評価経済と人類進化のお話
- 2019.02.05
- 世の中の仕組み
こんにちは☆NORIです〜(*´ω`*)ノ
今日は、「評価経済」について、わたしの解釈も交えてお話しますね〜♪
評価経済という言葉は既に知っている方も多いかとは思いますが、評価経済とは簡単に言うと・・・
今までは、お金や物質が「価値」として重要視されてきましたが、これからの時代は「人から評価される」ということが、その人の価値として重要視される時代になってきた・・・
という、価値基準の変化を一言で説明したのが「評価経済」です。
さて、少し前から話題になっている評価経済ですが、わたしとしては、こういった経済価値の変化の流れも、スピリチュアル的に見れば「人々の精神性が進化しているから起きてきている現象」だと思いますし、これは「良いことだ!」と思うのですね☆
それでは詳しく解説していきますね〜♪
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年代で違う「価値」に対する考え方
ところで・・・わたしは40代です(*´∀`*)ノ
では、40代の人が一般的に重要視する「価値」とは何か?というと、大抵の場合は「お金」だったりします♪
わたしもお金は好きですし、仕事をしてお金を稼ぐことが趣味みたいになっておりますしね(*´∀`*)♪
では、40代の人が、何故お金を価値として重要視する傾向にあるのかと言うと、それにはちゃんと理由があって、40代の人達が子供だった頃、高度成長期を経験しているからなのですね。
日本が高度成長期だった頃は、とにかく物を沢山生産し、それを海外で売ることにより、経済をうなぎのぼりに成長させてきました。
日本が高度成長期だった頃はベビーブームも重なり、日本の人口が増え続けていた頃でもあります。
その結果、日本では「年功序列制度」が成り立っていたのですね。
つまり、人口が増え続けているので、組織のピラミッド構造の「下」の部分が自動的に増えるから、年功序列という仕組みが成立したのです。
そんな時代背景の中、工場をどんどん増やして物を沢山作り、社員も増やし続けて、日本国民の収入も年々増え続けて、皆が豊かになってきたのが、高度成長期に起きたことです。
そして、そんな働き方をする親を見て育ったのが、今の40代〜50代の人たちであると言えます。
そのため、今40代〜50代の方たちは、子供の頃に「お金があれば豊かに幸せになれる」という親の行動を見て育ったので、潜在意識に「幸せになるためにはお金は必要」という考えが入っているわけです。
では、60代〜80代の方は、どんな価値感をしているのでしょうか?
60代〜80代の方も40代の方と割りかし価値観は近いのですが、一つ違うのは「子供の頃に貧乏経験がある」ということなのですね。
この年代の方々は、日本が高度成長期に入る前の「貧しい日本」を経験しております。
中には戦争を経験した世代もいて、親が、食べ物や服を調達するのにとても苦労していたという記憶が、潜在意識に入っています。
そのため、60代〜80代の方は「物を大切にする」という考えが根付いていて、なかなか物を捨てられなかったりしますし、食べ物を粗末にすることも嫌います。
なぜなら、自分が子供の頃に、親が、食べ物だけでなく衣食住などの「物」で苦労をしている姿を見ているからです。
たとえば、この話はサラリーマンの方ならよく解ると思いますが・・・
60代以上の上司や会社の社長と、大切な仕事の打ち合わせや相談事がある場合、かならず「ご飯を食べながら」になるのですね。
しかも、それが「しゃぶしゃぶ」だったり、焼き肉だったりの「高級なお店」なのです☆
これも、60代以上の方が子供の頃に経験した「食べ物に苦労をした」という記憶が潜在意識に入っているためであり、この年代の方は、部下を元気づけるためには「高級なご飯を沢山食べさせてあげればいい」と考えるからなのですね。
ただ、60代以上の方が良かれと思って行うこのような気遣いも、ある意味、30代以下の人には通用しないのですね。
何故かというと、今の30代以下の方は、そもそも食べ物で苦労をしたという経験が最初から無いからです。
30代以下の方は、子供の頃に「物」で苦労をしたという経験もありません。
生まれてきてから直ぐに、家にはテレビも冷蔵庫も洗濯機もありましたし、特に裕福な家庭でなくても「物」には困っていませんでしたし、食べる物が無くて困った経験も無いのですね。
そのため、30代以下の方は、物に執着しない人が多いのです。
これが、今、車が売れなくなってきている理由でもあり、高級品やブランド物の市場が衰退している理由なのですね。
では、今30代以下である若い方たちは、人生で何に価値を置いているのかと言うと、それが「人からの評価」なのですね。
