ボランティアで不幸になっていませんか? ボランティアの正しい考え方
- 2018.07.26
- 世の中の仕組み
こんにちは☆NORIです(*´ω`*)ノ
今日は「ボランティア」についてわたしの考えを書いてみますね☆
さて、わたしの元に相談メールを下さる方の中には「自分はボランティアをやっている」という方が結構多いです。
しかしですね・・・
わたしが以前から気になっていた点を書かせていただきますと、ボランティアには「向く人」と「向かない人」がいるのですね。
で、わたしの元に相談メールを下さった「自分はボランティアをやっている」という何人かの方に伝えたいのは、「あなたはボランティアなんてやらないほうが良いですよ」という事なのです。
そんな時間があったら、もっと残業するなり副業するなりして「お金を稼いでください!!」という事をお伝えしたいのです。
それは何故なのか?
少々小難しい話になるかもしれませんが、詳しく解説していきますね〜。
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ボランティアの仕組みを理解していますか?
まず、多くの人が「ボランティアとはなにか?」というのを理解できていないのかな?
と、わたしは思うのですね。
たとえば、世の中から「仕事」というものが一切なくなって、人々の活動の全てがボランティアによって運営される世界が来たらどうなるでしょうか?
きっとそこは天国のようなユートピアになることでしょう(*´ω`*)ノ
しかし実際は、あと10年や20年でこんな世界を実現させるのは、今の地球人には無理なのですよ。
まぁ、あと300年後とかならこれは可能かもしれませんけどね☆
何故かと言うと、現状の人類は、全ての人が「奉仕の心」を持っているほど皆が精神的に成熟しているわけではないので、こんな世界はすぐには実現しないからです。
しかし、人類には「進化成長」という人類全体にかせられた宿命があり、そのため、人類は科学技術や社会システムを発展させ、それに比例して「精神性も上げていく」というのが人類全体に課せられた使命と言えるのですね。
そして、私たちが幸せになるために、科学技術や社会システムを発展させようと思ったら「お金」って必要なのですよ。
じゃないと、生活を便利にするために巨大な橋を作ったり、インフラを整備したりと言ったような「何千億円」という費用がかかるような事は、ボランティアではできないからです。
わたしたちが普段何の不自由もなく暮らせているのは、科学技術の恩恵、整ったインフラ、整備された社会システムが存在しているからなのです。
では、わたしたちが現代人らしく生きていくためのこういった仕組みは誰が作っているのかと言うと、国や、企業や、事業家や、自治体なんかが、わたしたちが生きていくためのシステムを作っているのですね。
そしてもちろん、「福祉」も「お金」によって運営されているのです。
つまり、何が言いたいのかと言うと、ボランティアというのは、仕事をしてお金を稼ぐ人たちや大金を生み出す事業家がいて、その人達が沢山のお金を稼ぎ、それを「税金」として国に収めているから、ボランティアという無償の活動が成立できているのですね。
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ボランティアに向く人向かない人
では、ボランティアに向く人、向かない人というのは、どう違うのかを書きますね。
まず、わたしの元にメールをくれた「わたしはボランティアをやっています!」という方は、ボランティアなんてやらなくていいのですよ。
なぜかというと、「人を幸せにする」なんてことは、自分が幸せでないと出来ないからです。
これは、このサイトでもよく書いていることになります。
つまり「わたしはボランティアをやっているんです!」という人の多くは、「わたしはボランティアをやっているのに何故不幸なのですか?」という「不満」を持っているのですね。
これは言い換えると・・・
「自分は幸せになりたいから、徳を積むためにボランティアをやっているんだ!」
「それなのに、なぜ幸せになれないんですか?」
と、半ば「怒り」にも似た感情を神様にぶつけているのと同じなのです。
ちなみに、こういう方、今までに5人ほどいました。
というわけで、こんな方たち対するわたしのお答えは、「ボランティアなんて、自分の心が満たされていないと出来るもんではないので、あなた達はボランティアをやらなくて良いです」。
ということなのです。
ボランティアとは簡単に言うと「無償の愛を他人に与える」という活動です。
では、現状で自分自身が「愛の電池切れ」になっている不幸な人が、「他の人に愛を与える」なんて事ができますか?
