好きなことを仕事にする!は正しい考え方なのか?
- 2018.08.26
- 仕事とかお金のお話
こんにちは☆NORIです(・∀・)ノ
今日は「好きなことを仕事にする!は正しい考え方なのか?」と題しまして、読者の方からのお問い合わせに答えたいと思います☆
今回お問い合わせいただいた内容は・・・
◯最近流行りの「好きな事を仕事にしようブーム」をどう思うか?
◯好きを仕事に!と言いつつも、情報商材を売りつけている人たちは酷いと思う。
◯人の嫌がる仕事をする人達がいるからこそ、世の中が回るのではないか?
といった内容でした。
それではこの問いに対する私の返答を書いていきますねー(・∀・)
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「好きを仕事に!」は理想論です
さて、このお問い合わせに対するご回答を書かせてもらいますと、まず、「好きを仕事に!」というのは理想論です。
ただ、理想論だからいけないのか?と言うと、そうではありません。
なぜなら、人生とは「理想に近づけるもの」だからです。
そして、人生のスタイルを自分の理想に近づけるけるために「努力」をするから、人は精神が向上し、人として成長できるのですね。
その結果、人として「成長」するから、人生も仕事も楽しくなるのですよ☆
仕事とは、人を成長させる為にとても良い活動であると言えます。
そして、今後の時代の流れを見越せば、「全ての人は好きなことを仕事にするのが正解」だとわたしは思います。
ただ、こんな事を言うと、「ほとんどの人は、好きなことを仕事にできていないじゃねーか!」と思われるかもしれませんが、たしかにその通りです。
しかし、今の世の中でも、100年前よりは、多くの人が好きなことで仕事が出来ているはずです。
たとえば、昔は百姓の家に生まれたら、子供は百姓になるしかありませんでした。
親が商人だったら、子供も商人を継ぐしかなかったのです。
昔は、職業の選択なんて出来なかったのですね。
では、現在はどうでしょうか?
おそらく多くの人が「仕事を選んでいる」のではないでしょうか?
自分から進んで蟹工船に乗りたいと思う人は少ないでしょうし、過酷で危険な肉体労働の仕事をやりたい!と考える人も少ないでしょう。
つまり、現在は、昔に比べれば、これでも多くの人が仕事を選べるようになっており、その中でも「好きなことを仕事にする」ということを達成出来ている人も、少しづつですが確実に増えてきてきているのですね。
では今後、時代があと20年、30年と進んだらどうなると思いますか?
そのくらいの未来になれば、おそらく、好きなことを仕事にしている人は、今よりも格段に増えているはずです。
それはどうしてかと言いいますと、今後は益々、テクノロジーの進歩が世の中を変えていくからです。
簡単に言うと、これからは、キツイ肉体労働や、流れ作業、危険な仕事などは、順次機械に置き換わっていくようになります。
そして、こういった仕事のスタイルの変化のスピードは、AIの進化とともに爆発的に加速することが予測されます。
皆さんも、「AIにより現存する職業の8割が無くなる」という話は聞いたことはあるかと思いますが、コレは、わたしも正解だと思います。
ただ、そのかわりに、新しい職業も必ず生まれてきます。
そして、未来に出てくるであろう新しい職業は、今のわたしたちには想像することも出来ないような職種となることでしょう。
たとえば、わたし自身もWebデザイナーの仕事もしていますが、Webデザインなんて職業は20年前は無かったのです。
わたしの仕事風景を50年前の人が見たら、おそらく遊んでいるようにしか見えないでしょう。
仕事の形態というのは、時代の流れとともに変化していくものであり、その結果、時代が進めば進むほど、人はよりクリエイティブな仕事に就くように変化していくのですね。
なぜなら、今後のテクノロジーの進歩によって、多くの人がやりたくないような仕事から順番に、機械が代行するように時代が変わっていくからです。
その結果として、「好きなことを仕事にする」というのが、多くの人たちが益々実現しやすい世の中に変化していくと思われます。
簡単に言うと、「機械が代行できにくい仕事」というのが残るのです。
機械が代行できにくい仕事とは、「人の感性に訴えかける仕事」です。
たとえば、高級料亭の女将の仕事なんて、機械には絶対に代行出来ません。
しかし、コンピニの店員の仕事を考えると、電子マネー普及と商品の紐付けによる仕組みで、今後は「レジ」という職種は消滅していきます。
実際、海外では、マクドナルドなどは既にレジ係がいません。
注文はタッチパネルで済んでしまうからです。
物流業界は、Amazonの配送システムで既に見られるような全自動化が、どんどんと進んでいきます。