物は既に十分にある、お金にも困った経験もない・・・
そんな若い方ほど、「他人から認めてもらう事」や、「人から高く評価されること」を、お金や物より重要視する様に、時代に変わってきたと言えます。
これが、時代が「貨幣経済」から「評価経済」に移ってきている理由なのですね。
そして、この傾向は、そのまんま「人類の精神性の進化」にも繋がっているのです。
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人としての魅力が評価の対象となる
今から150年前、人類は産業革命を経験し、物が生産される量がどんどん増えていきました。
最初の頃は、人々は物を求め、物を買うためのお金が沢山あることが、すなわち幸せに豊かになることだと考えて来たのですね。
しかし、時代は第四次産業革命を迎え、いよいよ、多くの人たちが「物」に興味を示さなくなってきました。
なぜなら、世の中にはもう既に物が十分溢れているからです。
市場の法則として、世の中に沢山あるものは価値が下がり、逆に、不足すると価値が上がるようになっています。
つまり、今の時代は物が溢れすぎているので物の価値が下がり、その結果、物の値段がどんどんと安くなってきているのですね。
では、これからの時代に価値が上がっていくものは何か?と言いますと、それが「人」なのですよね。
ただ、人の価値が上がるとは言っても、全ての人の価値が上がるわけではありません。
簡単に言うと、「魅力的な人」の価値が上がるのです。
しかしこれも逆に言うと、今の世の中には「魅力的な人が少ないから、魅力的な人は価値がある」ということになります。
なぜなら、先ほども書きました通り、市場の法則として、世の中に不足しているモノの価値が上がるようになっているからです。
そして、魅力的な人の価値が上がることにより、魅力的な人は、より豊かになることが出来るようになります。
この理由を説明いたしますと・・
これは今までの時代にはあまり見られなかった現象ですが、今の時代は、魅力的な人にはファンが何人もつき、そのファンたちが、魅力的な人に直接お金を払うような事が出来るようになったのですね。
これを可能にしているのが、様々なテクノロジーなのです。
解りやすい例としましては、たとえばユーチューバーがあります。
YouTubeには「投げ銭機能」が付いています。
YouTubeには、お気に入りのユーチューバーがライブ配信していたら、その人に直接お金を払うことが出来る様な仕組みが既にあるのですね。
わたしも、自分が好きなスピ系ユーチューバーや、経営コンサル系のユーチューバーが何人かいるのですが、たまに投げ銭機能を使って直接お金を払ったりしています。
現在、ユーチューブ上で活躍するアイドルの中には、1回のライブ配信で500万円稼ぐ女の子もいるそうです。
これが今までだと、テレビ局や制作会社、広告代理店を介さないと達成できなかったのが、今は、アイドルとファンだけで、エンターテイメントを作ることが可能になったのですね。
今までは、何をやるにも広告代理店やテレビ局の力を借りなければならず、その結果、テレビ局や広告代理店が莫大なマージンを取るために、どれだけ人気のあるアイドルでも給料が5万円しか無いとか、そんなオカシナ状態だったのですね。
しかし、そんな古い仕組みも、もう無くなっていくのです。
これも、テクノロジーの進歩により時代が変わってきた良い傾向であると言えます。
そのため、今後の時代の流れとしましては、広告代理店や編集社、CDやアルバムを制作する会社、それを流通させる中間卸業・・・
これらの業者はどんどん消滅していきます。
簡単に言うと、中間業者というのは、いらなくなるのですね。
昔、ホリエモンが「インターネットの本質は中抜きである」と言っていましたが、こういうことなのです。
そして時代は既に物余りの状態で、若い方は物に興味を示しませんし、嫌なことをしてまでお金を沢山稼ごうとなんて思いません。
これは、お金という物質の価値自体が、だんだんと希薄になってきているということが出来ます。
とは言っても、これからは、こうしたテクノロジーによって、好きなことをしてお金を稼げる人がどんどんと増えていきます。
なぜなら、有益なコンテンツを提供する側と、それを受け取るファンの間には、もう広告代理店もテレビ局も中間卸業者も必要ないからです。
今は、有益なコンテンツの提供者が自分の好きなことだけをして、その結果として、何処にもマージンを取られずに、全て自分の力だけで稼げるような時代になってきたのですね。
つまり、これからの時代は何の価値が高まるのか?と言うと、まず、「魅力的な人」であり、そして「好きなことをしてそれをアウトプットする人たち」なのです。
