怒ると自分が損をする!? キレて得をすることは何一つ無い
- 2018.05.25
- 幸せに生きる術

こんにちは☆NORIです(*´ω`*)
今日は「怒りの感情」や「怒ってキレる事」について書いてみようと思います。
「怒り」については、以前も記事に書いたのですが、前回の記事は「回りにいる怒っている人に対する対処法」がメインでしたが、今回の記事は「自分が怒ることは、めちゃくちゃ損なのです!」というお話になります。
実際、自分が怒ったりキレることで、自分が得をすることなんて何一つありません。
その理由も含めて、「怒るということが、いかに損をすることなのか?」について詳しく書いていこうと思います(・∀・)
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自分がキレると、自分が一番損をする!?
世の中には、「キレやすい人」というのがいるといえます。
何を隠そう、わたしも若い頃は結構怒りっぽくてキレやすかったのですが、まぁ今はキレるなんて事は殆ど無いかもしれません。(1年に1回位はあるかも?)
大抵の人は、年を取ると怒ったりキレたりしにくくなるのですが、その理由は、人生経験を積むうちに、怒ったりキレてたりしても、結局は「損をするのは自分なのだ」と学ぶからではないか?と思います。
と同時に、単純に体力がなくなって「怒りというエネルギーが出せなくなる」なんて理由もあると思いますが・・・
反面、世の中には、怒りまくるジジイとか、キレまくる老人も多いように思えます。
いい歳してキレたり怒ったりを頻繁にしている老人は、誰の目から見てみ「みっともねぇ〜なぁ〜」と思いますよね(・∀・)
人間は、歳を重ねれば、それ相応に精神的に成熟するものなのですが、いい年こいて怒りの感情を自分でコントロール出来ないということは、「人生で何も学んでない」とも言えますし、「人格の成長が全然成されていない」とも言えます。
もっとも、痴呆が進んで、脳科学的に怒りやすくなるなんて事もあるみたいですけどね。
しかし、ほとんどの人が、何となく気づいているのではないか?と思いますが、実際、自分がキレたり怒ったりして、自分が得をすることは無いのですね。
怒りの感情を持つということは、ただひたすら自分が損をします。
そして同時に、怒りとは、自分が損をするだけでなく、周りの人にとっても大迷惑です。
仏教でもキリスト教でも、基本的には「怒りは愚かである」とされています。
では、自分が怒ることによってどれだけ自分が損をするのか、書き出してみましょう・・・
◯怒ると、体力が消耗する
◯怒ると、精神が消耗する
◯怒ることによって、周りの人たちも迷惑する。よって周りから嫌われる
◯人間の脳は、怒ると知能指数が下がる様に出来ている
とまぁ、こんな感じで、怒って得をするなんてことは無いのですね。
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怒りながら、物事が上手く行くことは有り得ない
怒って自分が得をすることは一切ないというのは、上に書いた例でよくご理解いただけたかとは思います。
しかし、自分が怒ることによって、自分にとって一番マイナスになるのは、一番下に書いた「人間の脳は、怒ると知能指数が下がるように出来ている」という部分なのですね。
たとえば、最近多い「煽り運転」とかの交通トラブルから、傷害事件や死亡事故につながってしまうケースは、解りやすいと思います。
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交通トラブルによって、怒って高速道路上で車を止めたり、相手の車を煽ったりしたら、どうなるのか?
冷静な状態なら「事故が起きる確率が増える」というのは分かるんですよね。
しかし、怒ると、こういった当たり前の思考ができなくなっちゃうんですね。
なぜなら、先程も書いた通り、人間の脳は、怒ると知能指数が下がるように出来ているからです。
傷害事件や殺人事件なども同じ事が言えます。
毎日楽しく笑っている人が、傷害事件を起こしたり、人を殺したりとかは、ありえないのです。
まぁ中には笑いながら人を殺すような殺人鬼もいるかもしれませんが、そういった基地外は例外です。
傷害事件を犯す人、殺人事件を犯してしまう人、犯罪を犯す人というのは、基本的に怒っている人なのですね。
そのため、人は「怒らない方が良い」のです。
たとえば、仕事でなんかムカつくことがあったとしても、怒りながら仕事をするのと、楽しみながら仕事をするのとでは、仕事の質も、かかる時間も全然違って来ます。
怒りながら仕事をすれば、ミスをする確率も増えますし、余分に時間がかかってしまうのは、誰にでも解ることかとは思います。
なぜなら、人間の脳は、怒ると知能指数が下がるからです。
怒りがこみ上げてきたら、どうすれば良い?