その結果、倉庫でフォークリフトを運転する人もいなくなりますし、トラック自体が自動運転化されば、運転手もいらなくなります。
そして残るのは「人にしか出来ない仕事」なのですね。
たとえば、キャバクラやスナックの仕事は、どんなにテクノロジーが進歩しても根強く残る職種です。
だって、AIやロボットにお酒注いでもらったって、嬉しくも何ともないですからね(・∀・)
つまり、これからの時代は「人」だけが持つ魅力や能力がどれだけあるか?というのがキーになってくるのですね。
そのためにも、今後は、一人ひとりが「精神性」や「魅力」などの「人としての感性」を上げていかなければならないのです。
そしてわたしは、こういった職業の変化による、人間性を上げていかなければならない必然性も「人類の進化」と呼んで良いと思います。
人間とは本質的に、精神性を上げたり人間力を磨いたりと言った、「人としての感性を磨く事」を、「楽しい」と感じるものなのです。
たとえば、皆さんの中にも趣味を持っている方がいるかとは思いますが、皆さんの趣味ってどんなことでしょうか?
お花や生花、お茶、音楽、映画、旅行、グルメ・・・etc..
こういった趣味って、全部「感性に響くこと」ではないでしょうか?
つまり、皆さんが好きでやっていることというのは、「感性」をフルに使った活動であり、これこそが、今後どれだけテクノロジーが進歩しても機械には真似出来ないことなのです。
その結果として、将来的に職業として残るのは、「感性を使った好きなこと」になるわけです。
つまり、最近の若い子たちがスローガンのように掲げている「好きを仕事に!」というのは、実は正解なのです。
ただ、今の段階では、まだ、それを全ての人が実現できる様な世の中になっていない。
ということなのですね。
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今の時代に合った仕事の考え方と、未来を見据えた仕事の考え方
わたしの考えでは、好きを仕事にするというのは正解だと思いますし、わたし自身も、これを達成するために大変努力をしてきました。
といっても、こうした努力は私自身にとっては「楽しみ」ですので、一切の苦痛はないんですけどね♪
好きを仕事に!というのは、ホリエモンなどの実業家も頻繁に語っていることです。
しかし、堀江貴文という人は、ある意味「理想家」なのですね。
そのため、ホリエモン自身は「将来は、好きなことを仕事にするような時代になるから」ということを、「今」喋っているのです。
彼の感覚は普通の人よりも10年以上進んでいます。
だから、違和感があるのですね。
そのため、ホリエモンは、若い子たちには受け入れられやすいのですが、40代以上の方には受け入れられにくいのかな?とわたしは感じています。
ただ、社会システムというのは常に変化していくものであり、人々も、それにあわせて進化していくものなのですね。
関連記事
→子供は大人より20年進化している
そのため、仕事やお金儲けのことで、今の大人たちが言っている事は、これからの未来にはまったく役に立たないこともあるのです。
うちの親なんて、未だに「年功序列で給料は上がっていくものだ」とか、「大企業に努めていれば将来安泰」って言ってますからね・・・
でもこれって、もう20年以上前の感覚なのですね。
しかし、そんな時代はもうとっくに終わっているのですよ。
じゃぁ、これからの未来を幸せに生きていくためにはどういった考え方が必要かと言ったら・・・
◯拝金主義を辞める
◯物質至上主義は過去の遺物だと理解する
という事を、まずは知っておたほうが良いのです。
今後はテクノロジーの進歩によって仕事の形態は加速度的に変化していきますので、これからの未来の話をすると「好きを仕事に!」という考え方でいたほうが正解なのです。
そして、「好きを仕事に!」を達成するためには、「今何をすべきなのか?」ということも考えておいたほうが良いと言えます。
それが・・・
◯スキルや経験の蓄積
◯人脈の確保
◯精神性や人間力、感性の向上
といった事なのですね☆
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好きを仕事に!を勘違いしている若者たちもいる
今回お問い合わせいただきました内容には、「好きを仕事に!と言いつつ情報商材を売りつけている人たちは酷いと思う」というお問い合わせもありました。
確かに、今の世の中には「好きなことを仕事にして自由に生きよう!」なんてセミナーをやったり、情報商材を売ったりして儲けている人たちがいます。
これについては、こちらの記事を読んでいただけますと、より伝わるのではないかと思います。
リンクの記事に書かれている様に、世の中には、SNSを利用してMLMを行ったり、人を騙すようなカタチで情報商材を売っている人が、実際にいます!
