「ここまで来たあの世の科学」☆超ひも理論で証明するあの世の世界(天外伺朗さん)
- 2021.07.20
- 未来予測
- ここまで来たあの世の科学, 天外伺朗, 相対性理論, 超ひも理論
※このブログは2021.7.15にYoutubeにて動画公開した内容をまとめたものです。
こんにちは、スピリチュアリストのNORIです(*´ω`*)
今日もご視聴いただき、ありがとうございます。
今日は、天外伺朗 (てんげしろう)さんという方の「ここまで来たあの世の科学」という本を読んでみて大変面白いと感じたので、本の内容をざっくりと紹介しつつ、わたしなりの解釈も織り交ぜて「あの世」というものについてお話しますね☆
まずは、天外伺朗さんのプロフィールです。
天外伺朗 (てんげしろう) 本名:土井 利忠(どい としただ)
東京工業大学卒業後ソニーに入社し、アンテナ、CAD、コンパクトディスクなどデジタル・オーディオ技術、ワークステーション「NEWS」、エンタテインメントロボット「AIBO」「QRIO」の開発を手がけたことで知られている。
1960年 – 愛知県立旭丘高等学校卒(弓道部に在籍)
1964年 – 東京工業大学工学部電気工学科卒
1964年 – ソニー株式会社入社
1965年 – 東北大学研究生(~1969年)
1972年 – 工学博士(東北大学)
1975年 – デジタルオーディオ研究開発プロジェクトのプロジェクトマネジャー(~1980年)
1982年 – AES副会長(国際担当)
1987年 – ソニー株式会社スーパーマイクロ事業本部 本部長
1992年 – 株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 社長
2002年 – ソニーインテリジェントダイナミクス研究所株式会社 社長
2007年 – 退社Wikipediaより抜粋
この本は、科学者である天外伺朗さんが、科学の視点から「あの世とはどんな世界なのか?」を考察する大変面白い内容になっています。
もちろん、「あの世があるのか無いのか?」なんて議論はとっくにすっ飛ばして、「あの世は当然ある!」という前提で、「では何処にあるのか?」を、科学的な視点で推論を進めていくところが大変興味深く楽しめます☆
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科学と宗教が対立してきた300年
これまでの300年間は、科学と宗教が完全に別のものとして分かれていた時代だったと著者は語っています。
ただ、これからの時代は、ほぼ間違いなく、科学と宗教が統合さていくことが予想され、更に言うと、今後は「精神の時代」になるだろうという予想もされています。
この話は以前にも紹介した、千賀一生さんの「ガイアの法則」で予測されている、「日本を中心とした精神の文明がやってくる!」という予想にも繋がって来るお話ですね☆
まず、これまでの時代、人類の科学がどの様に発展してきたのか?という話をしますと・・・
たとえば、昔は「天動説」が信じられていましたが、そこへガリレオガリレイが「地球が太陽の周りを回っているのだ☆」という「地動説」を打ち立てました。
しかしそれによって、これまでのキリスト教中心の社会の権力者たちが、自分たちの立場が揺るがされることを恐れて、ガリレオを宗教裁判にかけて牢屋に閉じ込めてしまいました。
その後ガリレオは獄中で亡くなったのですが、ただ、今となっては「地球が太陽の周りを回っている」という事が常識になったわけであり、「宗教 VS 科学」の戦いは、一応は科学が勝利したようなカタチになっている・・・と、著者は語ります。
すると今度は「アイザック・ニュートン」が万有引力を発見し、「ニュートン力学」が科学の常識になりました。
「ニュートン力学」は、今でも科学の基本法則として全然使える法則であり、砲弾の弾道計算なんかも、ニュートン力学に基づいて行われます。
ところが更に科学が進むと、だんだんと「ニュートン力学」では説明ができない現象も発見されてきたのです。
そこへ出てきたのが、アインシュタインの「相対性理論」です。
相対性理論とは何か?を簡単に説明しますと、光の進むスピードは秒速30万キロと一定なのですが、時間と重力はそれに対して相対的に変化する!という法則で、「E=MC2」はあまりにも有名な相対性理論の方程式です。
相対性理論によると、たとえば、凄く速いスピードで移動をする物体は時間が進むのが遅くなったり、更には、重力の強さによっても時間の進むスピードは変わるということが言われており、これについては実験でも証明されています。
たとえば車についてるナビゲーションシステムも、相対性理論を元に設計されています。
ナビを動かしている人工衛星は地面よりもかなり高いところを飛んでるので、アインシュタインの相対性理論より、地面から離れるほど、その分重力は弱くなるのです。
重力が弱くなると、その分、相対的に時間が進むのが遅くなります。
