宗教は何が問題なのか?宗教の問題点と宗教に対する考え方
- 2018.03.10
- 宗教のお話

こんにちは☆NORIです(・∀・)
今日は「宗教」のお話をしますね〜☆
宗教については以前から記事にしたいと思っておりましたが、先日、ある読者の方から「宗教についてどう思いますか?」と問い合わせをいただきましたので、これを機会に記事にする事としました♪
というわけで、わたしが考える「宗教」について色々書いていこうと思います(・∀・)ニヤニヤ
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そもそも宗教って何?
まずは、そもそも宗教って何なのよ?というお話から始めましょう。
世界には5大宗教と呼ばれる大きな宗教があります。
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教、ヒンドゥー教です。
ユダヤ教は「ヤハウェ」と言う神を信仰する宗教で、紀元前1300年ほど前に、モーゼが奇跡を起こしてイスラエル人を助けたことをきっかけにエルサレムで生まれました。(有名な海をぱかっと割るやつです)
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キリスト教は、キリストが神の生まれ変わりということで、同じくエルサレムで今から2000年ちょっと前に出来ました。
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その600年後には、同じくエルサレムで、ムハンマドと言う人が「神から掲示を受けた!」と言い出したことから、イスラム教が始まりました。
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長くなるので簡単に説明しますと、最初にユダヤ教ができて、人々は、しばらくはヤハウェを信仰していたのですが、途中からキリストが出てきて「わたしはヤハウェが今の世に遣わした救世主なのだ!」と言い出しました。
しかし、ヤハウェを信仰するユダヤ教の人たちは、「そんなこと言ってねーわ!」と怒って、キリストを十字架に貼り付けにしました。
しかし、死んだと思ったキリストは生き返り、その奇跡を多くの人が見て驚いて、キリスト教が誕生しました。
そしてしばらくは、ユダヤ教を信仰する人と、キリスト教を信仰する人がいたのですが、今度はムハマンドという人が洞穴で修行をしている時に「神から啓示を受けた!」と言い出して、その教えを広めることにより、アッラー(ヤハウェのアラビア語読み)を信仰するイスラム教が誕生しました。
ここで注目してほしいのが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3宗教は、もともとは同じ神様を信仰しているという事です。
そして、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教徒とも、聖地とされる場所は同じエルサレムで、実際エルサレムには、キリスト教の教会と、ユダヤ教の「嘆きの壁(神殿の残骸)」と、「岩のドーム」と呼ばれるイスラム教の神殿が隣り合わせに建っています。
つまり、それぞれの宗教が、「エルサレムは俺んとこの聖地だ!」と主張しあっている状態なのですね。
そのため、エルサレムを管理しているイスラエルとパレスチナを含めた中東諸国では、戦争が絶えないわけなのです。
先日、トランプ大統領が、「エルサレムをイスラエルの首都と認定する!」と宣言したことが問題になっていますが、これは何を意味するのかといいますと・・・
今まで、どの国の持ち物でもなく、宙ぶらりんな状態で国連が管理していた「エルサレム」という地区を、「イスラエルの首都にする」ということは、「エルサレムはユダヤ教の物です」と宣言したことになるのですね。
もちろん、ユダヤ人たちは喜びますが、反対に、現在迫害に苦しんでいるパレスチナ人や、イスラム教徒などは、怒り心頭なわけなのです。(実際は全てのユダヤ教信者が、トランプ推しなわけではありません)
で、次に仏教ですが、仏教は、簡単に言うと、2500年前にインドで生まれて、それが中国に渡り、日本に伝わったものです。
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しかし、その過程で、経典に書かれてあることの解釈が色々と変わったりしたので、インドの仏教と、日本の仏教は、色んな所が違うわけなのですね。
実際、インドにはヒンドゥー教もあったわけなのですが、簡単に言うと、ヒンドゥー教のほうが仏教よりも「民衆にとっては触りの良い教え」だったっために、今のインドは、ほとんどがヒンドゥー教信者になっています。
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宗教は、あくまでも人間が作ったのです
