母性の力☆母性の摂理が生む葛藤や苦しみのお話

母性の力☆母性の摂理が生む葛藤や苦しみのお話




※このブログは2021.6.4にYoutubeにて動画公開した内容を、まとめたものです。

こんにちは、スピリチュアリストのNORIです(*´ω`*)

今日もご視聴いただき、ありがとうございます。

今日は、子育てに悩むお母さんからのご相談が届いておりますので、まずはご紹介しますね・・・

子育て中の、自分軸についてです。
私には2人の子供がいます。
現在生後3ヶ月と、2歳の息子を育ています。
彼らを見ていると本当に自由でのびのびしていて、羨ましい位に思うことがあります。
例えば、お腹が空いたとき、3ヶ月の息子はひたすら泣いて、満腹になるまで主張をしてきます。
その時、私は、「あー、疲れたな。眠いなぁ。あと、30分待ってほしいのに」と思うことがあります。
旦那や、周りで子供を見てくれる人がいるときには、完全に甘えてミルクをあげてもらうようにしています。
ただ、自分一人でいる時だと、頼む人もいないので、仕方なくという気持ちも混じりながら子供に接することもしばしあると思います。
時には長男もお腹空いたー、眠い〜みたいな事で、二人でギャンギャン泣きわめいてるときもあります。
そして、私は彼らの望んでいる、お腹を満たす、睡眠を満たすという欲求を満足させています。
彼らは恐らく満足していると思います。
しかし、私の心は、「今はヤダ。今はやりたくない」そう、思うことも多いのです。
時には泣いていても、少しの時間ホットいてみたり、イライラしたら、一瞬トイレなどに駆け込み、わぁーーと大きな声を出して発散したり、ふ~、とため息だけついて、また息子達に接しています。
一瞬は、気持ちが落ち着くのですが、泣きのハーモニーを聞いていると、不快感が増してしまいます。
四六時中こんな状態では無くても、少なからず一日の何処かで、泣きのハーモニーを繰り広げています。
この、イヤイヤな気持ちでやる子育てだと自分軸から外れているのでしょうか?
それと、子供の思うままをサポートしつつ、自分がこどもに振り回されないようにする心持ちをもったらいいのでしょうか??
ちなみに、儀母、旦那に上記を相談した事があります。
旦那は泣いてるなんて幸せな声じゃん。
と、めちゃくちゃ前向きに捉えられる人。
義母は辛いのは今だけよ。
あと数年したら楽になるわよ。
そして必ず最後に言われるのは、
うちの息子二人はそんなに泣き止まないとか、泣いて泣いてしょうがないていう、手のかかることは全くなかったけどね。
と半分嫌味のように言われます。
まぁ、こーゆー意見もあるなぁと思いつつ、自分の考えや答えがわかりません。
まとまりの無い質問で、分かりづらかったらすみません。NORIさんなりの解釈でお答えしていただけると幸いです。

というご相談なのですが・・・

確かに、わたしはこれまでの動画で「これからは自分軸が大事です☆」といった話を何度かさせていだきました。

ただ「自分軸」という考え方は、今の時代だから言える、結構贅沢な言葉でもあるのです。

その上で、今回頂いたご相談に回答していきますね〜

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母性は宇宙の摂理

人間の体には、さまざまな機能が備わっていますが、そういった機能の中には、わたしたちの思考のコントロールを超えた、ある意味「強制的に作用する機能」があります。

たとえば「自我」という機能です。

人間は、赤ちゃんの状態から成長していくにつれて、だんだんと自我が芽生えてきます。

人は、自我によって心が成長するのですが、逆に、自我によって苦しみも体験します。

そして、こういった自我のシステムは、言ってみれば「宇宙の摂理」です。

つまり、人間の体には、我々の意識でコントロールできない部分もあるのです。

もう一つ、意識でコントロールできな機能として、女性だけが持つ「母性」というものがあります。

ここで、わたしの体験談をお話しますね・・・・

昔から仲の良い女の子(Rちゃん)は、若い頃は、彼氏をコロコロ変えたり不倫をしたり、言ってみれば欲望に任せて好き放題に生きていました(笑

しかしそんな彼女も、結婚をして子供が生まれて、母親になりました。

そんなタイミングで、彼女と、昔の遊び仲間を交えて、とある居酒屋で「昔の遊び仲間の同窓会」という名目で久しぶりに再会したのですが、あれほどチャランポランで遊び人だったRちゃんが、すっかり母親に変身していたのです。