とは言っても、社会生活を営んでいる以上「全く怒るな!」というのも、なかなか難し話なのですね。
大切なのは「怒ってはいけない」ではなく、「怒ってもすぐに自分で静めること」なのです。
そして、精神的に成熟してきた人というのは、これが自然と出来るようになってきます。
そしてこれは、別の記事でも書きましたが、賢い人というのは怒りの感情を上手くコントロールして、「演技で起こったフリをする」なんて事もやってのけるのですね。
というわけで・・・
怒りがこみ上げてきても、なるべく早く怒りを沈める方法なんかを書きたいと思います。
深呼吸する
怒りを鎮めるには、実は、これが一番効果的だったりします。
人間の脳は、怒りの感情が25秒以上続いたら、それから先もずっと怒りを持ち続けてしまう傾向にあります。
つまり、何かムカつくことが起きてキレそうになったら、25秒経つ前にすかさず深呼吸を繰り返して、気持ちを落ち着ける事を試みると、怒りの感情は、意外とそれ以上続かないものです。
怒っていると、体も精神も消耗しますが、その消耗具合というのは「怒っている時間」に比例します。
というわけで、怒りがこみ上げてきても、怒っている時間を長引かせないようにする事が大事なのですね。
輪ゴムをパチンとはじく
あらかじめ手首に輪ゴムを巻いておいて、怒りがこみ上げてきたら、輪ゴムを引っ張ってパチンとします。
これが何で怒りを鎮める効果があるのかといいますと・・・
人間には「幸せ」をより多く感じる事が出来る「セロトニントランスポーター」というホルモンがあります。
セロトニンは、別名幸せホルモンと呼ばれており、人間が痛みを感じることでも分泌されるのですね。
そのため、輪ゴムでパチン!と痛みを与えることにより、セロトニンを分泌させて、怒りの感情から幸せな感情に持っていこう!という対処法なのですね。
輪ゴムをしていなかったら、両手を大きくパチン!と叩くだけでも、効果がありますので、ぜひお試しください☆
カレーライスを食べる
カレーには、セロトンを増やす効果があるそうです。
ちなみに、わたしはカレーライスが大好きです♪
だから、あまり怒らないのかもしれません(*´ω`*)
正しい怒り方を心がける
まったく怒るな!と言っても、これはなかなか難しいことです。
しかし、「怒り」には、正しい怒り方と、悪い怒り方があると考えてください。
たとえば、感情の赴くまま、自分の怒りのパワーを増幅させるのは、悪い怒り方です。
こんな怒り方は、先程書きましたとおり、精神を激しく消耗しますし、自分の知能指数(思考能力)も下がるので、自分にとって良いことはひとつもありません。
ではどうすればよいか?というと・・・
まず、怒っている時間をなるべく短くする事です。
そして、物事に対して反射的にキレるのではなく、物事を客観的に見つめてみて「理性的に怒る」ように心がけます。
イメージ的には、怒っている自分を一段上から冷静に見つめてみて、「これは良くないことだな」と冷静に理解した上で、怒りの感情を少しづつ薄めていく感じです。
こう言った怒り方を心がけていれば、怒りのパワーが暴走し、その怒りのパワーによって自分自身が疲弊するのも最小限に抑えられます。
「怒」は「幸」には勝てない!?
実は、人間の脳は「怒りの感情」よりも「幸せの感情」の方が勝つように出来ているのです。
同様に、「辛い」と感じることや「寂しい」と感じることよりも、「幸せ」や「楽しい」といった感情が勝つようになっているのですね。
解りやすい例を書きますと・・・
なにか良いことがあって幸せに笑いまくっていたり、楽しんでいたりする人を、後ろからハリセンで頭を叩いても、その人はおそらく怒らないのですね。
なぜなら、人間の感情は「怒り」よりも「楽しい」が優先されるからです。
では反対に、めちゃくちゃ怒っている人を、笑わせたらどうなるでしょうか?
これは別記事の「嫌は愉には決して勝てない」でも書きましたが、もうひとつ、わたしの体験談をお話しますね。
わたしが中学1年の時、教室内でガムを噛んでいた生徒数人が、終礼の時に前に立たされて、皆んなの見ている前で担任の先生にビンタされた事があったのですね。
とても厳しい先生だったので、「絶対に許さんぞー!」と言って、一人ひとり順番にビンタしていったのですが、その途中で、わたしの隣の席に座っていた「Tくん」が、「批判の顔〜♪」と言って、ゴリラの顔真似をしたのです(・∀・)
Tくんは元々ゴリ顔なのですが、そんなTくんのゴリラのモノマネを見たビンタされた生徒たちは、泣き顔のまま「ぷっ」と吹き出したのです。
そして、Tくんのゴリラ顔をみた先生も、今まで怒っていたのに、顔が「ニヤッ」と笑ったのを、わたしは見逃しませんでしたw
つまり、人間は、「怒り」と「楽しい」の同じ量の感情があったとしたら、「楽しい」の方が勝つようになっていると言えるのですね。
これはある意味、人間が自分の体を守ろうとする「生存本能」なのだと思います。
なぜなら、怒りとは、人間の体にとって「毒」であり「害」だからです。
もしも、1日24時間怒りっぱなしな人間がいたとしたら、たぶんその人は死んでしまうと思います・・。
最後に・・・
今日は「怒り」について書いてみました。
社会生活を送る以上、「怒り」を完全に切り離すのは、なかなか難しいとはいえますが、怒ることによって、自分が得をすることは無いのですね。
というわけで、怒りの感情が湧き上がってきても、自分自身で怒りを静めるような思考方法をとったほうが、絶対にお得なのです☆
読んでいただき、ありがとうございました!
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