しかし、こういった人たちの中には、「本当に悪意を持っている人」と、「好きを仕事に!の意味をよく解っていない人」の、二種類がいるではないのかな?と思います。
まず、本当に悪意を持って情報商材を売っている人たちは、まぁ簡単に言うと「詐欺師」なので、自分の目で見極めて騙されないようにすれば良いと思います。
逆に、「好きを仕事に」の意味をよく理解しないまま、SNSで情報発信したり、セミナーをやったり情報商材を売っているような人たちもいます。
では、彼らは「好きを仕事に」のどの部分を理解しきっていないかというと・・・
好きなことを仕事にして、尚且人よりも稼ごうと思ったら、必ず努力は必要なのです。
努力と言っても、少しの努力じゃ全然駄目です。
好きなことを仕事にして稼ごうと思ったら、人の何倍も努力するのは当然です。
他の人が遊んでいる時でも、自分はスキルを磨くために夜中まで仕事をするのも当たり前です。
しかし、本当に好きなことをやっていると、人の2倍も3倍も仕事をしていても疲れないのですよ。
なぜなら、ストレスが貯まらないからです。
わたしも、普通の人よりも多く働いてますが、まったく辛いと思わないのですね。
何故かと言うと、そもそも好きなことをやっていますし、やったらやっただけ「数字(お金)」が増えていくのが楽しいからです☆
決して、「好きなことをして稼ぐ」=「ラクして稼ぐ」ではないのですね。
そして、わたし自身は、仕事とは本来はこうあるべきだと思います。
もちろん、長時間働くのが嫌な人や、「好きな仕事をして少しだけ稼げればそれで良い」と考えるのも全然良いことだと私は思います。
こういった場合は、短い時間だけ働けるように、自分の仕事スタイルを調整すればよいだけの話です。
更に、「好きな仕事を短い時間働くだけでガッツリ稼ぎたい!」という考えも良いと思います。
こういった場合は、好きな仕事を少しだけしていても、ちゃんとマネタイズ出来るような仕組みを考えていけばよいのですね。
好きな事を仕事にしている人は、傍から見て、めちゃくちゃ努力している様に見えたとしても、本人は「楽しい」と感じるものです。
もしも、既に好きなことを仕事にしているけど、自分はいまいち楽しさが感じられない・・・
なんて人がいたとしたら、おそらくその人は、本来得られるはずの報酬を仕事で得られていないのではないか?
ということが考えられます。
好きなことを仕事にすると確かに楽しいのですが、それ相応のお金が入ってこなければ、それは仕事とは言えません。
逆に言うと、好きなことをして「お金が入ってくる」から楽しいのです。
もしも、自分は既に好きなことを仕事にしているのに、あまり楽しくないと感じるのなら、同じように仕事をしていても「もっとお金が入ってくるやり方」を考えてみた方が良いのですね。
それが、マネタイズなのですよ(・∀・)ノ
最後に・・・
今日はお問い合わせいただきました、最近流行りの「好きを仕事に〜!」について、わたしの考えを書いてみました☆
わたし自身も既に好きなことを仕事にしていますが、今後はもう少し自分の作業時間を短くし、その分、人と合う時間を長くしたいなぁ(*´ω`*)とも考えております。
同時に、もっとレバレッジを効かせるビジネスにも取り組んでいきたいと考えております☆
ただ、こういった仕事に対する考え方は、今の時代ではまだまだ多くの人は実感しにくいかもしれません。
しかし、これからの時代を考えますと、今後10年、20年と時代が変わっていけば、「好きを仕事に!」は、どんどんと普通になっていくのです。
読んでいただき、ありがとうございました!
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