お金と老後と投資の考え方

お金と老後と投資の考え方




こんにちは☆NORIです(・∀・)ノ

今日も皆さん大好きな「お金」のお話です〜(*´ω`*)♪

さて、先日読者の方からこんな質問を頂いたのですが・・・

「老後は2,000万円必要らしいですが私は働きたくないです」
「投資とかしたほうがよいのでしょうか?」

と、こんな感じの質問を頂きました。

さて、この質問に対してわたしの考えを伝えようと思ったら、実はものすご〜〜〜く長くなってしまうのですね。

何故かと言いますと、この質問にお答えしようと思ったら、「労働とは何か?」「投資とは何か?」「年金とは何か?」について色々とお話していく必要があるからです。

更に言うと、「お金がないので投資をしたい」←実は、この動機で投資を考えている事自体が、日本語として意味が通じない、めちゃくちゃな事なのです

何故かと言うと、そもそも投資とは、お金を沢山持ってる人がやるからこそ意味があるからです。

というわけで、今日のお話は少々長くなりそうですが、興味のある方は読んでみてくださいね〜☆


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流行りの「老後2,000万円必要」について思うこと

ではまず、流行りの「年金足りないぞ問題」から書いていきますね〜(*´ω`*)

なんだか、チマタでは金融庁が「おまいら、もう年金払えないから老後は2,000万円各自で用意しろよな!」的な発言をしたことにより、各地で炎上モードのご様子ですが・・・

まず、わたしの意見を言わせてもらいますと「何を今さらw」という感じなんですよね。

だいたい、年金が足りなくなるなんてことは今頃解った事ではなく、こんな事はず〜〜〜っと前から解りきってた事なのではないでしょうか?

しかし、ここで金融庁に文句を言っても、しょうがないのですよね。

たとえば、年金足りない問題も、消費税増税も、日本国民の資産がいろんな形で海外に流出している件も・・・お金のことに関して、国に文句を言い出したらキリがないのです。

確かに、オカミに文句を言うのは簡単です。

政治が悪いとか、安倍ちゃんが悪いとか、国が悪いとか・・・これを言い出して、犯人探しをしていくと、何処にたどり着くかと?と言いますと・・・

たとえば、日本国民の資産が、税金という形で海外に流れているから悪いんだとか〜

そのお金も、国民には解らないように国際グローバリストに流れているのが問題だとか〜

最終的には、イルミナティとか、国際銀行家とか、ユダヤ資本が悪者らしい!という部分に到達するワケなのですね。

しかしここで、今更「誰が悪い、彼が悪い」と言い出しても、仕方がないワケなのです。

何故かと言うと、わたしたちは、この地球の文明社会の中の「資本主義」という仕組みの中で生きているわけであり、この仕組の中で生きている以上、今更その仕組に文句を言ってもしょうがないからです。

もちろん、世の中には、こういった仕組みを根底から変えていこうとする行動力がある人達もいるわけであり、そんな方は、わたしとしても心より尊敬をします。

しかし、99.9999%の人たちは・・・ただSNSで文句を言うだけ・・なのですね(・∀・)

そもそも税金というのは、国を運営するにあたって必ず必要なものなのです。

それが国によって「多いか?」「少ないか?」だけの事なのです。

そして日本に限らず、国民から税金を徴収する際は、ある時は「年金」と言葉を変えたり、ある時は「消費税」と言う解りやすい単語を使ったりして、税金を徴収するのですね。

政府とは昔からそういうモノなのです。

この資本社会で生きるのが嫌なら、山奥にこもって自給自足の生活をするしかありません。

もしくは、ブロガーのイケダハヤトさんみたいに、高知の限界集落で家賃4万円で節約生活をしながら、ネットビジネスで億単位の売上を稼いで生きていく・・・なんて方法もあるわけです。