たとえば、男は、何時まで経っても子供の部分を残しており、数年で別人になるなんてことはあまりないのですが、しかし女の子は、子供が出来ると、いきなり「母」になるのです。

今でも印象に残っているのですが、彼女曰く、「私も当時はイケメンを追っかけたりしてフラフラしていたけど、今は、この子に命をかけてるんだ☆」と、目をキラキラさせて言っていたのです。

よく、女の子は「いきなり女性になる」と言われており、小学校の低学年くらいまでは、男の子よりも女の子ほうが背も高かったりするのですが、小学校高学年くらいになり初潮が始まると、身長の伸びは止まるけど、心の方は、いきなり「女の子」から「女」になります。

更に次の段階として、子供を授かると、こんどは、生まれ持って持ち合わせた「母性」のスイッチが入り、「女」から「母」になるのです。

そして、この「母性」のスイッチといものは、非常に強力であり、言ってみれば「自己犠牲」も含んでいます

女性は「母性」のスイッチが入ると、何にも増して子供を最優先に考えるようになり、文字通り「子供に命をかける」という思考になってしまうのです。

 

母性は自己犠牲も含んでいる

では、「母性」という言わば宇宙の摂理は、なぜ女性に備わっているのか?というと、子育てとは、それほど大変なものだからです。

というわけで、今回ご質問も頂いたこの方も、母性のスイッチが入っているので、自分では、こんなに苦しみを感じているのに、掻き立てられたように子育てをしてしまうのです。

母性という宇宙の摂理は、女性だけに備わってている機能であり、男にはありません。

というわけで、基本的には、子育ては「母」にしか出来ないものであり、男に出来ることと言えば、女性が「母」としてちゃんと子供を育てることが出来る環境を整えてあげることくらいなのです。

たとえば、奥さんが子育てで疲れていたら、ご機嫌をとってあげたり、励ましてあげたりするのも、男の役目です。

もちろん、仕事でお金を稼いできて、子育ての為に必要なものを購入するのも、これも、本来男に備わった摂理に正直に生きる生き方なのです。

この様に、男と女には、神様が定めたと言ってもいい様な摂理があり、その中でも、女性が持つ「母性本能」というものは、ものすごいパワーなのです。

となると、「自分軸」なんて言っていられなくなるわけです。

つまり、母親になって母性のスイッチが入ってしまったら、子供が手が離れるようになる一定の期間は、自分軸は諦めるしかありません。

母性の摂理は「自己犠牲」の部分も含んでいます。

そのため、母親は、自然と子供のために命がけになってしまい、それによって、母親自体が疲弊してしまいます。

特に今は共働きが当たり前の時代なのですが、本来、母の役割は子育てであり、仕事と家事と子育てを同時にこなす様に出来ていません。

ではどうすればよいか?というと、子育てに疲れたら、どんどんと、人に頼ればいいのです。

親に頼れるのなら、どんどん頼ればいいですし、ベビーシッターの方に頼めるなら、どんどん頼めばいいと思います。

しかし、いくら子供を親に見てもらったりしても、「母性」の働きによって、「やっぱり、わたしが、この子を観るだ☆」と考えてしまうのが、母性の機能なので、直ぐに子供に会いたくなってしまうものなのです。

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自分軸という贅沢な考え方

簡単に言うと、自分軸とは「考え方」です。

しかし、「母性」とは「摂理」であり、母性の方が優先されるのは、ある意味当然なワケなのです。

今流行りの「自分軸」という考え方も、言ってみれば、今の時代だからやっと言えるようになった、ある意味贅沢な言葉です。

たとえば70年前の戦後まもない頃に、皆が「自分軸が大事!」と言って、皆んなが自分軸を目指して生きていたらどうなったでしょうか?