今後は益々、多くの人から好かれるような人が、人としての価値が上げていきます。
そして、若い方は、そういった「魅力的な人」になることが人生の目標なのです。
これも、評価経済の本質である「評価される人になりたい」という欲求であり、その欲求に対しても、ちゃんと適切な評価を得られる時代になるのですね。
ただ、このお話は、ユーチューバーなどのクリエイターだけに限ったことではなく、サラリーマンの方でも同じなのですね。
たとえ会社に努めだとしても、魅力的な人は重宝されますので、出世もしますし稼げるようになるのです。
その理由は、今後は、単純に時間換算できる様な労働力は、価値が無くなっていく時代になるからです。
これもテクノロジーの進歩による時代の流れです。
では、今後は何の価値が高まっていくか?と言うと、それがやっぱり、AIや機械に代替えできないような「人としての魅力」なのですね☆
では、魅力的な人とはどんな人か?と言うと、それが、このサイトでも頻繁に書いているような・・・
◯いつも明るく笑顔を絶やさない
◯愚痴や文句、悪口を言わない
◯いつも明るくプラス思考♪
と言ったような基本的な事が、まずはちゃんと実践できている人なのですね。
その上で、自分の好きなことを楽しみながら実践し、的確にアウトプットできる人が、より多くの人から好かれて、結果的に、そんな魅力的な人には、物質的価値が流れ込んでくるのです。
これがつまり、今話題の「評価経済」の意味であり、魅力的な人になれば、それだけ沢山の人から評価をされます。
その評価の多さによって、お金は後から勝手についてくるので、その結果として、沢山の人から評価される人が、豊かになるのですね♪
もちろん、今までの時代でも評価経済的な傾向はあったのですが、ただ、その傾向がテクノロジーによって益々見える化してきているのです☆
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評価経済のその先にあるものは?
では、今後、評価経済が更に進むと、どういった時代が来るのでしょうか?
今後は、お金の価値が益々薄まっていき「魅力的な人であるかどうか?」が価値の高さに直結していきます。
もちろん、世の中すべての人が魅力的になれるわけではないのですが、ただ、そんな人も何も困ったことは起きないのですね。
何故かと言いますと、テクノロジーによって、すべての人が何不自由なく暮らせる世の中に向かっていくからです。
簡単に言うと、これからは無職の人も増えます。
世の中はニートだらけになるでしょう。
でも、それでも何も問題は起きないのですね。
何故かと言うと、一部の魅力ある人が、人の何倍も稼いで、それで十分に経済が回ってしまうからです。
これを可能にするのも、テクノロジーなのですね。
今から50年後の日本は、おそらく、半分の人は仕事をしていないでしょう。
未来の社会では、お金は、個人を評価するための「ポイント制」の様なものに完全に電子化されていき、一部の人達だけが高いポイントを獲得し、その人達がちゃんと経済を回していきます。
こういった状況を悲観的に捉えれば「AIに仕事を奪われる」とか、「経済格差が広がる」と捉えることも出来ますが、良く言えば、遊んでいても十分に暮らせる世の中になる。とも言えるのですね♪
つまり、一見すると相対的な貧困は広がるようにも見えますが、絶対的貧困は無くなるのです。
今から数十年後の日本国民は、たとえ収入がゼロでも、今の時代の中流家庭以上の豊かな生活は出来るようになるので、何も困ったことは起きないのですね☆
最後に・・・
今日は、評価経済について、わたしの見解も交えながら色々と書いてみました(*´∀`*)ノ
わたしは、こういった未来が来ることはとても良いことだとは思います。
ただ、今の時代は、「貨幣経済」から「評価経済」に切り替わる転換期だと言えます。
時代が変わる節目というのは、何かと混乱が伴うものです。
なぜなら、人は本質的に現状維持を望む傾向にあり、新しいものや社会システムを受け入れたくないと考えるからです。
しかし、このサイトでもよく書いていますが、宇宙は進化成長を望むものであり、それにあわせて人も変化していかなくてはいけないのですね。
簡単に言うと、時代の変化に抵抗して現状維持を望むと、自分が不幸を感じることになりますが、反対に、変化を喜んで率先して変わろうと努力する人は、宇宙の摂理に乗っかるわけなので、幸せになることができるのです(*´∀`*)ノ
読んでいただき、ありがとうございました!
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