更には、日本が嫌なら海外に行けばよいだけの話です。

実際、起業家の中には日本の馬鹿高い税金を嫌って、海外に飛んでっちゃう人もいるわけですからね♪

というわけで、わたしから言わせれば、金融庁の「老後2,000万円必要ですよ〜」って大騒ぎしているのを聞いても「え?今更何言ってるの?」という感じしかしないのですね。

年金制度なんて、発足当初から辻褄が合わない破綻した理論なのに、こういった制度が問題なく継続すると考えてしまう方がオカシイのです。


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お金と仕事の「西洋的価値観」と「日本的価値観」

以前のブログでも書きましたが、日本人は勤勉な国民です。

日本人の魂の奥底には「労働とは尊く美しいものである」という血が流れており、わたし自身は、こういった日本的な労働とお金の価値観が、結構好きだったりします(*´ω`*)♪

これは、日本が島国であるとか、何千年にもわたり他国からの占領を経験したことが無いとか、色んな複合的要因が重なり合って生まれてきた、日本特有の美しい価値観なのですね。

では、お金や労働に対する考え方は、西洋ならどうなのか?というお話をしますね。

まず、キリスト教圏の国では、簡単に言うと「労働とは奴隷が行うもの」とされています。

つまり、「自分がいかにラクをして奴隷に働かせるか?」という価値観が、西洋的な労働の価値観です

ただ、それが間違っているという話ではないのですね。

わたしがお伝えしたいのは、「キリスト教圏では、労働はできる限りするべきではない。という考え方なのですよ〜」という事を、皆様にお伝えしたいのです。

その為、西洋的な資本主義の考え方では「早期リタイヤ」という考え方が格好イイとされており、日本人の一部の方にも、この様な考え方が根付いていると言えます。

ただ、この様な「労働とお金の考え方」については、皆さんの好みで、西洋的、日本的、好きな方を自由に選択していただければよいと思います。

たとえば、投資という仕組みがあります。

では、このブログを読んでくださる方の中に、投資とは何か?を明確に説明することが出来る方が、どれくらいいるでしょうか?

多くの方は、投資とは「自分の資産を増やすための手段」と考えているとは思いますが、実は、これは間違いなのです。

正しくは、投資とは、自分の好きな企業を応援するために、企業にお金を援助してあげる行為なのですね

それがいつの間にか、投資は、自分が儲けるためのギャンブルにすり替わってしまっているのです。

それに、投資というものは「元手」が必要であり、投資の為に使えるある程度のキャッシュがないと、投資という活動は出来ないものです。

つまり、投資というものは、お金を沢山持っている人がやるからこそ、投資家も企業も、お互いに利益が出せる仕組みなのですね

というワケで、今回の質問者様のように「お金がないので投資をしたい」という行動指針は、そもそも無理があるのです。

では、投資の仕組みを分かりやすく説明するために、ちょっと例を出しますね・・・

たとえば、日本人全員が「わたしは投資家になる!」と言い出して、全員が投資家になったとしましょう。

では、こんな社会は成立すると思いますか?という事なのですね。

これは、少し考えれば解ることなのですが、こんな社会システムはそもそも成立しません。

何故かというと、社会システムを運営するためには、労働者という「価値を生み出す人たち」も、必ず必要だからです。

労働者が、食料や工業製品を作ったり、物流を機能させるために日夜働いているからこそ、経済が回るのですね。

そして、そんな労働者たちをまとめる企業という組織に資金を援助するのが、投資家の役割です。

もちろん、投資家の資金援助によって、労働者が働ける様な仕組みづくりが維持できているという事も間違いないのですが、労働者がいるからこそ、投資家が生きていけるのも事実です。

問題なのは、こういった事を解っている方が何人いるか?ということなのですね。

たとえば、ネット上には投資家を目指す若者や、「わたしは投資で大金持ちになりました」的に“成功者”を装う人達が結構います。

ただ、こんな方は、言ってみれば「わたしは自分が仕事をしたくないので、他の人に労働をさせて自分はラクして生きていきます」と言っているのと同じなのです。

つまり、「自分だけはラクをしたい」という、そのまんま西洋的な思考な人たちなのですね。

しかし、本来の投資の仕組みを考えれば、投資で稼いでいる人は、「自分が食べていけるのは、労働者の皆様が働いてくれるから」ということをちゃんと理解して、労働者の方々に感謝をすべきなのではないでしょうか?

