なぜ人が離れていくのか? 職場の部下が次々に辞めてしまう理由とは?
※このブログは2020.7.11にYoutubeにて動画公開した内容を、文字起こししたものです。
こんにちは、スピリチュアリストのNORIです(*´ω`*)
今日もご視聴いただき、ありがとうございます。
今日は「なぜ人が離れていくのか?」というテーマでお話しますね。
と言いますのも、先日こんな質問をただいたのですが・・・
お惣菜屋さんを経営されている方からのご質問だったのですが、「パートさんが、どんどんと辞めしまうのはどうしてなのか?」という事でした。
あまりにも次々と辞めちゃうから、神様から「あなたは、このは仕事向いてませんよ!」と、言われているような気がしてしまうとの事だったのですね。
もちろん、社員が一人辞めるとか二人辞めるとかなら、社員さんの都合でそういう事もあるでしょう。
しかし、短期間のうちに、何人も辞めていく状態というのは、必ず、社内の体制に何らか原因があると言えるのです・・・
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人が離れていくには原因がある
わたしが昔勤めていた会社の話をしますと・・・
その会社は、若い子が入っても、すぐに辞めちゃうのです。
当時の社長が、「これは何かおかしい!」と思って調べたら、原因がわかったのですね。
当時、「次長」という役職に就いていた中間管理職のオッサンがいたのですが、そのオッサンが、とにかく性格が悪くて、入ってきたばかりの新卒の若い子を、コテンパンにいびり倒す事を繰り返していたのです。
結局、そのオッサンのせいで全部で15人くらい新卒の若い子が辞めていたのですね。
こんな感じに、人が離れていくのは、結構分かりやすい原因があるものです。
この方は、今のお店は2年目らしいのですが、パートの方も、最初は全部で4人いたけど、結局は全員辞めちゃう事になってしまったそうです。
わたしは、この方のお店を実際に見たわけではないですし、この方と会って話したわけでもないので、これは確だと言える事ではありませんが・・・
ただ、シンプルな話として、上の人間が魅力的な人なら、下の人間は付いてくるものなのです。
と言っても、人を自分に付いてこさせる方法は、色々あるのですよ。
たとえば、「恐怖」によって人を付き従わせるという方法もあります。
恐怖によって付き従わせると言うと、昔の軍隊の上官と部下みたいな関係を思い浮かべるかもしれないんですけども、決してそういうことでもありません。
たとえば、実際にこういう経営をしている社長さんがいますが・・
その会社は、社員が、何らかの問題があるような人ばかりで、たとえば多いのが「借金がある人」とか、ちょっと言い方が悪いですけども、「よその会社で務まらないような人」ばかりを集めて、やっている会社もあるのですよね。
こんな場合も、要は「恐怖によって人を支配している」という事になるのです。
何故かと言うと、社員に対して「ウチの会社を辞めたら生きていけないぞ」という「恐怖の感情」を植え付けているからです。
つまり、ブラック企業なんですね。
といっても、こんな経営スタイルは、昭和の時代にしか通用しない様な働き方ですし、もうこれから時代が変わっていく事によって、こんな経営は、まったく通用しなくなるのですけどね(笑
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人は「楽しさ」についてくる
そもそも、今の若い子は「お金」というものに縛られていない子が多いです。
と言っても、わたしの様な40代の人間は、まだお金というもの縛られていますし、心のどこかで「人よりも稼がなけれならない!」と思っている人は、この年代は多いと言えますけどね(笑
そして、先ほどお話しました様に、「お前はうちの会社でしか働けないぞ!」という、「恐怖で人を付き従わせる」という方法が「パターン1」だとしたら、「パターンに2」は、これとは正反対の、「楽しさによって、人に勝手について来させる方法」だと言えます。
特に、これからの時代は、この方法がベストだと言えますし、逆に言うと、コレが出来ないと特にサービス業は難しいかな?と思います。
パートさんが何故立て続けに辞めちゃうのか?というと、簡単に言うと、仕事がつまらないからです。
では、なぜ仕事がつまらないのか?というと、実は、上の人間が「つまらない人」だからなんですよ。
ほんと、これだけなんですよね・・・
要は、社長や上司が、シンプルに言って「面白い人」だったり、「魅力的な人」だったら、下の人間は勝手についてくるものなのです。
だから、下の人を辞めさせないようにするためには、まずは、自分が魅力的な人になることです。
上の人間というのは、仕事の実践的なスキルとか能力よりも、こっちの方が遥かに大切なのです。