おそらく、社会の秩序は大きく乱れ、犯罪を犯す者も増え、治安もメチャクチャになってしまったことでしょう。

つまり、「自分軸で生きよう!」という論法は、今の様な平和で、尚且、物質的にも豊かな社会背景の上で成り立つ考え方なのです

逆に、戦時中などの、物質的に恵まれていなかった時代は、基本的には「利他的な考え方」が必要であり、言ってみれば、宗教的な考え方も必要だったのだと言えます。

つまり、「自分を犠牲にしてでも困っている人を助けましょう!」と言ったような考え方は、昔は必要だったのです。

しかし、今の時代は、この段階を抜けたのです。

それは何故か?と言うと、数年前から、地球全体の波動が変わったからだとも言えます。

というわけで、新時代は、ある意味「あるがまま」に振る舞ってもいい時代になったとも言え、これが、今流行りの「自分軸」という考え方に繋がっているわけです。

 

子どもの泣き声と波動のお話

「(子供が)泣いてるなんて幸せな声じゃん」

今回ご相談いただいた方の旦那さんが、こんな事を仰られたそうなのですが、ここで、ちょっと、わたしの体験談をお話ししますと・・・

わたしは、軽いエンパスの気があるのですが、たとえば、居酒屋などの同じ店内に、声を張り上げて怒っている人がいると、自分も凄く苦しくなることがあります。

おそらく、相手の波動の影響を受けちゃているのかな?と考えています。

先日病院に行ったときの話ですが、たまたま、子供を連れたお母さんが何人か診察に来ていて、子供が、それはそれは盛大に泣いている場面に遭遇しました。

ここで不思議に思ったことが起きたのですが、まず、1人目の赤ちゃんが診察室に入っていき泣き始めたのですが、その時は、「お〜〜、盛大に泣いてるな〜笑」と感じただけで、特に何とも思いませんでした。

次に、別の子供を連れたお母さんが診察室に入って、同じ様に子供が泣き出したのですが、今度は、わたし自身も凄く苦しくなって、その子の感じている「恐怖」が自分の中にも入ってくる感じがしました。

しかし、1人目の子も、2人目の子も、声の大きさも泣いている声トーンも、同じ様に「うぎゃ〜〜〜」なのです。

これは、どういうことなのだとう?と不思議に思って考えてみたのですが、おそらく、1人目の子は、たしかに声を出して泣いてはいましたが、心の中では、大して恐怖を感じていなかったのでは?と思ったのです。

しかし、2人目の子は、心の底から恐怖を感じていたのでは?と思いました。

というわけで、もしかしたら、今回ご相談いただいた方の旦那さんも、子供の「心の波動」を感じとったのではないでしょうか?

もしそうだとしたら、子供が泣いていても、波動の方を感じ取れば、自分自身は苦しくなら場合もあるかもしれません。

実際、そこの病院では、看護師さんが非常に上手に子供をあやしていましたが、看護師さんは、泣いている子供が、実際は恐怖心を持っていないことを波動で感じ取って解っていたため、疲弊をせずに子供をあやせていたのかもしれません。

 

最後に・・・

「人生は修行だ」という考え方があり、わたし自身も昔はそう思っていました。

その頃は、自分自身が凄く辛い環境にいたので「人生って修行なんだな・・・」と、妙に腑に落ちていました。

しかし今は、「人生は遊びだし、ゲームみたいなものだ」と思えるようになりました。

なぜ、こう思えるようになったのか?と言うと、わたし自身が辛い時期を脱却し、幸せになれたからです。

これと同じ様に「自分軸」で生きられる環境に居る方は、ぜひ自分軸で生きてもらえれば良いのですが、今回の様に、子育て真っ最中の時期は、母性の働きによって、軸は、自分ではなく子供になってしまうのは、宇宙の摂理によって仕方のない部分なのではないでしょうか?

そんな事を踏まえた上で、子育てが大変なときは「なるべく周りの人を頼る」という意識で居ることが、「母性」という宇宙の摂理から、ある意味開放される方法でもあると思います☆

今日もご視聴いただき、ありがとうございました!

スピリチュアリストのNORIでした(*´∀`*)

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