という事なのですね。
わかりやすく、「愛」を「お金」に例えて話しますと・・・
お金持ちの人というのは、人にお金を与えても、自分のお金はほとんど減りません。
しかし、貧乏な人が、人にお金を与えたら、自分がさらに貧乏になるのです。
これと同じで、愛が不足している人が、他人に愛を与えるなんてことは出来ないのですよ。
じゃぁ、そんな人はどうすればよいかと言うと、「仕事をしてお金を稼いでください」ということなのですね。
では、ボランティアに向いている人はどういう人かというと、「現状で自分が幸せで満たされている人」なのです。
そんな幸せな人は、きっとわたしのサイトを検索で調べることもなく、既に、幸せ感いっぱいでボランティア活動を楽しいんでいることでしょう(・∀・)ノ
仕事はボランティアよりも社会貢献になるのです
では、なぜ仕事をすることやお金儲けをすることが社会貢献になるのか?をもう少し詳しく説明いたしますね。
まず、わたしたちは、お金を稼ぐと必ず税金を払わなくてはならないのですね。
たとえば年収が1,000万あったら、そのうちの380万くらいは税金で収めなくちゃいけないのですよ。
年収が1億円の人は5,500万円くらいを税金で収めるのです。
そして、その税金が人々の暮らしを良くするためのインフラの整備や、そして、「福祉」にも当てられるのです。
つまり、お金儲けをするということは、ボランティアよりも根本的な「人助け」をするということなのです。
逆に言うと、仕事をして「お金を稼いで税金を収める」という人達がいるからこそ、「ボランティア」という無償の奉仕活動が成立するのです。
もちろん、脱税に一生懸命な人は、自分のことしか考えていないので、この話は当てはまりませんけどね┐(´д`)┌
ボランティアによって人助けをしたいと考える気持ちはもちろん素晴らしいことなのですが、自分が満たされていないような人は、ボランティアよりも仕事をして、自分が稼いだほうがよいのです。
なぜなら、仕事をしてお金を稼げば、自分も豊かになりますし、周りの人たちも助かるからです。
そして、これも頻繁に書いていることになるのですが、人を幸せにするには、まずは「自分を幸せにしてから、その次に周りの人を幸せにする」とう順番があるのですね。
そのため、「豊かになる」とか「幸せになる」というのは、まずは自分、その次に周りの人。
という順番で考えなくちゃいけないのですね。
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募金に対する考え方
わたしの元にメールをくれた何人かは「ボランティア」もしているし、「募金」もしているということだったのですね。
しかし、そんな方にもわたしは言いたいのですが、そんな方は募金もしなくてよいです。
なぜなら、募金もボランティアと同じで、自分が経済的に満たされていないと出来ることではないからです。
そんな方は、まずは、「自分自身が経済的に豊かになって幸せになる事」を最優先に考えなくちゃいけないのですね。
ちなみにわたしの場合は、最近になって収入が上がってきたのでわりかし募金するようになってきましたが、以前は一切やったことがありませんでした。
そして、正直なことを言いますと、今の世の中にあふれる「募金」というシステムは、募金のお金が必ずしも困っている人の手元に届くわけでは無いのですね。
特に、テレビで大々的に宣伝をするような募金システムは、本当に困っている人の手元には届かないのです。
では、そのお金はどこへ行くのか?と言うと、募金をする仕組みを運営している団体の幹部の懐に入るだけなのです。
皆さんも、よ〜〜く考えてみて下さい。
募金活動を推奨する団体が、大々的にテレビでCMをしたり、大掛かりな番組を制作して芸能人を雇ったりして、莫大な金をかけて「募金」というカタチでお金を集める仕組みってオカシイと思いませんか?
なんで「募金」を集めるのに、何億円も使って広告を打ったり、番組を制作する必要があるのでしょうか?
そんなお金があるなら、そのお金をそのまんま福祉施設に寄付すれば早いのではないでしょうか?
たとえば、車に変なリボンの形のシールを貼っている人もよく見かけます。
あのシールを貼っている人たちは、そのシールの製作費が、恵まれない人たちを潤すためになっている。と、本気で思っているのでしょうか?
