親が嫌いな人へ。親子問題の解決法。親子の因果は何度でも繰り返す!?
- 2018.02.16
- スピリチュアルな法則のお話

こんにちは☆NORIです(・∀・)ノ
今日は「親子問題」について色々書いてみます。
親のことが嫌いだったり、親を許せないと思っている人は意外と多いのではないでしょうか?
親子間の問題は、「人生に起きる最大の人間関係の問題」とも言えます。
それほど、親子間の問題というのは、根が深く難しものなのです。
しかし、こういった親子の問題も、自分が当事者だと問題の解決方法がわからないものですが、外から見ればその原因や解決法は意外と分かるものなのですね。
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親が嫌いな本当の原因
私の友人に「父親のことが大嫌い」という奴がいます。
わたしは彼に「なんで父親のことが嫌いなの?」と聞くと、まぁ簡単に言うと「父親のロクデナシなところが嫌い」と言うことらしいのですね。
で、彼の父親がどのようにロクデナシなのかを、更に詳しく聞いてみると・・・
ギャンブルばかりしていて仕事しない
母親に養ってもらっている
すぐにキレて周りに当たり散らす
とまぁ、こんな父親だそうなのですね(・∀・)
しかし、ここからが面白いのですが、わたしの友人も30代半ばまでは・・・
彼女のヒモとして生活していた
仕事が嫌いでパチンコばかりしていた
感情を抑えられずに、すぐに周りに当たり散らしていた
つまり・・・
「お前も同じやんw」
ということなのですね(*´ω`*)ノ
で、このことに本人は全然気付いていないのですよ(・∀・)
というか、本当は気付いているけど、本人はそこに触れたくはないのです。
しかし、こういった親子間の問題は、外から見るとすぐに原因が解ります。
彼が父親のことを嫌いな理由は、「自分がだらしのない性格になってしまったのは、父親がだらしがないからだ!」と、自分が駄目な原因を、父親のせいにしているのですね。
しかし、本当は違うのです。
わたしたちは輪廻転生によりこの世に何度も生まれ変わってきます。
そして、どんな人でも因果を背負って生まれてきています。
つまり、彼の場合は、だらしのない父親の元で苦労する人生を経験することにより「自分のだらしのない性格を改善する」というのが、彼の今世の目的なのです。
彼がだらしがないのは決して親のせいではなく、彼自身が「元々だらしがないという魂の性質を持っている」のですね。
そして、「自分のだらしがない性格を今世で直していく」というのが、彼の持って生まれた宿命であり因果なのですね。
そのために彼は、だらしがない親の元へ生まれてきているのです。
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親子問題は、因果によって何度も繰り返す!?
たとえば、幼少期に虐待を受けて育つ子供がいます。
その子供が大人になって、結婚をして子供を持つと・・・
何故かその人は、今度は、自分が子供を虐待する親になるのです。
ほんとうに不思議ですが、皆様も、周りの友人などの親子関係を観察してみて下さい。
どうしてこんなことが起きるのかというと、虐待をする人というのは、「虐待をするような性質を持った魂の人」だからです。
つまりこの人の場合は、輪廻転生のシステムに則り、まず自分が子供の立場で「虐待をされる」というを経験します。
そして、自分が親になった時は、過去に受けた虐待の辛さを反面教師にし「自分だけは大人になっても絶対に子供を虐待しない!」という目的を持って生まれてくるのですね。
しかし、人間の魂は何万回も生まれ変わりを経験するように、1回や2回の現世で、そうそう簡単に魂を成長させられるものではないのです。
そのため、虐待を受けた子供は、自分が親になると今度は自分の子供を虐待してしまうのですね。
つまり、普通の人は、因果を1回や2回で消すことが出来ないのですね。
簡単に言うと、同じ過ちを繰り返してしまうということです。
以前に、わたしの元に相談にきた女性は、カードローンで数百万円の借金を作ってしまっていました。