それにより、衛星と、地上のナビの間には通信の時間にズレが出てしまい、そのわずかな時間のズレが、地表では、ナビの示す位置情報が何百メートルと狂ってしまうそうです。
そのため、自動車に付いているナビシステムは、アインシュタインの相対性理論に元に、時間の進むスピードが変わることによって起きる位置情報のズレを補正をしているそうです。
「ニュートン力学」から「超ひも理論」へ
こんな感じに、科学の分野は「ニュートン力学」、さらに「アインシュタインの相対性理論」と進化してきましたが、ただ、近年は、「量子力学」というものも出てきて、最近は量子力学とスピリチュアルを結びつけて考える方も増えてきました。
たとえば「二重スリット実験」や、「シュレディンガーの猫」のお話は、量子力学を説明する上でも有名なお話です。
関連記事
→二重スリットの実験とは? 量子は人間が観察することにより振る舞いを変える!?
量子力学が適応される極小の世界では、素粒子は観察をしなければ「波動」の状態ですが、観察をすることよって「素粒子」という「粒」に変化します。
この現象を「量子の二重性」と呼びます。
もうひとつ、量子力学で有名な実験を紹介します。
何キロも離れた実験室に、同じ条件で素粒子を配置します。
そして、片方の実験室で素粒子を右回転させると、もう片方の実験室では、瞬時に素粒子が左回転をすることが実験で証明されているそうです。
ただこの時に、両方の実験室は、何十キロ、何百キロと距離が離れていても、素粒子が回転する際の時間差はゼロだそうです。
つまり、アインシュタインの相対性理論によれば「時間の進むスピードは秒速30万キロで一定である」ということになっているのですが、極小の素粒子の世界では、アインシュタインの相対性理論が適応されないということが実験で証明されてしまったのです。
そのため、アインシュタインは、「神はサイコロでは遊ばない」という発言を残し、量子力学を皮肉ったそうです。
ちなみに、限時点でも、相対性理論と量子力学の統合に成功した科学者は一人もいません。
そして更に近年は、「ブーツストラップ理論」や「超ひも理論」という新しい理論も登場しており、更に極小のミクロの世界では、量子論でも説明できない現象も起きているそうです。
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「超ひも理論」の中に「あの世」がたたみこまれている?!
「超ひも理論」を簡単に説明すると、この世界は「紐」のような形をしたものだ、ということです。
???ですよね(*´∀`*)
もう少し詳しく説明します・・・
その紐の1本1本は極小のミクロの世界に存在し、物質の最小スケールである「プランクスケール(10-33cm)」の大きさだそうです。
そして、その紐の内側に「宇宙の全て」が、たたみこまれているのではないか?という仮設が、この本で書かれてあることなのです☆
この時に、紐の中にたたみ込まれている世界を「暗在系」と呼び、それとは別に、わたしたちが普段見ている世界を「明在系」と呼びます。
つまりは、「超ひも理論」による、紐の中にたたみみ込まれている「暗在系」という世界こそが、実は、あの世の正体なのではないか?という推論がなされているのです。
人間の脳には「A10神経」と呼ばれる神経があるらしく、A10神経は、いわゆる「脳内麻薬」を出したりする部分だそうで、人が瞑想をしたり、何らかの神秘体験をするときも、このA10神経が関係しているそうです。
昔、アメリカのヒッピーたちは、スピリチュアル体験をするためにドラッグを使っていたそうですが、実は、「瞑想」も、ヒッピーたちの「ドラッグによる神秘体験」も、意味合いで言うと似たようなものなのだそうです。
ただ、違いは、ドラッグはA10神経自体を破壊する作用もあるので、A10神経自体の崩壊により廃人になってしまったヒッピーたちも多く、これが、ヒッピーの文化が消滅してしまった原因だと言われています。
つまり人は、A10神経によって、超ひも理論で言うところの「紐の中」にたたみこまれている世界(暗在系=あの世)にアクセスすることができるということなのだそうです。
紐の中にたたみ込まれている暗在系には「宇宙のすべて」がたたみみ込まれています。
もちろん「宇宙のすべて」なので、「時間という概念」も「人の精神」も、すべてが、たたみこまれているということになります。
暗在系には「過去」や「未来」などの時間の概念はなく、すべて同時に存在しているので、そこへアクセスするということは、未来予知も出来るということにもなりますし、反対に、過去に生きていた人の情報(過去世)と繋がれば、過去に生きていた人と話すことも出来るということにもなります。
暗在系にはすべてのものがたたみこまれているので、たとえば、別の人の意識にアクセスすれば、それはテレパシーということにもなります。
というわけで、チャネリングにしても、未来予知にしても、テレパシーにしても・・・実は区別するものではなく、すべての情報源である「暗在系(あの世)」にアクセスしているから実現できることであり、本質的には、すべて同じだということなのです。
学校がいらなくなる!?