実際は、あんなもの買っても、その商品を作った会社が儲かるだけなのです。
ここでは、どういった団体が「募金」という名のもとにビジネスをしているか?なんてのは、あえて書きません。
これは、皆さん一人ひとりが感じ取ってみてください(*´ω`*)ノ
わたしたちに出来る本当のボランティアとは何か?
では、次に、わたしたち誰でも簡単にできる「本当のボランティアとは何か?」というお話をしますね。
わたしたちは、宿命により、生まれてくる場所や年代を予め決めてきているのですね。
ということは、あなたが生まれたその場所で、ボランティア、つまり「人助けをする」というのが正しい考え方なのです。
というわけで、「青年海外協力隊」とかを考えている方は、海外へ飛ぶ前に「本当は、自分の周りから人助けをしたほうが良いのでは?」という事を、ちょっと考えたほうが良いのですね。
では、自分の周りの人にできるボランティアとは何かと言うと、これはメチャクチャ簡単なことなのですが・・・
◯周りの人に常に笑顔で接する
◯周りの人に愚痴や不満を言わない
◯周りの人に親切にしてあげる
と、こういうことなのですね。
家族、職場の人(同僚や上司やお客さん)、近所の人、友人知人・・・
と、こういった順番で、あなたの近くにいる人を助ける事が、それで十分に「ボランティア」なのですよ(・∀・)ノ
いつも笑顔で明るく接し、周りの人たちに愚痴や不満を言わないようにする。
会社の同僚が仕事で困っていたら、惜しみなく手を貸してあげる。
近所の人が困っていたら、助けてあげる。
これが、宿命に則ったボランティアなのですね☆
そして、買い物をする時も、よく考えてほしいのです。
今は、あらゆる物販においてネット通販が主流になってきており、価格コムで値段の安いショップを簡単に調べて買うことが出来ます。
しかし、はたしてそれで良いのでしょうか?
ボランティアとは、あなたの近くにいる人を助けることです。
つまり、何か物を買う時、外食をする時も、あなたの家族、友達、会社の人、近所の人、知り合いなど、普段から接している人が経営するお店であったり、働いているお店にお金を落とすようにしたほうが良いのではないでしょうか?
これも、人助けでありボランティアの一環と言えるのではないでしょうか?
少々値段が高くても、普段からお世話になっている人や、仲良くしている人が得をするように、そういった人に仕事を与えてお金を払い、そして、相手も自分も双方が幸せになる。
これが、正しいお金の使い方であり、ボランティアだとわたしは思うのですよね。
わたしが昔レースをやっていた時は、知り合いの仲の良い車屋さんに毎月10万くらい払って仕事をお願いしていたのですね。
すると、その人とはもっと仲良くなりますし、一緒に旅行に行ったり飲みに行ったりする様な仲になるのですが、飲みに行くときも、やっぱり友達や知り合いが経営している店に行って、そこで一晩に5万くらいとか使うのですよ。
でも、それで相手が儲かれば双方が幸せになりますし、その人が税金を払うことによって、その一部が「福祉」に還元されるのです。
もしも、募金などを熱心に行っている方が見えましたら、この記事の内容をちょっと思い出していただければ幸いです☆
最後に・・・
今日は「ボアティア」と、ついでに「募金」についても、わたしの考えを書いてみました。
もちろん、ボランティアによって「人助けをしたい」と考えることは素晴らしいことです☆
しかし、「自分が幸せになりたいからという理由で、疑問を感じながらボランティアをする」というのは、同じボランティアという活動するにしても、その意味は全然違ったものになります。
仮に、天に神様がいるとして・・・
「わたしは幸せになりたいからボランティアをしているんだ!」なんて人を見たら、神様はどう感じるでしょうか?
これは、神様からしたら「ちょっと残念な人」と写ると思いますけどね(・∀・)ノ
つまり、ボランティアに向いている人というのは、「現状で自分自身が満たされている幸せな人」ということが出来ます。
簡単に言うと、「自分の人生に文句を言うならボランティアなんてやるな!」という事です。
そんな人は、ボランティアなんかするよりも、残業するなりバイトするなりしてガンガン働いて、しっかりと税金を収めればよいのです。
なぜならそれが、周りを人たちだけでなく、自分自身も幸せにすることだからです(・∀・)ノ
読んでいただき、ありがとうございました!
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