無気力の原因と克服法
- 2018.02.08
- 幸せに生きる術
こんにちは☆NORIです(*´ω`*)ノ
今日は「無気力の原因と克服法」について書いてみますね♪
わたし自身も若い頃は無気力になる事がありましたし、今でもたまに何もやる気が起きなくなるときがあります。
特に若い方などは、無気力になることが多いのではないですかね。
しかし、わたしたちが無気力になってしまうのには、ちゃんと理由があるのですね・・・
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無気力の原因とは?
わたしたちは、なぜ無気力になってしまうのでしょうか?
実はその原因は、わたしたちのまわりの環境にあります。
この答えを先に書いてしまいますと、文明の進化により便利になりすぎた世の中の仕組みが、わたしたちを無気力にしているのです。
たとえば江戸時代は、単純に日常生活をするだけでも、そこには大変な苦労がありました。
まず、家族総出で農作業をしないと、明日の自分たちの食べ物も確保することができませんでした。
生きていくために、毎朝早く起き、くたくたになるまで畑や田んぼで働き、それが終わったらご飯を食べる為に薪を割って火をおこし、そして炊事をして・・・
昔は、ただ生きていくためだけに、大変な労働が必要だったのです。
そのため、昔の人には「無気力」なんてものはなく、昔は「うつ病」という病気もありませんでした。
簡単に言うと、昔はやることが多すぎて、無気力になる暇も、うつ病になる暇さえもなかったのです。
しかし今は、あらゆるものがオートメーション化されていますので、人間はボーーっとしていても生きていくことが出来ます。
これはこれで大変便利な世の中なのですが、この便利さが現代人の無気力を生んでいるのです。
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情報過多が無気力を生む
無気力の原因として、現代社会の「情報過多」があります。
ネットやテレビをみれば、現実と見分けることが出来ないほどのリアリティーある映像、斬新な音楽、面白い番組、刺激的なアミューズメント・・・
このように、現代社会は、過激な情報が飛び交っており、そして、こういった情報過多な状態が、わたしたちの感性のアンテナを鈍くしているのです。
するとどうなるか?
わたしたちは、感動をしなくなってしまうのですね。
つまり、あらゆる情報や刺激に慣れてしまい、何を見ても何を聞いても、何も感じなくなってしまうのです。
そして、現在のような情報過多の状態は、それだけ脳を疲労させるといえます。
わたしたち人類は、100年前に比べると何十倍もの情報を絶えず脳に与えているのです。
脳に与えられる情報の多くは「視覚」による情報です。
次に多いのが「聴覚」による情報です。
わたしたちは、毎日、テレビやネットから発信される情報に晒されるだけでなく、一歩街に出れば、そこらじゅうに派手な装飾のお店や看板があり、広告会社はこぞってわたしたちの脳に魅力的に写る情報を与え続けています。
現在のこういった情報過多な状況は、脳を物凄く疲労させる結果となり、その疲労による結果として「無気力」といった症状が起きるのです。
若い時の無気力は正常です
このように、刺激に満ちた便利な世の中に生きるわたしたちにとっては、無気力という状態は、もはや、誰もが経験する事なのです。
特に若い人などは・・・
学校の勉強のやる気が起きない
朝早く起きるのがだるい
学校へ行くのが面倒くさい
友だちに会うのも面倒くさい
生きている意味がわからない
自分は何のために生きているんだろう? etc..
こういった症状の方が非常に多いと思います。
しかし・・・
これ正常なんですよ(・∀・)
学生さんや、十代の方なんてのは、ある意味こういう精神状態になって当然といえます。
なぜなら、今の便利すぎて豊かすぎる世の中が、こういった無気力の状態を生んでいるので、先進国に住む人にとっては、「無気力になる」という事は、避けては通れないことなのです。
しかし、このように無気力状態になってしまった多くの方は、「このままじゃいけない」とか、「学校に行かなければ・・」と悩み苦しむものです。
大抵の方は、こういった無気力状態を「良くないこと」だと解っていて、悩むのです。
まぁ中には、無気力を問題ともせずに、何も悩まずにダラダラ生き続けている人もいると思いますが・・・
しかし、無気力になってしまった自分に対して「あれこれと悩む」というのが、正解なのです。
もっと言うと、無気力になってしまい、生きる目的が解らなくなるという事で、「悩む」ことは、人生に必要な事なのです。
そのため、人は一度は無気力に襲われ「なんのために生きているんだろう?」とか、「いっそ死んでしまいたい」なんて、悩まなければならない時期があるのです。
というわけで、もし若い方が「無気力」に襲われたのならば・・・
徹底的に悩んで下さい。
この「悩む」という行為が、あなたに与えられた使命であり、人生一度はこれを経験しなければなりません。
そして、悩み抜いた結果、答えを導き出すのです。
「悩む」と書くと、辛いことのように感じてしまいますが、言い換えれば「頭を使い、答えを導き出す努力をする」という事です。
そして、無気力に襲われて、あれこれと考えた挙句に出てきたその答えというのが・・・
あなたが次にやるべきことであり、それが人生の目的なのです。
無気力になった時の克服方法
無気力に襲われた時に、この無気力状態からいち早く脱出するには、先程も書きました「徹底的に考え抜く」という事が大事ですが、もう一つ良い方法があります。
それは、「人に会う」という事です。
ただ、無気力の状態のときって人に会いたくないんですよねw
人に会うと言っても、いつも会っていた人に会うのではなく、今まで会ったことのない人や、今までそんなに仲がよくなかった人、興味がなかった人に会うと、人生のヒントが見えてくるものです。
実際に人に会うのがめんどくさかったら、SNSで見つけた自分が興味のある人にメールを送ってみるとか、その人のSNSをフォローしてみるとか・・・
そういった事でも構いません。
なぜ、人に会うというのが無気力から脱出する方法になるのかと言いますと、あなたの人生のコマを進めるために、新しい出会いというのが最も重要だからです。
簡単に言うと、人生で新しいことを始めるというのは、「新しい人に会う」事なのです。
無気力から脱出する方法は、新しいことを始めるのが一番であり、逆に言うと、あなたは「新しいことを始めるために、無気力という状態を経験し、そこで徹底的に悩み考え抜く」という経験が必要なのです。
そして、その時に人生のヒントを与えてくれるのが、「新しい出会い」なのですね☆
最後に・・・
今日は無気力について色々と書いてみました☆
無気力の原因は、現代の情報過多によるものなのですが、しかし、若いうちに「無気力になる」という時期は、誰もが通る人生に必要な時期なのです。
なぜなら人は、無気力状態になる事により、人生で悩み、「自分自身を内観する時間」が、人生で必要な事だからです。
そのため、もし無気力に襲われている方がいたら、まず、「自分は正常なのだ」という事を理解し、「自分は決してダメ人間ではない」という事を知ってください。
そのうえで、悩みに悩み、頭を使って考え抜く事が、人生にとって必要なことなのです。
そして、あなたの人生を切り拓く鍵は、「人との出会い」です。
出会いと言っても、実際に会わなくとも、SNSで知ったり、本で読んだり、テレビで見ただけの人でもよいのです。
こういった新しい人との出会いが、あなたの人生をより豊かにするためのヒントを与えてくれるのですね☆
読んでいただき、ありがとうございました!
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