たとえば、すべての人が、A10神経から暗在系の世界にアクセスすることができるようになったら、すべての人が、すべてのことを知ることができるようになるわけです。
これまでの社会では、知識とかルールを教える学校というものが必要でしたし、道徳感や倫理観を教える宗教的なものも、ある意味必要でした。
しかし、すべてての人が暗在系にアクセスできれば、そういうものは必要なくなるのでは?ということです。
この話は、普段わたしが話してることにも繋がってくるのかな?と思うのですが、簡単に言うと、これからの時代は、外に答えを求める時代ではなくなると思うのです。
各々が、自分の内面(暗在系)から、その時にふさわしい答えをちゃんと知ることが出来るような時代になるのではないか?と思うのです。
つまり、わたしなりの言葉で説明すると、皆んながチャネラーになって、自分のハイヤーセルフ、もしくは大元のソースと繋がれば、もう、宗教も学校もいらないと思うのです☆
関連記事
→答えは全て自分の内側にあった! 外に救いを求めても問題は解決しない
宇宙は一つの生命体である
おそらく未来の歴史学者たちは、宗教と科学を分けていたこれまでの300年間を、極めて特異な期間だとしてみるだろう
天外伺朗さんは、著書の中でこんな感じに語っています☆
そして、結論として・・・
この宇宙は、全体でひとつの生命体である
そして、その一つの命は「無条件の愛」で出来ていて、それは「仏性」であり、宗教が「神や仏」と定義したものと一致する
と、締めくくっています。
これはつまり、スピリチュアルで言う「ワンネス」と同じだと思うのです☆
さらに、この本の中で書かれてあることとしては、科学者が、万物の宇宙の構造を突き詰めて行けば行くほど、東洋哲学(老子の思想・タオ)や、仏教で語られるお釈迦様の哲学に、どんどんと近づいていってしまい、クリスチャンの学者さんたちは驚愕するそうです。
言われてみれば、仏教で言う「色即是空」「空即是色」は、量子論の「量子の二重性(素粒子は波動でもあり粒子でもあるが、観察者が見ることで変わる)」という話と驚くほどよく似ています。
「色(現象)」 → 「空(実は実態が無い)」
「空(実態がない幻想)」 → 「色(現象を作っている)」
これを、わたしなりの言葉で説明すると、「あなたが観てる世界は仮想現実です」ということにもなります(笑
というわけで、これからの時代は、これまでの宗教で言われてきた様な「自分の外に居る神を崇拝する」という考え方は、新しい時代には合わないのですね。
それよりも、わたしたち一人ひとり(すべての存在)が神様の様なものだ☆ということに気づくこと、皆んな同じでありワンネスなんだ!ということに気づいていくほうが、本質的なのです☆
今日もご視聴頂き、ありがとうございました!
スピリチュアリストのNORIでした(*´∀`*)ノ
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→日本から始まる!精神文明の夜明け(千賀一生さん著書:ガイアの法則)
→命とは何か?わたしたちは「命の中」で生きている
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