分離から統合へ☆そもそも統合って何?

分離から統合へ☆そもそも統合って何?




※このブログは2021.1.24にYoutubeにて動画公開した内容を、文字起こししたものです。

こんにちは、スピリチュアリストのNORIです(*´ω`*)

今日もご視聴いただき、ありがとうございます。

今日は、スピリチュアル界隈でよく言われている「分離」と「統合」について、お話しますね〜☆

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分離とは?

わたしたちが、この地球に生まれてきた理由は「色んな体験をするため」だと言えます。

色んな体験をするため、元々は宇宙にたった一つしか存在しなかった「命」が幾つにも別れて、いろんな星の、いろんな時代に、魂として散らばって行きました。

こういった「魂の分離」を、わたしたちは、何億年も前からず〜〜っと続けていると言われています。

では、最初の「たった一つしかない命(つまりワンネス)」は、何時何処で生まれたのか?というと、実は、この部分は誰にも解らないのです。

今、スピリチュアル界隈で解っている知識では、途方もないはるか昔の宇宙のどこかで、最初は一つしか存在しなかった「命(意識)(大いなる全て)」が、「自分は何者なのか?」を知るために、自分自身を無数の意識に分割させ、今もなお宇宙中に散らばっている最中だ・・・と言われています。

この時に、分離した魂は、人間や宇宙人だけじゃなくて、石っころや、鉄とか、水とか、空気とか・・・すべてのモノに姿を変えて、宇宙中に「存在をするため」に、散らばっているのです。

これが「分離」だと言えます☆

 

統合の考え方

では、「統合」とは何か?というと、分離した魂が元に戻っていくことだ・・・と、捉えたくなるのですが、実は、そう考えると、逆に解らなくなくなると思うのです。

これだと、「統合」=「死んであの世に還る事」と、なっちゃいますからね(笑

というわけで、「統合とは何か?」を、わたしなりに説明してみますね☆

たとえば、仲の悪い夫婦がいるとします。

その夫婦はいつもケンカばかりして、お互いにいがみ合っています。

こんな状態は、激しく分離している状態だと言えますね(笑

とは言っても、わたしたちは、そもそも分離を体験するためにこの地球に転生していきているので、夫婦喧嘩をして「いがみ合っている状態」も、言ってみれば、各々の魂の目的(カルマ)を、ちゃんと順調に遂行している状態なのです。

でも、あまりにもケンカばかりしていがみ合っていたら、それはそれで辛いので(笑)、「もうこの辺でいがみ合うのは辞めにしましょう☆」ということにします。

そして、ここからが「統合」の考え方です。

では、統合に向かうためには、どうすればいいか?と言うと、「お互いに嫌なところを少しづつ我慢して、妥協をし、解決策を模索する・・・」というのは、これでは統合ではありません(笑

こんな場合の統合の考え方は、「嫌ならスパッと離れてみる!」というのが、統合なのです。

「????」と感じました?(笑

統合と言いつつ「離れる」とか「別れる」とか言うと、余計に「????」と思われるかも知れませんので、もう少し説明しますね。

統合とは、決して、仲の悪いカップルが無理やり仲良くなることでもなければ、我慢をしたりして、嫌いな人を無理やり好きになる様に努めることではありません。

簡単に言うと、「統合に向かう」とは、自分が本来持っている「愛の部分」を、より発揮することだと言えます。

そして、「愛」とは、相手の存在を、ただ無条件で認めて感謝することであり、つまりは「相手を尊重すること」です

だから、パートナーと仲が悪かったとしたら、そんな相手を100%認めて尊重をしてあげれば良い☆ということになります。

ということは、仲が悪くてギスギスしているのに「我慢をして無理やり一緒にいる」という選択をするのは、それは「統合ではない」ということになりますよね(笑

一般的に言われている「一度は結婚したのだから一緒にいるべきである!」といった様な常識感に則って、仲の悪い二人が無理やり一緒にいるのも、統合どころか、分離を強める事になります。

昔の恋愛ドラマでは、「わたしたち、別れたほうが、お互いのためよね〜(*´ω`*)」と、女の人が切り出したりするシーンがありますが、実は、これが自然な状態なのです☆

実際、こういった感性は女性のほうが優れているので、女性はこういった選択が自然と出来るのですが、ただ、これに対して男の方は、パートナーが自分から離れることを認めたがらず、力ずくでも自分の元に置いておこうとしたがります。

では何故こういうことが起きるのか?というと、その理由をあげるならば、男性が「モノや財産(女性も)を所有をしたがる」という考え方を強く持っている傾向にあるからです。

「所有をする」という概念は、今まで約2000年以上、わたしたち人類が当たり前のように持ち合わせてきた価値観ですが、でも実は、「所有」という概念は西洋特有の価値観であって、わたしたち日本人は、もともと所有の概念があまりありませんでした。

それが、今から数千年前の縄文時代の話なのですが、同じ様に、ネイティブアメリカンの方々も、所有の概念が、ほとんど無かったと言われています。

そして、「所有の概念」もまた、激しく分離感を生む考え方なのです。

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結婚制度や血縁を重んじる価値観は、今後消えていく!?