ここを理解できずに、投資でたまたま儲かったのを「自分は才能があるから」とか、「自分は成功者だ」なんて勘違いをしてSNSでアピールしている人を見ると、わたしには「とっても痛い人(*´∀`)」に見えるのですね。

逆に、一人で何十億もの資産を作っても必要以上のお金を溜め込もうとせずに、フェラーリ買ったりタワーマンション買ったりしてる人のほうが、「経済を回している=世の中に貢献している」という意味で考えれば、「この人、ちゃんと解ってるな」と思いますし、そんな人の方が、わたしは結構好きだったりします(*´ω`*)♪

わたしとしては、「いくら資産を作った」で自慢する人よりも、「いくらお金を使ったか?」で自慢するほうが、「経済を回している」という意味では、まだ格好いいと思うのですね(・∀・)

老後が不安な方はどうすればよい?

では、老後が不安な方は、どうすればよいか?

というわたしの考えを書きますね〜

まず、今後は「老後」という概念自体が無くなっていきます。

何故かと言うと、将来的には、日本は老人だらけになるからです。

右を見ても、左を見ても、周りは、じーちゃんばーちゃんだらけ♪になります。

ということは、国民のほとんどが老人なので、もう「老後」という相対比較的な言葉は無くなっていくわけです

しかも、医療技術は年々進歩しておりますので、ジジババだらけの世の中になっても、皆んな意外と元気で過ごせるようになります。

一昔前は、65歳で定年と言われておりました。

でも、今後は皆が100歳まで生きる時代となります。

となると、残り35年は無職で過ごす計算になるわけなのですが、そうなると、日本中は無職のジジババだらけになってしまうので、今後はおそらく、定年が70歳、75歳、80歳と、どんどんと伸びていきます。

そして同時に、年金支給年齢も、70歳、80歳、90歳・・・結局一銭も貰えないw

なんて時代になるのですね(*´ω`*)

では、そんな時代が来た場合、どうすればよいか?というと、答えは簡単、死ぬまで働き続ければよいのではないのでしょうか?

日本人には、元々「労働は美しく尊いものである」という考えが根付いているので、日本に生まれたのなら、日本人らしく生きればよい。と、わたしは思うのですね。

そしてこれは、わたしがブログでよく書いていることになるのですが、もう昔とは違って、辛くて過酷な労働は、機械やAIが代替わりしてくれる時代になるのですね。

テクノロジーの進歩によって、仕事は益々自由に選べる様になりますし、幾つになっても仕事をし続けていたいと思う人は、人の何倍も稼いでその分多くの税金を払い、反対に働きたくない人は、働かないで国に食べさせてもらえば良いのです。

日本には今でも生活保護というシステムもありますし、将来的にはベーシックインカムのような制度も整備されるでしょうから、この日本においては、仕事をしなくても餓死することはありえないのですね。

もしくは、80歳から100歳までは働きたくない・・なんて方は、その分の貯金をしておけば良いだけです。

方法は、タンス貯金でも口座預金でも、国のおすすめする積立でも、なんでも良いと思います。

もちろん、投資によって老後の資産を作るのも良いと思いますが、その際は、先に書いたように「投資はなぜ儲かるのか?」という仕組みをちゃんと理解したほうが良いのでは?と、わたしは思うのですね。

 

最後に・・・

今日は前回に引き続き、お金のお話でした〜(*´∀`)

このお話は、あくまでも私の考えでしか無いので全然賛同してもらわなくても構いません♪

読んでいただき、ありがとうございました!


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