宇宙は、あなたの中にある!?あらゆる事象は自分の外には存在しない
- 2022.03.22
- 目に見えない世界のお話
- 一人一宇宙, 仮想現実, 知覚
※このブログは2022.3.9にYoutubeにて動画公開した内容をまとめたものです。
こんにちは♪NORIさんです(*´∀`*)ノ
今日もご視聴いただき、ありがとうございます☆
今日は、「宇宙のすべてが、あなたの中にある!」というお話です♪
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この世は仮想現実です
わたしたちは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感で感知した情報で知覚を作っています。
そして、知覚によって、わたしたちは「自分という主体」が、あたかも存在しているような錯覚状態にあります。
この状況は、映画マトリックスの世界をイメージしてもらうと解りやすいかと思いますが、わたしたちも、ちょうどプラグに繋がれ脳に電気信号を送られているような感じで、現実世界があたかもリアルに存在しているような錯覚を観ているのです。
つまり、皆さんが感じている「世界」、更にいうと「宇宙」は、皆さんの頭の中に再生されているイリュージョンです。
わたしたちが夜眠りについて意識がなくなると、五感からの信号が遮断され、知覚が消滅します。
これはつまり、映画マトリックスで言うところの、頭からプラグを抜かれた状態です(笑
頭からプラグを抜かれた人は、これまで見ていた世界が仮想現実だった!と言うことに気づきます。
では、これまでの世界が仮想現実だということに気づけたら、仮想現実の中に居たという設定になっていた自分の子供や、恋人、更には、必死で蓄えた財産の事を心配するでしょうか?
実は、この理屈で「この世」と「あの世」を考えると、自分が死んだ後のこと、つまり、残された人のことを心配する必要も無いのでは?と言えるのです。
仮にあなたが死んでも、仮想現実に残された子どもたちは、この世という仮想現実ゲームをプレイする能力は、あなたよりも遥かに上です。
なので、自分が死んだあとのことを心配するのは、実はナンセンスなのです。
わたしなんかも、仮に自分が死んだ際も、お墓もいらなければ葬式もいらないと思っていますしね(笑
知覚するまで存在していません
近年の3Dゲームは、コンピュターの演算速度の進化に伴い、もはや現実と遜色ないクオリティの映像を再現できるようになってきました。
しかし稀に、最新のゲームを古いパソコンでプレイすると、パソコンの演算速度が追いつかないために、キャラクターの移動によって立ち上がってくる周りの風景が、カクカクして不自然なことがあります。
こんなことからも解るように、3Dゲームは、キャラクターをプレイするプレイヤーの視点から見える範囲の風景を、その都度演算してモデリングしているのです。
つまり、キャラクターが見ていない領域は、ゲームの中にプログラムとして存在してはいるものの、プログラムは実行されていない状態なのです。
そして、わたしちの暮らすこの世界も、こんな仕組みになっています。
これはどういうことか?と言うと・・・
たとえば皆様が、この動画をリビングのソファに寝っ転がって聴いているとします。
ということは、今この瞬間、あなたにとって存在するのは、あなたの目に映る範囲、つまり、リビングのお部屋の中だけなのです(笑
次に、あなたは立ち上がり、トイレに向かおうとします。
そして、トイレのドアを開けた瞬間、あなたの頭の中でトイレのプログラムが実行され、トイレが現れるのです(笑
つまり、あなたが見たり、聞いたり、触ったり、感じたりするまでは、その事象は存在していないということです。
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知覚と記憶のメカニズム
知覚が作り出すイリュージョンは、タイムラインが繋がっていません。
なぜなら、この世界には、本当は過去も未来もないからです。
イリュージョンは、脳によって過去から未来へ流れているように組み立てられていますが、本当は、イリュージョンの1コマ1コマはバラバラです。
そして、このイリュージョンの1コマ1コマが、言わば「並行宇宙」なのです。
たとえば、皆さんがお部屋でゆっくりしている時、ふいに、外を救急車がは走る音が聞こえるとします。
すると思考は、「あっ、救急車が外を走っている!」と、自動的にイリュージョンを作り出します。
次の瞬間、今度は携帯電話が鳴るとします。
すると思考は、「あっ、電話が鳴っている!」とイリュージョンを作り出し、思考は「誰だろう?居留守使おうかな?」なんて感じに、次々に連想ゲームを始めます。
更に今度は、「ぴんぽーーん!」とインターホンが鳴ります。
すると思考は、「あっ、宅急便が来た!先日通販で買った本が届いたのかな?」なんて感じに、思考は勝手に連想ゲームを始めます。
では、宅配便のインターホンが鳴った時、その前に鳴った携帯電話の事は、頭の中にあったでしょうか?
更には、最初に知覚した救急車の音は、あなたの頭から消えていたのではないでしょうか?
この様に、実は、わたしたちの頭はマルチタスクになっておらず、違うことを同時に考える事ができません。
起きる出来事は、瞬間的に全自動で次々と起きてきます。
しかし、これらの出来事を、脳が勝手に繋げていくことで「過去」という概念が生み出され、時間の感覚が立ち上がっているのです。
わたしたちは、これまで一度たりとも過去を生きたことはありません。
過去を思い出しているその瞬間は、今、過去を思い出しているだけです。
わたしたちの脳は、瞬間、瞬間に起きる事象をつなぎ合わせることによってタイムラインを自動的に作り、これがエピソードとしての「記憶」になるワケです。
というワケで、人間の記憶なんて結構いいかげんですし、そういった意味でいうと、記憶の改ざんも簡単にできるのです。
つまり、「五感による知覚」→「思考の連想ゲーム」→「事象をつなぎ合わせてストーリーとして記録」を全自動で行っているのが、わたしたちの脳なのです。
イリュージョンから目覚めて「今ココ」に帰るヒント
自分の頭の中で全自動で作り出されるイリュージョンは、わたしたちに色んな感情を味あわせます。
時に楽しんだり、時に悲しんだり・・・わたしたちは、この世のゲームを楽しんでいるのですのですが、実は、この仕組みが苦悩の根源にもなっています。
しかし、すべての出来事は、わたしたちの頭の中で起きていることであって、実は、皆さんの外側には何も存在していません。
というわけで、「宇宙は、あなたの中にある」と言えるのです☆(*´∀`*)ノ
「考えるな!感じるんだ!」というブルースーリの名言は、わたしたちが頭の中で観ている仮想現実の世界から目覚めるためのヒントになる言葉です。
なぜなら、「思考で考える」ということをやっているのが、知覚によるストーリー作りであり、これによって時間の感覚を生み出し、過去の後悔や未来の心配により苦悩が発生しているからです。
知覚によって作られた記憶は、わたしたちを、この仮想現実の深みに没入させていきます。
それに対して「感じる」は、「今」にしか出来ません。
わたしたちは、過去に感じるとか、未来に感じるとかは、出来ないのです(笑
「今を感じている状態」は、マトリックスの嘘に気づいている状態であり、記憶に囚われていない状態です。
音楽を聞いていると、なぜ気持ちいいのか?というと、音を追っかけてリズムに乗ってる状態は、常に「今」を感じてるからです。
楽器を演奏していると、なぜ気持ちいいのか?というと、リズムを意識しているときは、「今」を感じているからです。
スポーツをするのが気持ちいいのも、車の運転が好きなな方がドライブを好むのも同じであり、常に、今を感じるからです。
この様に、わたしたちには、「仮想現実から目覚めるヒント」も与えられているのですね☆
読んでいただき、ありがとうございました(*´∀`*)ノ
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