これからの時代、スピ的に言う「統合」というキーワードが大事だとはよく言われていますが、ただ、統合へ向かうためには、わたしたちが旧来から持ち続いてきた古い価値観を、結構捨てていくことになると思うのです。

例を挙げるとすると「結婚」という概念があります。

もちろん、今後時代が進んでも結婚制度そのものが無くなることはないとは思いますが、ただ、今後は、結婚制度に対する「比重の置き方」は変わっていくだろうと私は考えております。

もうひとつ言えるのは「血縁の概念」です。

わたしたちは、昔から「血の繋がり」を重要視するように教えられてきました。

わたしは以前の動画で「これからの時代は、地域全体で子供を育てていく様な社会にしたほうがいい!」という話をしたことがあり、例えるなら「昭和の時代の価値観」を、もう一度再現したほうが良い☆という話をさせてもらったことがあります。

たとえば、近所の子供が悪さをしていたら、その子がたとえ自分の子供でなくても、ちゃんと叱ればいいのです。

逆に、子供が困っていたら、自分の子供でなくても助けてあげればいいのだと言えます。

実際、昭和の時代はこういった事が自然と行われていました。

ただ、そんな事を話した動画に対して、「自分が腹を痛めて産んだ子供だからこそ、育てられるだけだ」と、こんなコメントも頂きました。

もちろん、この方が仰ることはよく解ります。

ただ、これは逆に言うと、たとえば、自分が好きになった男性が居たとして、その男性が実はバツイチで、連れ子がいたとしたら・・・

その連れ子は血が繋がってないから好きになれないの?ということなります。

そしてこれも、統合から離れる、分離の価値観だと思うのです。

この様に、わたしたちが、これまで当たり前のように信じてきた道徳観や宗教的な倫理観の中には、ある意味、意図的にわたしたちを分離させるような価値観も、ちょこちょこと隠されています。

何故かと言うと、わたしたちは、物事を分離の方向へ考える様な教育を、ある意味、意図的に受けさせられてきたからです

そもそも、「血縁」のことを言い始めたら、純粋な日本人なんていません。

日本には、昔から、半島や大陸から人が入って来ているので、純粋な日本人の血縁なんて、DNA的に考えれば無いのです。

それ以前に、肉体というのは「魂の乗り物」であって、ただのキグルミに過ぎません(笑)

だから、「血縁にこだわる価値観」というのは、実はこれ自体が「分離の価値観」であって、統合から離れる考え方なのです

というわけで、これからの時代は、こういった「血縁の価値観」や、「結婚制度に対する価値観」も、おそらく変わっていくのだろうと、わたしは予想しています。

 

統合とは、分離感を手放すこと

今、世界では、色んな事が起きています。

しかし、こういった世界情勢のドタバタ激に、いちいち感情を揺さぶられていると、その流れに飲み込まれてしまいます。

私から見ると、Qアノンを熱狂的に応援していた方なんかは、既に、激動の流れに飲み込まれている状態に見えます。

もちろん、知識として色んな事を知っているのは良いと思いますが、でも、激動の渦の中に自分自身が入ってしまうのは、つまり、相手側のマーケティング戦略に引っかかっているということになります

一部の宇宙系のチャネリング情報を流している方にも、同じ傾向が見られる事があります。

簡単に言うと、これからの時代は「自立」が大事なハズなのに、逆に「宇宙人に依存をさせる様な情報」を流している方もいるのです。(もちろん本人は無意識ですし、善意からでしょうが・・・)

たとえば、「今、宇宙では光と闇が戦ってます!もうすぐ皆さん救われます!もうしばらくお待ちください☆」的な情報を流している方がそうなのですが・・・

では、皆さん何時まで、宇宙人の登場を待っているのでしょうか?

アセンション情報など、「◯月◯日にイベントが起きます!」「みんな救われます!」的な情報に期待させられることを、今までに、何度繰り返して来ているのでしょうか?

そもそも、光も闇も、どちらも存在して当然なのが、この宇宙の摂理です。

何故かと言うと、光だけが残って闇が消えるなんて事はあり得ないからです

「闇」という概念があるから、「光」という概念が存在できているのです。

そのうえで、自分が「光」をフォーカスしたいと思ったら、光を見ていれば良いだけです。

大統領選挙の話にしても、よく解らない宇宙人に依存をさせる情報にしてもそうですが、世の中に溢れるいろんな情報の中には、わたしたちを巧みに分離の意識へと誘導する情報もあるのです。

こういった事は、物事を俯瞰してみればと、ちゃんと見えてきます。

簡単に言うと、統合とは、「善も悪も、どっちも存在していてOKだったんだ!」と、気づくことです

私がよく使う例えとして・・・

「あなたは、カツカレーが好きなんですね」

「わたしは、シーフードカレーが好きなんですよ☆」

「どちらも美味しいですよね〜(*´∀`*)」

と・・・全ての物事に対して、この様に思えるのが「統合」です(笑

だから、そのためには、まず、「相手を憎む心」を手放すことも大事ですし、「相手に対する怒り」を手放すことも大事です。

こういう感情があるということは、すなわち、分離感が強いということです。

だから、「手放す」という感覚は、統合へ向かうために、最初の段階として意識したいことになります

ここを手放せないと、本質は見えて来ないと思います。

更には、「自分が何かに対してジャッジをしていないか?」もチェックしてみてください。

そして、こういう考え方が自分の中にあると解ったら、すっぱり手放してしまえばいいのです☆

というわけで、最初にもお話したとおり、仲が悪くなってしまったカップルが、無理やり仲直りしようと努力をしたり、お互いが我慢をすることによって無理やり一緒に居続けようとするのは、これは「執着を手放せていない」ということであり、余計に分離を強めてしまうというわけです。

だから、人間関係においては、時に「離れる」という選択をすることが統合になるのですね

今日もご視聴いただき、ありがとうございました。

スピリチュアリストのNORIでした☆

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