では、「魅力的な人」というのは、どういう人なのか?というと、たとえば、サービス業なら「楽しそうに仕事をしている人」なんですね。
これは、美容室でも、お弁当屋さんでも、なんでもそうなんですけども・・・
客が、「この店はいい店だな☆」と思う店というのは、どういう店なのか?と言うと、まず、働いている人たちが和気あいあいとしていて、仲が良さそうな店なんですね。
反対に、働いている店員さんが、つまらなそうにイヤイヤ働いていたら、「あ、この人イヤイヤ仕事してるな」というのは、100%客に伝わりますし、すぐに分かるのです。
そんな店は、「このお店、料理は美味しいけど、なんかちょっと嫌な感じがするなんだよな〜」っと、客は敏感に感じ取るのですよ。
そんな店というのは、大抵は、社員同士が仲が良くなかったり、楽しく仕事が出来ていないのですよね。
では、何故そうなっちゃうのか?というと、これは、もう上の人間の責任なのです。
上に立つ人の仕事は何が一番大切か?というと、「下の人達が働きやすい環境を整えること」なのです。
よく、「お客様第一主義」という言葉がありますが、これは、西洋式の経営スタイルなら当てはまる言葉です。
つまり、ピラミッド構造の上下関係の組織を作って、その階層に、人間をシステマチックに組み込んでいくような組織の仕組みの上でしたら、お客様第一主義のほうが良いと言えます。
しかし、わたしは、こういったピラミッド構造の組織体系は、20世紀の古いスタイルだと考えています。
実際、これまでの時代は、こういったピラミッド構造の組織が当たり前のように思われてきたから、多くの人が、仕事でこんなにも苦しんでしまっていたのです。
酷い場合ですと、社員がうつ病になったり、自殺しちゃう様なこともあったのですよね。
ただ、別の動画でも話しておりますけども、これからは、フラットな感じの「村社会のような組織」が時代にマッチするのです。
だから、これからは、社員を力で押さえつけるような時代でもないですし、社員をお金で釣るような時代でもないのです。
それよりも、自分が上に立つのなら、シンプルに「自分が魅力的な人」になることなんですね。
社員に「この会社は社長も面白いし、明るい感じがして楽しいな〜☆」と、思わせることなのです。
そして、こういう環境を作るのが、上の立場の人の仕事なんです(*´∀`*)ノ
関連記事
→時代はピラミッド構造から村社会構造へ移行している! 支配構造の終焉から共生の時代へ
人は縁で繋がり、縁で離れていく
会社は、お客さんのことを考えるよりも、まずは「会内の雰囲気作り」のほうが大切だと言えます。
会内の雰囲気が良くなれば、社員は勝手にのびのびと働きますし、結果的にそれが売上に繋がるのですね。
とくに、サービス業の場合は、ほんとコレだけなのです。
しかしそれでも、パートさんが何らかの事情で辞めていく事でしたら、それはそれで、もうしょうがないと言えます。
人と人との出会は、全部縁によって決まっていますし、ドミノ倒し的に色んな人と出会い、出会った人も、いづれは離れていく時が来ます。
同じ人間関係が、死ぬまで永遠に続く・・・というのは無いのです。
だから、今回の「パートさんが次々に辞めてしまう」というこの件に関しても、もしかしたら、このメールをくださった方には何も問題はないのかもしれません。
しかし、もしかしたら「自分が楽しんで仕事をしていなかったのではないか?」、「社員が楽しく働けるような環境づくりをやってこなかったのではないか?」と、この部分も思い返してみてほしのです。
もちろん、人間関係というのは、基本的には「去るもの追わず」でOKです。
これは、友達でも、職場の仲間でも、恋愛でも、なんでもそうなんですけども、「去るモノ追わず」でいたほうが、自分は一番ラクなんですね。
去ろうとする人を引き止めるということは、相手も苦しみますし、こちらも疲弊します。
何故かと言うと、人は、基本的には「相手の考え方」とか「気持ちを変える」というのは出来ないからです。
関連記事
→人間関係は、相手を変えようとすると自分が苦しむようになっている
だから、最初にもお話しした通り、仮に相手の気持ちを変えようとするならば、恐怖によって強引にやるか?
もしくは、自分が魅力的な人になって、相手が「ついて行きたいな☆」という風に考え方を変えるのを待つか?
このどちらかの方法になるのです。
というわけで、この話は、仕事上の人間関係だけじゃなく、色んな人間関係に当てはまると思いますが、もしも「自分は何故か解らないけど、人が離れていっちゃうんです〜」と、お悩みの方は、ちょっと参考にしてみてくださいね☆
というわけで、今日もご視聴頂き、ありがとうございました!
スピリチュアリストのNORIでした。
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