「好きなことを仕事にする」よりも大切なこと〜天職の意味など〜
- 2021.08.12
- 仕事とかお金のお話
- 天職, 好きなことを仕事にする
※このブログは2021.7.29にYoutubeにて動画公開した内容をまとめたものです。
こんにちは、スピリチュアリストのNORIです(*´ω`*)
今日もご視聴いただき、ありがとうございます。
今日は、「好きなことを仕事にする」という今流行りのテーマについて、わたしの考えをお話してみますね〜(*´∀`*)ノ
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「好き」を仕事にしても、必ず嫌なこともある!?
わたし自身、実際に好きなことを仕事に出来ていると思いますし、好きなことを仕事にするのは確かに可能だと思います。
では、100%好きなことだけしていて、はたして仕事が回せるのか?というと、それは、おそらく無いと思うのです。
確かに、今は好きなことを仕事にしていますが、「この仕事面白いな!」と思える仕事が8割くらいだとしたら、「出来たらこの仕事はやりたくないな」という仕事も2割くらいはあり、2割の仕事は割り切っているというのが正直なところです。
どれだけ好きなことを仕事にしていても、手がける仕事がすべてが自分の思う通りになり、順調に予定通り進むなんてことは絶対にありません。
つまり、仕事にはトラブルはつきものですし、想定外の事も起るものなので、だから、嫌なことをゼロには出来ないのです(笑
そして大切なのは、仕事上のトラブルなど「想定外の出来事」が起きたときに、自分がどう思えるか?でしょう。
中には、想定外の出来事にパニックになったり、凄く落ち込んでしまう人もいるでしょうし、しかし中には、想定外の出来事が起きても、「なんか想定外のことが起きたぞ☆ワクワク」と、ある意味トラブルを楽しめる人もいるのです。
例えるなら、ドラゴンボールの悟空が、自分よりも強い敵と遭遇したときに、「おらワクワクしてきたぞ〜」と喜ぶイメージです(笑
そして理想を言うなら、わたしたちも、悟空のように考えることができる心を作っておくことが大事だと思います☆
こういった心持ちが出来ていないと、仮に好きなことを仕事にできたとしても、想定外の出来事が少しでも起きると、必ず愚痴や文句が出てしまいますし、そして、自分の発したネガティブ言葉によって、状況をどんどん悪い方へ進めてしまうのです。
天職は存在しない!?
好きなことを仕事にするためには技術の習得や訓練をすることももちろん大事ですが、ただ、そもそも本当に好きなことなら、そこにどれだけ時間を割いても苦にならないものです(笑
わたし自身が初めてWebの世界に手を出したのは20代後半の時だったと思いますが、当時は、正月休みに一人で家にこもって本読んだりして、ひたすらHTMLの勉強をしていました。
そして、正月休みが明けて出社して直ぐに「Web作れるようになったよ!」と言ったら、営業の人がいきなり仕事を取ってくるようになったのですが、ただ、当時はまだ仕事を覚えたての素人でしたので失敗の連続でした。
しかし今となっては、そんな経験があったおかげで今の自分があると考えられるようになりました。
というわけで、好きなことを仕事にするためのスキルを習得や勉強や訓練は、実は、自動運転の様にこなせるハズなのです。
なぜなら、そもそも好きなことだからです(笑
仮に、好きなことを習得するための勉強や訓練が苦痛と感じるのなら、それは本当に好きなことではないのでは?と言えますし、苦痛だと感じるのなら、もうそこには時間を割かなくてもよいのです。
スピリチュアルな界隈には、「誰もが宿命的に取り柄や特技を持っている」と話す方もいますし、その取り柄を使って、誰もが人のためになることをしたり、社会的に活躍できるようになるはずだ☆なんて話す方もいますが、この話は半分は本当ですが、半分はウソなのです。
前回の動画でも話しましたが、わたしの知り合いに、生まれてからずっと寝たきりで言葉も話せない、重度の障害を持っている子がいます。
では、その子には天職や天命と言ったようなものはあるのでしょうか?
その子の天命を無理やり定義するなら、それはきっと「親に面倒を見てもらうことだ」と言えるでしょう。
片や親の方は、魂的に色んな意味で目覚めることができるよう、「重い障害を持った子供を育てていく」という天命を生まれる前に決めてきたのでしょう。
というわけで、本当のことを言いますと、全ての人に天職があるわけでもないですし、すべての人が好きなことを仕事にして活躍できるわけでもないのです。
更に言うと、「天職」とは、世のため人のためになることをするというわけでもなければ、自分が社会的に活躍できる状態になることでもないのです。
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お金のために働く時代は終わる!?
今後は、テクノロジーやAIの発達によって色んな職業が消えていくでしょうし、となると、必然的にベーシックインカムのような制度も実施されることになるでしょう。
そんな社会になった時、それでも好きなことを仕事をする人もいるでしょうが、それ以前に、多くの人の持つ「仕事に対する考え方」自体が変わってくるはずです。
簡単に言うと「お金のために働く」という価値観は、おそらく10年後には消えていると思うのです。
そして、好きなことを仕事にする場合、たとえば、「お花が好きだからお花屋さんになりました」なんてパターンは意外と少なく、多くの場合で、途中からその仕事好きになることの方が多いものです。
何故か?と言うと、その仕事を何年もやっていると、技術も上がってきますし仕事が上手くなります。
仕事が上手くなると、お客さんから感謝をされることが増えてきます。
つまり、その仕事を長く続けていると、お客さんから「ありがとう!」と感謝をされることが多くなるので、結果的に、その仕事を好きになるのです☆
というわけで、「自分が好きな仕事が何なのか?解りません!」なんて方は、とりあえず何でも良いから、いろんな事をやってみるとよいのです☆
そして「合わない」と思ったら辞めればばいいだけです(笑
結局は「誰と働くか?」が大事
実は、好きなことを仕事にするよりも、もっと大切なことがあります。
それが何か?と言うと、「どんな仕事をするか?」ではなく、「誰と働くか?」という部分です。
つまり、職種なんて、実はなんでも良いのです(笑
わたし自身、過去に酷いブラックな会社で働いていたこともあるのですが、しかし今思うと、当時の上司や社長には感謝の気持ちがあります。
何故か?と言うと、「あの時のブラック企業を辞めずにいたから今のわたしがある」と、今は心から思える様になったからです。
もちろん、わたしが過去を肯定出来るようになるまでは何年もかかりましたし、今でも当時の上司や社長のことは嫌いですが・・・(笑
しかし人生は「塞翁が馬」なのです☆
いま職場の人間関係で苦しんでいる方も、あと10年もすれば、「何故今苦しんでいるのか?」の理由が解る時はきっと来ます☆
というわけで、今日のお話の結論は、好きなことを仕事にするのは、もちろん良いことですが、実はそれ以上に、「仕事を通して誰と出会うのか?」「誰と一緒に仕事をするのか?」この経験のほうが、はるかに人生で大事ということを最後にお伝えしたいと思います。
今日もご視聴頂き、ありがとうございました!
スピリチュアリストのNORIでした(*´∀`*)ノ
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