彼女の家庭の話を聞いてみたら、彼女の家庭は、子供の頃から決して裕福でなく、いつもギリギリの生活で借金をしてばかりいたそうです。
この場合も、彼女の親は、「お金にだらしがない」という性質を持った魂であり、今世に生まれ変わってくる過程において「経済観念を勉強する」というのが、親の魂の目的なのです。
同様に、彼女自身の魂にも「お金にだらしがない」という性質があり、それを改善するために「経済観念を勉強する」という目的があるのです。
そのため、あえてお金に苦労するような家庭に生まれることにより、「お金がない事の苦しみを知り、経済観念を勉強する」というのが、彼女の本当の人生の目的であり、解消しなければならない因果なのですね。
しかし、因果を解消するのはそうそう簡単にはいかないので、何故か彼女自身も、自ら借金漬けになるような人生を歩んでしまうのです。
つまり、もしあなたが人生に幸福感を感じられないとしたら、あなたは、自分の親を見ることで、「自分の問題点はどこなんだろう?」と想像することが出来るのです。
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あなたの今世の目的は、親を見れば解る
自分の親が嫌いな人、親のことを「許せない!」と思っている人・・・
そんな人は、まずは自分の家庭環境や、親子関係の状況を、客観的に見つめてみてください。
特に、親と同居している場合などは、本当の問題点は何なのか?という事が自分で見えなくなってしまうものです。
自分が一旦、この親とは他人になったつもりで、自分の親子関係を、第三者の目線で見つめてみるのです。
すると、「本当の問題は何なのか?」「その問題を解決するためには、自分はどうすればよいのか?」という事が解ってきます。
私たちがこの世に生まれてくる上で学ぶことは、大ざっぱにいえば、「人間関係の勉強」と、「経済観念の勉強」の、この2つなのです。
親の嫌いな部分を、よ〜〜く観察すると、それは自分自身が持っている、自分の駄目な所です。
駄目と言うとちょっと語弊があるかもしれませんが、あなたが「親の厳しい所が嫌い」と思っていたとしたら、自分も親になったら「子供に厳しくする性質」を持っているのです。
あなたが、「親の浮気性が嫌い」と思っていたら、「自分も浮気をする性質」なのです。
つまり、親の嫌いな部分が、あなたが今の人生において改善すべき部分なのですね。
あなたが親子関係で悩んでいるとしたら、まずはこの事をよ〜〜く理解したほうが良いのです。
ただ、中には「鳶が鷹を生む」なんて言葉のように、ダメな親から優秀な子供が育つ場合もあります。
しかし、こんなケースは本当に稀です。
大抵は、自分が今世の人生において魂を成長させるポイントは、自分の親に投影されています。
わたしの友人にも、恋愛は不倫ばかり、という女の子がいます。
この場合もやっぱり、その子の親も不倫ばかりして、自分の子供を捨てるような親だったのです。
つまり、その子の今世での目的は、「不倫をすると、人生でこういう弊害があるよ」という事を、親を見て学ぶことなのですね。
しかし、その子の場合も、親を見ただけでは学ぶことが出来ず、結局自分自身も不倫を繰り返すような人生を送ってしまっていたのですね。
しかし、本当に人生が辛かったら・・・
同じことを繰り返すのを辞めればよいのです(・∀・)ノ
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最後に・・・
今日は親子間に起きる問題や因果について書いてみました。
皆様の中にも、親子間で問題をかかえている方がいましたら、物事を一旦客観的に見てみて、「自分が今世で解消しなければならない問題は何なのか?」という事を考えてみることが、問題解決の糸口になると思います。
こうしていろんな事例を出すと、「因果を解消するのは大変だ!」と、最初から諦めてしまいがちになるかもしれませんが、わたしはそうは思いません。
因果とは、ただ「原因と結果」なので、この法則を理解すれば、今世のうちに因果はいくらでも消せる!と、わたしは考えております☆
読んでいただき、ありがとうございました!
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