宗教は、「神の教えを広める」という目的を持っていますが、そもそも宗教が出来た理由は、悩める人々が幸せになるために「心の拠り所」が必要だったからです。
しかし、仏教の経典にしても、ユダヤ教の旧約聖書にしても、キリスト教の新約聖書にしても、それを作ったのは人間であり、しかも、教祖の弟子たちによって、教祖が死んでから何年も後に書かれた「メモ書き」が元なのですね。
そのため、「それって、本当に教祖が言った言葉を、そのまま書いてあるの?」なんて事も、疑わしいものなのです。
だって、メモ書きを残したのは、教祖本人ではなく、二流の弟子たちなワケですからね♪
まぁでも、大抵はどの宗教でも「良いこと」は書いてあるのは間違いないと思いますけどね。
そして、こういったいろんな宗教の教えの部分には「黄金律」と呼ばれる共通する部分があり、たとえば「あなたが人にしてもらって嬉しいことは、人にもしてあげななさい」とか、こういう「愛の部分」ですね♪
こういった部分は、素直に自分の人生に当てはめて生きていけば、実際に幸せになる事は出来るでしょう☆
そのため、聖書や経典を読むのは、わたし自身は、とっても良いことだとは思います♪
もちろん、この中に何かしら宗教をやっている方が見えましたら、あなたは、自分の宗教をただ信じれば良いと言えます。
だって、それがあなた自身が幸せになる方法なのですから(・∀・)
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宗教は必要か?
では次に、「宗教は必要かどうか?」という点から考えてみましょう。
わたしとしては、宗教は、本来なら必要ない!と思います。
しかし、現時点では「宗教はまだ必要かなぁ〜┐(´д`)┌ヤレヤレ」と考えております。
なぜなら、多くの人間はまだまだ未熟であり「何かすがるモノ」が必要だと思うからです。
実際、何か宗教を信仰することにより、人生を間違った道に進むこと無く、心から幸せを感じる生きている人も一杯いるとは思いますしね♪
そのため、現在、なにかしらの宗教に入っている方は、あなたの宗教を楽しんで続けて頂ければ良いと思います。
ただ、それはあくまでも、「あなたが信仰をすることにより、ちゃんと幸せになれているなら」という条件がつきますが・・・
もし、あなたがなにかの宗教に入っているとして、心は幸せを感じているのに、お布施によって貯金がどんどん減っているような状態だとしたら・・・
この場合は、話は違ってきます。
この場合、自分が洗脳をされている事に気づかなければなりません。
たとえ、心が幸せを感じていても、生活が貧困状態であれば、いずれは心の方も不幸になっていきます。
もしくは、「本当は自分は不幸だと気付いているのに、自分が選んだ宗教が間違っていたという事を自分で認めたくない」という心理状態になっている可能性も高いです。
この世界では、物質的な貧困状態では幸せになる事はできないのです・・・
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現在の宗教の問題点とは?
では、現代の宗教の問題点とは何でしょうか?
それは、宗教という哲学的な教えが、ビジネスや大衆支配のためのツールとして利用されている事実だと思います。
実際、権力者にとっては、大衆を支配するなんて、簡単な事なんですよね。
特に、物質的に貧困に陥っている人間は、正常な思考をする事ができなくなりますので、簡単に洗脳をすることが出来ます。
たとえば、よくある手法が「もうすぐアルマゲドンがやってくるぞ!」と、人々を不安にさせる情報を発信する手法です。
で、次に「助かりたければ入信しななさい!」と勧誘をします。
そして面白いのが、日本にある数千という宗教団体が、この様な同じ手法をとっている事です。
ほとんどの宗教団体で、「うち以外の宗教は悪魔教だから!」とか、「うちが本物の神だから他は偽物です!」とお互いに言い合っているところなのです。
宗教団体って世界中には何千も何万もあるのですね。
それらの宗教団体が、お互いに「自分の所が本物の神様で、あとは悪魔だから」と言い合い、お互いに喧嘩をしているのが今の現状なのですよ。
実際、わたしのブログにも、「この記事は間違っているので書き直せ」と、かなり高圧的に命令をしてくる人がいます。
そして、そんな人は、傾向的にクリスチャンか、聖書を熟読している人。という特徴があります。
先ほどもお話しました通り、自分が幸せになれるのなら、自分の神様を信じていればよいのですね。
それなのに、わざわざで検索で自分と違う意見を言っている人探して、その人を攻撃する・・・なんて事を趣味にしているような人は、「あなたの宗教は、喧嘩をすることが好きなんですね〜(・∀・)ニヤニヤ」という事なのですね。
