解った!の落とし穴☆人は聞きたいように聞き、見たいように見る!?
※このブログは2022.5.10にYoutubeにて動画公開した内容をまとめたものです。
こんにちは♪NORIさんです(*´∀`*)ノ
今日もご視聴いただき、ありがとうございます☆
今日は、「解った!の落とし穴」というお題で、「人の認識のメカニズム」について話してみますね☆(*´∀`*)ノ
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人は相手の話を主観で聞くことしかできない
たとえば、わたしが誰かの話を聞いて、その人の話をできるだけ正確に理解し別の人に伝えようとします。
しかしこんな場合、その人の「意図」や「伝えたいこと」が、完璧にわたしに伝わることは絶対にない!のです。
何故か?というと、人が誰かの話を聞いて理解をするときは、話を聞く側の人の「主観」が必ず付与されるからです。
たとえば、わたしが動画の中で、何かのたとえ話として「ホリエモン」の名前を出すとします。
ちなみにわたしは、ホリエモン自体は特段ファンというワケでもなく、好きでも嫌いでもありません。
たまにYoutubeでホリエモンの話を聴いて「あ〜勉強になるなぁ」くらいに感じている程度です。
しかし、ホリエモンのことを熱狂的に好きな人が、わたしの動画を聴いていた場合、わたしが「ホリエモン」という名前を出すと、その人は、わたしが「ホリエモン」という言葉を発した事に反射的に反応します。
そして、その人は「ホリエモンが好き」という自分の主観に基づき、その人の頭の中で「きっと、NORIさんもホリエモンが好きなんだ☆」と、話の内容を勝手に脳内変換してしまうのです。
実は、人は誰しもこういったことをやりがちですし、更に言うと、脳の仕組みのとして、人が人の話を聞くときは「自分の主観」という「フィルター」を介してでしか、相手の話を汲み取ることができないのです。
逆のパターンとしては、たとえばホリエモンのことを大嫌いな人が、わたしの動画を聴くとします。
こんな場合、わたしが「ホリエモン」という言葉を口に出すと、その人の脳内では「NORIさんの事を好きだったのに、NORIさんは、わたしの嫌いなホリエモンのことを好きなんだ!ショック〜!モヤモヤする〜!」なんて反射的に反応をしてしまいがちです。
しかし先程も言ったように、わたしはホリエモンのことは好きでも嫌いでもありません(笑
この様に人は、自分の主観によるフィルター越しに人の話を聞いてしまう生き物ですし、自分の主観によって相手の話を勝手に自身のフィルターを通して解釈をするモノなのです。
だから、「一人一宇宙」なのです(・∀・)ノ(笑
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一つの事実に対し、人の数だけ真実がある
このメカニズムは、視覚(目に見えるもの)からの情報に対しても同じことが言えます。
たとえば、同じ夕焼け空を見ても、ある人は涙を流すほど感動しますし、中には、何とも思わない様な人もいます。
わたしたちは自分の主観を介して、目に映る外の現象に対していろんな解釈をし、色んなジャッジをしようとします。
たとえば、今起きているロシアとウクライナの戦争について話しますと、まず言えるのが、「戦争が起きている」という「事実」があります。
しかし、事実として起きているロシアとウクライナの戦争について、人々は、それぞれ違った解釈をするワケです。
まぁ、多くの方はメディアの影響をそのまま受けて、ロシアが一方的に悪なんだ!と思っているでしょうけどね(笑
しかし、ウクライナに居るアゾフ大隊やネオナチなどの存在を知る人にとっては、ネオナチに乗っ取られたウクライナ政権を、プーチンが奪還しようとしている・・・なんて具合に多角的な解釈もできるワケです。
つまり、「事実」は一つしかないけど、「真実」は「人の心(解釈)の数だけある」と言えるわけです。
これも「一人一宇宙」であり、仏教的に言えば「唯識」なのです☆
解った!は大抵解っていない
ということは、誰かの話を聞いて、簡単に「あなたの言うことが解りました!」「あなたの伝えたいことは◯◯なのですね!」と言う人も、実は、相手の話が伝わって居ない事の方が多かったりするのです(笑
何故なら、先程もお伝えしました通り「解った!」と理解したつもりになっている人も、相手の話を、自分の主観というフィルター越しに解釈しているに過ぎないからです。
もちろん、相手の話を何度も繰り返し聞くことにより、相手の意図することの解像度を上げていくことは出来るでしょう。
しかし、何処まで行っても自分の主観越しでしか相手の意図を捉えることが出来ないわたしたちの脳は、そもそも、相手の話を100%理解することは出来ないのです。
ということは、人と人が考え方を100%同じにし、完全に解り合う日が来ることは永遠にないということです(笑
だから、これからの時代は「許し(つまり愛)」が大事なのです☆
普段からお伝えしているように、今わたしたちのまわりで起きている変化は「人間の意識の変化」であり「認識力の拡張」です。
この流れが、個別の分離意識から全体意識へと戻っていく、つまりはワンネス的になっていくフェーズです。
そして、今後の未来において、人の意識の進化を予測すると、おそらくわたしたちは、言語で処理できる情報の解像度を超えた、より抽象度の高い情報を扱っていくことになると予想されます。
簡単に言うと、よりワンネスを思い出した人たちは、もう言葉でコミュニケートするのではなく、だんだんと、テレパシーのようなものを使うようになってくるだろう・・・ということです☆
読んでいただき、ありがとうござました(*´∀`*)ノ
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