も自分が劣等感を持っているとは気づいていない。

3. わたしたちが感じている劣等感は、劣等感のある親から植え付けられたことによる間違った感覚であり、全て勘違いと言える。

4. 脳の構造により、子供の頃に受けた劣等感を今でも忘れられず、大人になっても劣等感を持ち続けてしまう。

5. 劣等感はアファーメーションにより消す事ができる。

6. アファーメーションをやっても劣等感が消えない場合は、今でも劣等感を与え続けている人と一緒に暮らしている。または、その人に依存した生活をしている。

劣等感を無くす事は、わたしたちの人生の幸せに直結してくることだとも言えます。

ちなみに、今日の「劣等感」のお話は、実業家の斎藤一人さんのお話を元に書いてみました☆

劣等感についてもっと詳しく知りたい方は、斎藤一人さんがより詳しく語られていますので、是非本を読んでいただくか、Youtubeにて動画を見ていただければと思います♪

読んで頂きありがとうございました!


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