そもそも、聖書を信じて自分が幸せなのなら、わざわざ違う意見を言っている人を探して喧嘩を売る必要は無いはずなのに、そんな人は、自分の心に迷いがあり自分が不幸だから、わざわざ自分と違う教えを行っている人のところに乗り込んで、いちゃもんを付けるのですね。
そして、こんな人に限って、自分のそういった愚かな行動により、自分自身が不幸になっていることに、まったく気づいていないのです。
他にもおかしな例としては・・・
例えば某中東の宗教の「ジハード」などはわかり易く、「異教徒を沢山殺して自分も死ねば、それですべての罪が許されて天国へ行くことが出来る」という、めちゃくちゃな教えなのです。
インドで有名な宗教におけるカースト制度(身分制度)も、根本から人類を差別するような考え方であり、これも無茶苦茶な理論です。
聖書を頑なに信じる人の中には同性愛者を批判している人もいますし、同性愛者は悪魔の使いであり滅びるべきだとか、無茶苦茶な事を言っているのですね。
このように、現在の宗教は、権力者が「大衆支配」を行うために、宗教の教えを自分たちの都合の良いように歪めてしまい、悪用しているといえます。
わたしたちは、「宗教団体」と聞くと、なんだか嫌な感じを受けるのはそのためで、それは正常な思考でしょう。
そして、新興宗教といわれるような最近新しく作られた宗教も、真面目にやっている宗教団体よりも、洗脳目的でやっている宗教団体の方が、はるかに多いのです。
わたしはあえて、どの信仰宗教団体がこういった悪事を働いているとかは書きません。
それはもう、皆さん一人ひとりの感性で感じ取って貰えば解ることだと思いますしね〜(・∀・)ニヤニヤ。
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宗教の様なものは世の中には沢山あります
宗教のようなものは、今の世の中には沢山あると言えます。
たとえば、「自己啓発セミナー」と呼ばれるセミナーの中には、たいへん怪しいモノも沢山あるらしいですね。
怪しい自己啓発セミナーは、外界と遮断された空間の中で、大声で叫んで何かやったりとか、日常では体験できない状況を意図的に作り出すことにより、セミナー参加者を洗脳させ、高額なセミナー費用を取り、そして、洗脳に成功した人間を利用して、また新たな洗脳予備軍を集めるシステムとなっております。
しかし、こういった怪しいセミナー参加者のほとんどは、それでも「良い体験が出来た!」と大満足なご様子ですが、これは単に、外界から遮断された空間で異常な体験をさせられた事を、「自分の精神レベルが上がった」と勘違いしているだけに過ぎません。
そして、新興宗教でもこれと同じ事が行われ、信者が正常な思考判断が出来ないようにするために、外界から遮断した空間に隔離して、自分自身で思考をする暇もあたえないように、肉体的にも精神的にも極限まで追い詰めるような「修行」を行います。
まぁ、こういった事は多くの方がすでにご存知だとは思いますし、その証拠に、オウムのサティアンで修行していた信者の映像を見ても「これは楽しそうだ!」と思った人は、一人もいなかったでしょう。
とは言っても、こういった怪しい自己啓発セミナーや、宗教に騙され洗脳される人というのは、必ず一定数いるんですよね。
なんで、このような状況が成立するかというと、世の中には、それだけ精神的に未熟な人が多いからなのです。
騙されるような人というのは、問題を自分から解決しようと努力をすることもせず、ハナから「何かに助けてもらおう」という考えの人です。
そのため、簡単に宗教団体に依存してしまうのです。
悪意ある宗教団体は、「信者を依存させること」を目的としていますので、向こうからしたら、「信者(カモ)を集めるのなんて余裕だわ〜」と思っている事でしょう。
そしてこれは、宗教団体や、自己啓発セミナーを行う人だけでなく、スピリチュアルな業界でも普通に行われています。
騙されやすい人とうのは、とにかく、自分から依存をしたがります。
そのため、わたし自身も、全ての相談者に返事を書くわけではないのです。
なぜなら、「この人は依存体質だな?」と感じる人に対しては、「あなたは自分から依存を求めていますよ」と言うことに、気付いてほしいからです。
つまり、わたしに依存してくるような人は、わたしは、あえて返事を書かない様にしているのです。
その理由は、「自分が依存心を持っているために不幸になっている」ということに、ええかげん気付いてほしいからです。
「そんな依存思考で生きていると、詐欺師に簡単に騙されて不幸連鎖に陥りますよ!」という事を学んでほしいからなのですね。
逆に、悪意ある宗教団体や、詐欺師の占い師とかは、こういった依存心のある人が大好きなので、「あなたの事は何でも理解できるわよ♡」と、優しい言葉で向こうから近づいてくるわけなのですね。
これが、宗教やスピリチュアルを悪用した詐欺師の手法なのですね。
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じゃぁ、何を信じればよいの?
