その先入観が人生を狂わせる。観念が情報格差を加速させ分断が広がっていく!?

その先入観が人生を狂わせる。観念が情報格差を加速させ分断が広がっていく!?





※このブログは2021.8.28にYoutubeにて動画公開した内容をまとめたものです。

こんにちは、スピリチュアリストのNORIです(*´ω`*)

今日もご視聴いただき、ありがとうございます。

今日は、「もしかしたら、自分は先入観に騙されているかも!?」というお話をしますね〜(*´∀`*)ノ

スポンサーリンク



観念が分断を加速させる!?

「一人宇宙」という言葉があるとおり、わたしたち人間は各々が違った世界を見ています。

たとえば、SNSの投稿で最近気になるものとして多いのが、「ワクチンで知り合いが亡くなりました!」「拡散希望!」といったような投稿です。

たしかに、本当に知り合いが亡くなったのなら拡散したくなる気持ちもわかります。

しかし、よくよく話を聞いてみると、実は一度も会ったこともないような、自分とは直接関係のない人がワクチンで亡くなったという情報をネットで拾ってきて、それを一生懸命拡散しているだけだったりします(笑

では、そういった人は、なぜ「ワクチンで知り合いが亡くなった!」という情報を拡散しようとしてしまうのでしょうか?

実は、自分の心の中に「ワクチンは危険だから打つべきではない!」という観念を持っているからです。

片や、自分の中に「ワクチンは危険だ!」という観念がない人は、そういった騒動とはまったく無関係なところで平和に生きていたりします。

この現象も、いわゆる二極化だと言えますし、こういった「各々が持つ観念」によって、今多くの人が分断されてしまっているとも言えるのです。

タイトルは先入観を植え付ける

皆さまもよくご存知の「もののけ姫」という映画は、もともとは「アシタカせっ記」というタイトルだったそうです。

「せっ記」とは、なかなか聞き慣れない言葉ですが、それもそもはずで、「せっ記」とは、もともとは宮崎駿先生の造語だそうで、「アシタカ伝説」といったような意味合いだそうです。

映画というのは、実はタイトルが非常に重要であり、映画だけでなく、書籍を発表する際もタイトルは非常に重要となります。

特に書籍の場合は、タイトルの付け方で売れるかどうか?が決まってしまうと言われており、だから凄腕の編集者ほど、本のタイトルを付けるのが凄く上手いワケです。

では何故、「アシタカせっ記」は、「もののけ姫」というタイトルに変更されてしまったのでしょうか?

実はこれにはプロデューサーの鈴木敏夫さんの狙いがあったのです。

プロデューサーとして映画をヒットさせる役目がある鈴木さんは、「アシタカせっ記、なんていう解りにくいタイトルでは映画が売れないから、もっと解りやすく、もののけ姫にしよう!」という案を出しました。

しかし、タイトルを「もののけ姫」にするという案に対し、宮崎監督は大反対。

何故なら、宮崎監督曰く、この映画はそもそもアシタカが主人公のお話だからです(笑

しかし鈴木さんは、映画をヒットさせるために、宮崎さんに内緒でタイトルを「もののけ姫」と勝手に変更し、ポスターも作って記者会見で発表してしまいました。

それを知った宮崎監督は大激怒!鈴木さんと大喧嘩をしたというエピソードがあるのですが、ただ、結果的に「もののけ姫」というタイトルにしたおかげで、映画は大ヒットしたとも言われています。

つまり、「タイトル」というのはこれほど重要なのです。

では何故、タイトルがそんなに重要なのか?というと、実は、「人は先入観から入る生き物」だからです

たとえば、「もののけ姫」というタイトルの持つ先入観で映画を観ると、わたしたちは「もののけ姫が主人公の映画なんだ!」という観念を無意識のうちに抱えてしまい、その先入観を持ったまま映画を観るワケです。

しかし、「アシタカせっ記」というタイトルで映画を観たら、わたしたちは、「きっとこの映画は、アシタカが主人公の映画なんだろう!」という先入観で映画を観ます。

そして、「もののけ姫」を主人公として映画を観るのと、「アシタカ」を主人公として映画を観るのでは、ストーリーの捉え方が違うのです。

つまりわたしたちは、各々が自分の心の中に「観念」というフィルターを持っていて、そのフィルターを通して外の世界を評価評論します。

というわけで、仮に「もののけ姫」という映画のお話が何故かしっくりこないという方がみえましたら、「この映画はアシタカせっ記というタイトルの映画なんだ!」と、一度自分の頭をリセットしてから再度映画を観ると、ストーリーの入ってき方が違ってくるわけです。

こういった人間の思考のメカニズムは、8割位の方に当てはまると言われています。

ただ、残りの2割位の方は、タイトルに騙されずに(先入観に騙されずに)、ちゃんとした考察が出来るそうです。

そんな方は、もしかしたら普段から本を読む習慣がある方なのかもしれませんし、普段から映画を沢山観ている方なのかもしれませんね♪

スポンサーリンク



多くの人は先入観で評価評論している

解りやすいのがYahooのニュース記事です。

ああいったネットのニュース記事は、多くの人の目を引く様に、わざとセンシティブなタイトルが付けられています。

そうすることによってクリック数を増やし、広告費を稼ぐってという仕組みです。

そのため、Yahooのニュース記事にコメント書いている人の多くも、タイトルだけを見て感じた感想を反射的に書いているだけであり、ほとんどの人は、記事の文章をしっかり読んでいません。

もちろん、中には本文をちゃん読む方もいるでしょうが、それでも、タイトルの先入観を引きずりながら本文を解釈してしまうので、それによって、意外と本文の内容を履き違えて捉えてしまうワケです。

これが、わたしたちの持つ思考のメカニズムであり、多くの方は「先入観」に騙されてしまいがちになってしまうのです。

わたしも広告業界に居るので解りますが、たとえばYoutubeでアクセス稼ごうと思ったら、その方法もちゃんと知っています。

最近はお客さんに頼まれてYoutubeのコンサルもしていますが、一応お客さんには、「人の目を引くようなセンシティブなタイトルつけるといいですよ!」とアドバイスをします。

たとえば、「仕事のできない人の5つの特徴」とか、この様に「数字」をタイトルに入れることによって、タイトルを見た人に「5つの特徴ってなんだろう?」という興味をかき立たせ、クリックを誘引するワケです。

他には、スピ系の動画でよくありがちな「●●な人は守護霊様に好かれている」と言った様な「伏せ字」を使うことによって、ユーザーの想像力をくすぐり、「動画を観て答え合わせをしたい!」と思わせる心理テクニックもあります。

と言っても、わたしの動画では、なるべくそういった「ひっかけ」的なタイトルの付け方はしないようにしてますけどね♪

最後に・・

では、先入観によってタイトルに騙されたり、情報の誤った解釈を繰り返していくとどうなるのか?というと、自分の中に作られる「観念」というフィルターの精度が、どんどん鈍ってきてしまいます。

つまり、心のフィルターの目が詰まった状態になってしまうのです。

そして、心の目が詰まった状態で何年も情報収集をしても、結局は自分の思い込みが激しくなるだけで、いつまでたっても情報に振り回されることになってしまいます。

片や、ちゃんと情報を精査できる人は、観念に縛られないワケです。

この差が2年3年と積み重なることによって、次第と情報格差が生まれ、それによって起きていることが、今の世の中の「分断」であり「二極化」なのではないか?なんてわたしは、考えております

今日もご視聴頂き、ありがとうございました!

スピリチュアリストのNORIでした(*´∀`*)ノ

スポンサーリンク



Youtube動画はこちら