なぜ宇宙の真理に至れないのか?探求が止まない理由

なぜ宇宙の真理に至れないのか?探求が止まない理由




※このブログは2022.1.31にYoutubeにて動画公開した内容をまとめたものです。

こんにちは♪NORIさんです(*´∀`*)ノ

今日もご視聴いただき、ありがとうございます☆

今日は「なぜ宇宙の真理に至れないのか?」というお話です♪

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探求は最高の贅沢!?

プラトンやソクラテスをはじめとした有名な哲学者はギリシャが発祥ですが、では「何故ギリシャなのか?」というと、これには社会的背景が関係しているのだと言えます。

当時のギリシャは、国民のほとんどが奴隷だったのですが、奴隷に仕事をさせていた人たちは、一切仕事をしていませんでした。

そのため、やることがなく、暇すぎて常にいろんな事を考えていて、それが「哲学」として学問になったのだと言われています(笑

つまり、哲学という学問は、暇人が他にやることが無くて、本来日常生活に必要のない色んな事を考えるという、言わば「趣味」みたいなものなのです(笑

そんなワケで、わたしが普段動画で話している哲学的な話も、言ってみれば日常生活には必要のないことだと言えますし、暇人だからこそ許される、最高の贅沢が「精神世界への探求」なのです(*´∀`*)ノ

つまり、学びや探究が出来る人というのは、それだけ暇人だということですし、暇を持て余せして思考を巡らすということをして遊んでいるに過ぎないのです☆

何処まで行っても方便にしかならない理由

「宇宙の真理を説明する動画を何本かでシリーズ化してあげてくれませんか?」

以前にこんな質問を頂いたことがありましたが・・・

おそらくこの方も、日々暇人で、色んなことを考えることが出来るくらい恵まれた環境にいらっしゃる方なのかな?と思うのですが(笑

実は、宇宙の真理を語りだしても、何処まで行っても「たとえ話」にしかならないのです。

たとえば、スーパーマリオの世界は2次元の世界であり、マリオをコントロラーで操作している人は、ひとつ上の次元に居るのだと言えます。

ではここで、コントローラーを握っている人が、マリオに対して「君は2次元の世界にいるんだよ!」と、どのように説明すれば、話が伝わるでしょうか?

マリオ自身は「縦」と「横」プラス「時間」の世界で生きているので、「奥行き」を理解することが出来ません。

わたしたちがマリオに対して「奥行きとは、こういうことなんだよ☆」と、いくら説明をしても、マリオはどうにも「奥行き」が理解できないのです。

そして、精神世界の話もこれと同じであり、上の次元のメカニズムを、一つ下の次元の人に対して説明しようとしても、どうやっても、方便になってしまうのです。

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なぜ探求を続けてしまうのか?

以前に次元の説明をした際に使ったこのイラストの通り、わたしたちは、映画のスクリーンに映し出されている映像の方を「現実」だと思い込んでいます。

しかし本当は、その映像を観ている人が上の次元に居るワケであり、更に言うと、上の次元に居る映像を観ている人は何人も居るワケです。

映像を見ている観客を仮にハイヤーセルフと呼ぶのだとしたら、ハイヤーセルフは、他のお客さんと意識を共有した集合意識だと言うことになります。

なので、ひとつの例え話として、ハイヤーセルフは、本当の自分よりも遥かに大きな存在であり、「大いなる自分」と例えることも出来るワケです。

非二元(ノンデュアリティ)の界隈では、よく「わたしはいない」なんて言われていますが、このイラストでも解るように、映画館自体が入れ子構造になっていて、次元は上にも下にも永遠に続いています。

なので、仮に一つ次元を上昇したとして「悟った!」と目覚めたとしても、更にその上にはまだ高次元があることに気づいてしまいます。

なので、何処まで行っても「本当のわたしは居ない」という解釈になるわけです(笑

「悟り」というモノを語るとしても、悟ろうとする「わたし」が、そもそも居ないわけです。

そして仮に、次元上昇をしたとしても、更に次元上昇し続けることになりますし、終わりはないのです☆

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次元の入れ子構造と並行宇宙〜願望実現のパラドックス〜

悟ろうとするほど、悟れない

わたしは宗教団体があまり好きではありませんが、イエスの言葉や、お釈迦様の言葉は大好きだったりします☆

そして実は、イエスの残した言葉の中には、一言で真理をついた言葉が残っています。

それが、「神とは何か?」という問いに対する答えで、「神とは愛である」という言葉です。

というわけで、今回ご質問いただいた方の問いにお答えするとなると、「神(宇宙の真理)とは愛です」が答えになるのです。

とは言っても「神とは愛」は、かなり抽象的な言葉です。

しかし、本質的な話をしようとすればするほど、実は、「抽象度を上げていく」という方向に話は向かうのです。

何故か?と言うと、さきほどのスーパーマリオの例え話の通り、マリオに対して「奥行とは、こういうことなんだよ!」と、いくら話をしようとしても、マリオは到底理解できないからです。

マリオは「奥行き」を理解しようとして、神様に対して「奥行きとは、縦と横の間のことでしょうか?」「斜めのことでしょうか?」と様々な質問をぶつけますが、これらは全て間違いになってしまいます。

マリオが必死に「奥行き」を理解しようとすると、マリオの暮らす次元の中では、話を具体的な方向に進めることになってしまいます。

しかしこれは、抽象的な話とは反対のベクトルに向かうということであり、つまり、本質とはどんどん遠ざかるということです。

というワケで、本質的なことを理解しようとすると、実は、どんどん本質から遠ざかるというパラドックスに陥るわけです。

これが、悟りを目指す人が、どんどん悟りから遠ざかるメカニズムです

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最後に・・

もちろん、「知識」という具体的な話を沢山インプットすることよって、人は目覚めに近づいていきます。

しかし、本を読んで知識を蓄えたら、今度はそれを手放す方向へとベクトルを変えてみることも大事になってきます。

もちろん、最初にもお話した通り、探究をする事自体は楽しくもあるのですが、探求によって逆に迷子になりやすいというジレンマもあるのです。

とは言っても・・・

今、新人類と呼ばれる子供たちがどんどん産まれてきてますし、本当は何もしなくても、次第に皆んなが目覚めていくことになりますし、目覚めは「遅いか?早いか?」だけの話なんですけどね☆

読んでいただき、ありがとうございました(*´∀`*)ノ

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