言霊(ことだま)の効果は科学的に実証されている
- 2017.03.19
- 幸せに生きる術

こんにちは、NORIです☆
さて、この国は「言霊の国」と呼ばれています。
言葉には霊が宿るので、あなたが普段から発している言葉は、そのままあなた自身の将来に影響してしまうと言われていますね♪
スピリチュアルな世界でも「言霊には効果がある」とはよく言われることですが、実は、言霊の効果は、科学的にも証明されているの事なのです。
というわけで、今日は「言霊の効果」について、科学的な解釈を中心に解説してみますね♪
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心理学で説明できる言霊の効果
実は、心理学の分野においても、あなたが普段考えてることや、日常的に口癖にしていることは、そのまま現実となって、あなた自身を作り上げる。
ということが常識になっているのですね。
たとえば、普段からマイナス思考な人は、きっとこんな口癖で生活しているのではないでしょうか・・・
◯どうせ自分なんて、何をやってもダメだ。
◯自分はお金がないから、これからも沢山のお金を稼げぐことは出来ない。
◯自分は昔から異性にモテないから、これからもモテないだろう・・・。
では、逆にプラス思考な人はどうでしょうか?
たとえば、プラス思考な人は、仕事や学校のテストで何か失敗をしたとしても・・・・
◯今回はたまたま失敗っしちゃったけど、次は絶対うまくいくさ!
◯自分はなんでも出来る人間だから、これからもうまくいく!
◯今はお金がないけど、自分ならきっとすぐにお金持ちになれる!
プラス思考な人は、きっと普段からこう考えて、プラスな言葉を発しているでしょう。
心理学の世界では、こうした普段からの思考や口癖は、そのままあなた自身に影響し、あなたの将来を形作るとされているのですね。
そして、こうしたプラス思考な言葉を発して、自分をどんどんと理想の自分像に近づけていくことを「ラベリング」と言います。
ラベリングとは、その名の通り、あなた自身を決定づける行動と言えます。
つまり、「自分はなんでも出来る人間だ!」とか、「自分ならきっとうまくやれる!」というイメージを、脳に植え付ける作業なのですね♪
そして、このラベリングにより、実際に、人生が良い方向へ向かっていくことを、「ピグマリオン効果」と言います。
実は、社会的に成功している人や、お金持ちになってしまう人というのは、こういった事を無意識にやってのけているのですね。
つまり、言霊とは「自分の脳に対して、理想の自分像を刷り込み続ける作業」なのです。
人の脳というのは、実際はバグだらけだといいます。
この事は、脳科学者の中野信子さんもおっしゃられていますが、脳は、過去の記憶は勝手に改変するし、記憶を忘れたりしもしますし、本当にオンボロなのです(笑)
そして、あなたが普段持っている自分のイメージというのは、あなたが過去に経験した、過去の記憶によって形作られているのですね。
こうして作られた自分のイメージの事を「セルフイメージ」と言います。
そのため、自己啓発やスピリチュアルな世界では、セルフイメージを書き換えると、理想の自分になることが出来る!
なんて言われているのですね☆
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脳は常に怠けようとしていて、一度入力された情報を繰り返し引用する
「セルフイメージ」についてもう少し詳しく説明しますね・・・
たとえば、あなたは、親や兄弟などの親しい人の顔は当然覚えていると思いますが、実際は、普段から親の顔なんて見ていないのですね。
と言っても分かりにくいですねよ・・・
つまり、あなたの中で「この人は自分の親だ」と認識している判断基準というのは、過去に一瞬親の顔を見た時に、脳にインプットされた情報を、つねに過去の記憶から引用して、あなたは親の顔を認識しているのです。
たとえ毎日親の顔を見ていたとしても、実際、脳内で行われている処理は、あなたの視覚から入った親の顔という情報から、「この人は自分の親だ」と判断するのではなく、すでに脳内に入っているデータベースを引用しているだけなのです。
このように、人間の脳みそは、非常になまけもので、常にラクをしようとしてるんですね。
そのため、奥さんや恋人の髪型が変わっても、旦那は気付かない!なんて事が起きるのですね(*´ω`*)
たとえば、あなたが子供の頃に勉強が苦手で、テストの点数が悪い子だったとします・・・
すると、その事実があなたの脳に蓄積され、脳は「自分は勉強ができない頭の悪い人間だ」と決定付けてしまうのです。
実はこれが大問題なのですね!
