エゴと願望実現のパラドックス☆引き寄せの法則の落とし穴

エゴと願望実現のパラドックス☆引き寄せの法則の落とし穴




※このブログは2022.4.23にYoutubeにて動画公開した内容をまとめたものです。

こんにちは♪NORIさんです(*´∀`*)ノ

今日もご視聴いただき、ありがとうございます☆

今日は「エゴと願望実現のパラドックス」と題しまして〜

スピの界隈でよく言われている「エゴ(自我)」というものと、「願望実現」のパラドックスについて、お話しますね☆(*´∀`*)ノ

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欲しがるほど手に入らないパラドックス

スピの界隈でよく語られる「引き寄せの法則」には、なかなか解りにくいパラドックスが隠されていると言えます。

簡単に言うと、人間は「自力で何かをやっている」という感覚を、感じたい生き物なのです

そして、「自力で何かをやっている」という感覚は、「エゴ」から発生しています。

たとえば、わたしの友人に、こんな奴が居ます。

彼は、皆んなで焼肉を食べにいくと、甘口のタレや、辛口のタレ、更には、胡椒や塩など、テーブルの上に置いてある、ありとあらゆる調味料を自分のサジ加減で調合し「これが俺のオリジナルの味付けなのだ☆」と、自己流の食べ方を編み出して満足気に食べ始めます(笑

しかし、本当にお肉を美味しく食べたかったら、お肉のことを知り尽くしているプロ(お店の人)に食べ方を聞く方が確実ですし、これが一番簡単なのです(笑

お店の人に一言「このお肉にはどのタレが合いますか?」と聞けば、お肉のプロが、最も美味しい食べ方を丁寧に教えてくれます。

そして、わたしの友人の様な「自力で何かをやりたがる」という行動は、実はこれこそが「エゴ」というものであると言えます。

逆に、お店の人に食べ方を教えてもらうのは、自分のエゴを出さないということであり、言ってみれば「他力」です。

そして、巷で言われる引き寄せの法則や、願望実現をするためのあらゆるワークも、これと同じメカニズムが働いているのです☆

他力とは「宇宙を信頼する」ということ

プロに任せておけば、一番美味しい食べ方に、何の努力もせずにたどり着く事が出来ます。

対して、「自力で美味しい食べ方を見つけよう!」とすると、そこには「努力」が発生します。

人間は、「自分が生きている!」という感覚を強く感じたがる生き物であり、エゴというシステムは、わたしたちに「自力感」を持たせようと、ありとあらゆる工作を仕掛けてきます。

人生もこれと同じ様なモノであり、エゴから発生する「自力感」を出すほど上手く行かないものです。

逆に、食べ方を店の店主に任せるように、人生も宇宙に委ねてしまったほうが、逆に上手くいくものです。

しかし人は、「自力で生きている」と常に感じたいがために、人生に刺激を求めます。

つまり、引き寄せの法則を上手く行かせようと思い、願望を強く願えば願うほど、上手く行かないということです。

何故なら、願望を願っているのは「エゴ」という主体だからです。

特にこういったパラドックスは、商売をやられている方は、よく感じるのではないか?と思います。

「儲けよう!」と思うほど儲からないですが、エゴを捨てて、「お客と一緒に遊ぶように楽しく商売しよう!」と考え方を変えると、逆に儲かったりするものです。

つまり、人生は「他力」でしかないという事を清く認めたほうがラクなのです(笑

したがって「諦める」という感覚を持つことが大事であり、「宇宙に任せる」という感覚を大事にすることです。

「宇宙に任せる」とは、すなわち「宇宙を信頼すること」であり、天の流れを絶対的に信頼することが、人生を上手く行かせるコツなのだと、わたしは考えています

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引き寄せの法則・願望実現とは何か?

たとえば、わたしも以前は「マイホームを建てなければ幸せになれない!」「結婚しなければ幸せになれない!」なんて考えていた時期がありました(笑

しかしわたしは、「エゴ」を引っ込めて、宇宙の流れに身を任せることによって「賃貸のままで幸せだったんだ!」「結婚しないほうがわたしは幸せだったんだ!」という気づきを得ることが出来ました。

つまり、引き寄せの法則とは、こういう事でもあるのです。

願望実現は、何処まで行っても「エゴ」が「願望」を望んでいるワケです。

しかし、「エゴ」の仕組みを見抜いてしまえば、本来必要のないものを欲することにより、「手に入らない」という苦しみから開放されます。

殆どの方が望む願望は、「(わたし)が、〇〇をしたい」と言った具合に、必ず頭に主語が付いています。

つまり、「主語」の部分がエゴなのです。

このあたりのメカニズムは、引き寄せの法則の話をされる方の中にも誤解をされている方が多いように思えます。

独身でマイホームも持っていないわたしは、同級生から見れば負け組かもしれません。

しかし、わたし自身は、同級世の中の誰よりも幸福を感じて生きているという自信があります。

何故なら、今のわたしは、必要のないものを欲しなく無くなった為に、「手にはいらない」という苦悩から開放されたからです。

しかし、資本主義の洗脳にかかっている同級生たちは、次から次へと「あれが欲しい!」「これが欲しい!」と「求める」ことにより、「手に入らない」という欲求不満を常に感じて生きているようです。

根源的なことを言うと、苦悩の根本原因は「〇〇が欲しい」と求める感情の頭の部分にくっついている、「わたし(エゴ)」が、リアルに存在しているという感覚を、わたしたちが強く感じているということです

そのため、スピリチュアルやノンデュアリティの話をされる方は、皆、声をそろえて、エゴ(自我)のメカニズムを見抜くことを説いているワケなのですね☆

読んで頂きありがとうございました(*´∀`*)ノ

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