意識は脳が作る幻想なのか? 受動意識仮説と魂のお話
- 2018.06.04
- 科学とスピリチュアル

こんにちは☆NORIです(*´ω`*)ノ
今日はリクエストをいただきました「受動意識仮説」について書きたいと思います。
受動意識仮説なんて言葉は聞き慣れない方も多いと思いますので、簡単に説明しますと・・・
受動意識仮説とは、慶應義塾大学大学院の前野隆司教授によって提唱される「意識は脳がつくる幻想である」という仮説です。
ただ、スピリチュアリストの私としては、「人間は、魂という霊的存在である」と考えております。
そんなわけで、今日のお話は、他の方が言っている事とはちょっと違ったお話になると思いますが・・
「人間の意識とは何か?」「人間が魂なら、脳の働きや目的は?」なんて事を書いていきますね〜。
あっ!今日のお話は、たぶん全然面白くないと思いますが・・・
まぁ、お時間ある方はお付き合いくださいませ〜(*´ω`*)ノ
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受動的意識仮説とは?
では、まずは受動的意識仮説とはなんじゃらほい?ということで、受動的意識仮説を簡単に説明してみますね。
たとえば、あなたが、お腹がすいたのでカレーライスを食べようと思います。
その時に、先週はカツカレーを食べたので、「今日はチキン煮込みカレーにしよう!」と思うとしますね。
このように、人間の脳には、過去の経験からこれからの行動を決めるために、「エピソード記憶」という機能が備わっているそうです。
エピソード記憶は、動物には見られないらしく、犬は、「昨晩はドックフード食べたから、今日は趣向を変えてビーフジャーキーを食べたいな」なんて思いません。
犬の場合は、ただ目の前にご飯があって、お腹が空いたら食べるだけです。
そして、このエピソード記憶は、人間の脳が進化するにあたり、必要な機能だったために、生まれたということなのですね。
更に、エピソード記憶を機能させるためには、「意識の存在が必要だった」ということらしいのです。
これはどういう事かと言いますと、脳には、ニューラルネットワークが作り出す「腹減った」とか、「殴られて痛い」とか、「転んで怪我したら血が出た、血が出るとマズいので血を止めなきゃ!」といった「無意識」が作り出す情報が沢山あります。
こういった無意識が行う情報処理は、生存本能に基づく情報だったり、生物としての機能を正常化するために、膨大な量の無意識が、それぞれ個別の情報処理作業を自動で行っているのですね。
そして、膨大な量の無意識の情報を、エピソード記憶として時系列で整理整頓し、その過程で「感情」というスパイスを与えて、それらの情報を受動的に取りまとめるために「意識というものが後から作られた」というのが、受動的意識仮説の大まかな内容となります。
わたしは進化論を信じていないのでアレなんですけど、このように「意識というものは、後付されている」という受動的意識仮説の考え方は、人間が進化をすることによって備わって来たのではないかと言われておりのですね。
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受動的意識仮説と人工知能
ほとんどの人にとっては意識とは自分の中心にあり、自分が感じる感情などは、中心の意識によって作られると考えることでしょう。
これは、従来の脳の機能の考え方で、能動的意識と言うことが出来ます。
では、なんで「受動的意識仮説」の様な、「意識は、本当は後から作られる幻想のようなもので、脳は無数の無意識の情報によって機能している」といった考え方が生まれたのかと言いますと、どうやら、AI(人工知能)の開発をした時に、受動的意識仮説の考え方でAIを設計したら上手く行ったからだそうなのですね。
最初、AIを設計した時は、従来どおりの能動的意識で作ろうとしたらしいのですが、これだと上手く行かなかったそうなのです。
つまり、コンピュータに「意識」を持たせようとした時に、膨大な無意識が計算する情報を、客観的に観察して時系列に処理する意識のような機能を付けたら、成功したそうなのですね。
といっても、わたしは技術屋じゃないので、詳しいことは解りません。
もし、表現におかしなところがあっても、そこはご容赦くださいませ♪
脳の機能と魂の関係
さて、ここからは、わたしの考えとなります。
というわけで、別に信じてもらわなくても全然OKです☆
わたしは、人間とは「霊的存在」と思っているのですね(クドいですが(・∀・)
というわけで、人間には、前世からの経験や因果などの「魂の持つ情報」が残っているのです。
ただ、輪廻転生の仕組みによって、前世の記憶は消えてしまいますし、人は、自分が霊的存在であるという事を、なかなか思い出せないのですね。
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更に、近年の唯物論的思考は、「自分が霊的存在である」という考えを益々遠ざけてしまうために、自分の魂の奥底に眠る「人生の目的」や「生まれてきた理由」というものを、一生思い出さないまま人生を終えてしまう人が増えてきていると言えます。
受動的意識仮説が本当なのかどうかは、わたしには解りませんが、ただ、脳の機能としてそういった様な働きはあるような気がします。
その証拠に、わたしたちは、脳を上手くコントロールすることにより、自らプラス思考を作り出すことによって幸福感を増やすことも出来ますしね♪
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しかし、意識を脳の機能だけで説明しようとしても、どうしても説明できない部分もたくさんあるのです。
たとえば、前世の記憶を持つ子供を調査したら、その子の言う通り、「過去に該当する人物が本当いた!」なんて話はゴロゴロあるのですよ。
わたしは、人間の意識となる部分は「魂」が持っていると思っております。
同時に、受動的意識仮説で言われるような、脳が作り出す意識も存在すると思います。
しかし、現代人の魂を信じない考え方が一般的になるにつれて、本来の魂の目的を忘れてしまうために、魂よりも脳のほうが主導権を握ってしまい、その結果、人生が上手くいかないのだと思うのですよね。
意識の正体というのは、あと50年もすれば、明確に解明できるのではないか?とわたしは考えております。
その理由は、今後、人工知能の開発が進むに連れ、一見は人間と変わりなく感情を表現するようなロボットも登場してくることになるからです。
ただ、ロボットには魂は宿りません。
そのため、いくら人間と同じ様な思考をする人工知能でも、それは人間には成りえないのですね。
なぜなら、いくら人間と同じ様に思考をするように受動的に意識を持たせた人工知能であっても、魂が宿らない以上、そこには前世からの膨大な情報の蓄積による因果や、魂が本来持つ「理念や哲学」といったものを、人工知能が自然に持つようになるとは思えないからです。
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最後に・・・
今日は、受動的意識仮説や脳と魂のお話を書いてみました☆
わたしは、人間の意識とは魂であり、脳は演算装置に過ぎないと考えております。
ということで、魂が持つ意識が「真我」なのだとしたら、脳が作り出す意識は自我であり、実は偽物の意識でしかないのでしょう。
まぁ、これはわたしの考えなので、全然信じてもらえなくてもOKですけどね♪
読んでいただき、ありがとうございました!
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