何故かと言いますと、仮にあなたが、何か新しいことにチャレンジしたいと思っても、脳は怠け者なので、脳は、過去の記憶から引用して「自分はだめな人間だ」と決定づけようとしてしまうのです。
そのため、なにか新しいことにチャレンジしようとしても、この脳のどうしようもない構造のために、わたしたちは、「自分にはどうせ無理だ」とか、「そんな大それたことが、自分にできるわけない」と勝手に判断して、結局、チャレンジも改善もしないツマラナイ人生になってしまうのですね。
そこで、この脳のどうしようもないバグを打ち消す方法が「言霊」というワケなのです☆
あなたが今現在、お金がなかろうが、異性にモテなかろうが、仕事が出来なかろうが、そんな事は関係なく・・・
「自分は最高の人間だ」
「自分なら必ず成功できる」
と、理想の自分像を「言葉」にして言いまくりましょう(・∀・)ノ
そうする事により、あなたの脳に植え付けられた「自分はできない」というマイナスなラベリングを剥がして、「自分はなんでも出来る」という、プラス思考のラベリングをすることが出来るのですね。
反対に、普段から「自分はダメだ」というマイナスなラベリングをし続けている人は、本当に駄目な人間になっていってしまうのです。
実験で証明された言霊の効果
過去に、ある心理学者がこんな実験を行いました・・・
まず、「成績が良い子供ばかりを集めたクラス」と、「成績が悪い子ばかりを集めたクラス」、この2つのクラスを作りました。
そして、成績が良いクラスの子たちには・・・
「お前らは、ホントは馬鹿だから勉強が出来ないんだ!」
と言い続け、逆に、成績の悪いクラスの子供たちには・・・
「君たちはホントはすごく優秀で頭が良いんだよ!」
と言い続けたのです。
その結果・・・
成績の良い子供ばかりを集めたクラスは、テストの点数が下がり続け、逆に、成績の悪い子どもたちのクラスでは、テストの点数が上がり続けたのです。
この実験では、先生たちに言われ続けた「言葉」が、生徒たちに「ラベリング」されて、本当に先生の言葉通りの成績になってしまったのですね。
さらに言うと・・・・
実は脳は、「現実」と「妄想」の区別をつけることが出来ないのです。
脳が、現実か妄想か?を区別しているのは、「どちらがリアリティか?」というだけなんですね。
たとえば、映画のマトリックスを思い出してみてください。
マトリックスの世界では、機械に繋がれた人間は、一生をコンピュータが作り出したバーチャルリアリティーの中で生活するために、そこがさも「現実世界」だと疑うこともなく一生を終えます。
「もし、君が夢を見ているとする」
「では、その夢から一生覚めなかったら、君は、夢と現実の区別をつけることが出来るか?」
これは、映画の中にあるセリフですが、わたしたちの脳にも、これと同じことが言えるのですね。
つまり、脳が現実だと判断するのは、脳が「リアリティを感じる方」というだけなのですね。
簡単に言うと、実際に、異性にそこそこモテている人が、「自分は本当はモテないんだ」なんて人に話してばかりいると、脳は「この人はモテない」と判断するのですね。
何故かと言うと、脳は、あなたが普段から言葉にしている内容を、リアリティだと判断するからです。
その結果、その人は、本当にモテなくなっていってしまうのです。
つまり、あなたに「なりたい自分像」があるとしたら、普段から「なりたい自分」のイメージを口に出して言い続けることにより、脳は、口に出している「なりたい自分」を現実だと判断し、理想の自分に向かうために、無意識のうちに行動を起こすようになるのですね☆
そして、これが俗に言う「引き寄せの法則」の仕組みでもあるんですね☆
「始めに言葉ありき」
これは、聖書の一節ですが、日本では「言霊」と言われている現象は、昔から聖書でも言われていたのですね。
そして、その仕組は、今では心理学と脳科学で解明されているのです☆
みなさも、ぜひ普段からプラス思考な発言を心がけて、理想とする明るい未来像を普段から言霊として言いまくって、理想の未来を実現させてくださいね☆
読んで頂き、ありがとうございました!
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