このように、一口に宗教団体と言っても、まともな宗教団体もありますし、悪意ある宗教団体もいますので、「宗教は必要ない!」なんて事も、簡単には言えないのですね。
ただ、宗教という教えは、そもそもは「哲学」なのですよね。
教典とは、人間が幸せに生きていくための知恵が書かれた教科書であり、聖書でもコーランでも、書かれてあることは、大抵は「ためになるお話」なのです。
ただ、それを利用して、お金儲けをしたり、大衆支配をしたりしている人たちがいますよ、という話なのです。
そのため、わたしたちは「自立」をしなきゃいけないのです。
それでも、もし何か1つ神を信じたいのだとしたら・・・
「自分の中の神様を信じる」というのはどうでしょうか?
宇宙には、宇宙誕生より存在するめちゃくちゃ巨大なエネルギーがあります。
ただ、エネルギーとはいっても、それは現在の物理学では解明されていないので、とりあえずエネルギーと言っておきますが、その偉大なるエネルギーが、ひとりひとりの中の魂にも入っているのです。
神社に鏡が置いてあるのは、「神はあんたの中にいるんだよ、ということに気ずきましょう☆」という神道の教えです。
そして、自分の中に神がいるってことは、相手の中にも神がいるって事になります。
つまり、「他人の嫌がることはしちゃいけないよ〜」と言ったような、宗教の黄金律の部分だけを、信じていれば良いのです☆
ちなみにわたしは、何も宗教はやってませんが、神社やお寺に行くのは好きです。
何故かと言うと、ふいに呼ばれたような気がするからです(・∀・)
わたしたちは、日本人としてこの日本という国に生まれました。
そのため、もし宗教を何かひとつ信じるのなら、神道を信じるのも良いと思います。
なぜなら、わたしたちは、この時代のこの日本に生まれてきた理由を、すべてあの世で決めてきているからです。
わたしたちは、理由があってこの日本に生まれてきているので、この日本で古くから信仰されている宗教を素直に信じておくのも、また自然だと言えますしね(*´ω`*)ノ
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最後に・・・
今日は、宗教について色々と書いてみました☆
皆様が、どんな宗教を信じるのかは、それは自由です。
しかし、そこで、他の宗教信者と喧嘩をするようでは、宗教の教えを営利目的に利用している人たちと同じ思考になってしまいます。
これは、スピリチュアルを信じている人にも言えることですが、他人と喧嘩するようでは、本末転倒なのですね。
皆様は、自分が楽くなれる宗教を自由にやっていけばよいですし、何も宗教をやっていない人は、宗教なんて信じないのも自由ですし、スピリチュアルな法則で言われているような、自分の中に神を持つのもよいでしょう。
もしくは、バシャールのようなチャネラーを信じてもよいですし、江原博之さんのファンになるだけでも良いと思います。
ただ、あなたが信じる宗教がインチキ詐欺師ではないか?という点は、注意したほうが良いですね。
といっても、詐欺師は簡単に見破ることが出来るんですけどね♪
簡単に言うと、お布施というカタチであなたの貯金がどんどん減り始めたら、「詐欺師」を「教祖」として信じるように洗脳されていると言うことなのですよ(*´ω`*)
読んでいただき、ありがとうございました!
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