平等よりも公平な社会へ☆平等という言葉に騙されないで!

平等よりも公平な社会へ☆平等という言葉に騙されないで!




※このブログは2021.1.15にYoutubeにて動画公開した内容を、文字起こししたものです。

こんにちは☆スピリチュアリストのNORIです。

今日も、ご視聴いただき、ありがとうございます。

今日は、「平等」という概念についてお話します☆

「平等な社会」を望んでいる方は、結構多いとは思いますが、しかし実は・・・平等な社会というのはあり得ないのです。

更に言うと、「平等な社会」を望むということは、少し間違えると「完全な管理社会」を望むことにもなりかねないのです・・・。

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「男女平等」という価値観から平等性を考えてみる

今、色んな所で「時代の転換期が来た!」ということが言われていますが、こういう話を聞いて「新しい時代はユートピアのような理想郷になるんだ!」とか、「平等な社会になるんだ!」と、こんな風に夢を見ている方もいるかもしれませんが・・・

残念ながら、そうはならないのです。

たとえば、よく聞く言葉として「男女平等」という考え方があります。

皆さんは、「男女平等」という言葉を聞いてどう感じますか?

正直言うと、わたし自身は「男女平等」というのは、絶対にありえないと考えております。

もちろん、「男のほうが優れている」とか、「女のほうが優れている」とか、そういう話ではなく、男女に優劣なんてありません。

そうではなく、男と女は、最初から体の構造も違えば、脳の構造も違いますし、言ってみれば、まったく違う生き物だと言えるくらい違うのです(笑

そもそも、男は子供が産めませんし、男のゴツゴツした体つきは、赤ちゃんをあやすに適した構造に出来ていません。

その点、女の人は、最初から子供を育てるのに適した身体的特徴を持って生まれてきています。

小林正観さんは、父親の人格や性格は、子供が成長する上で、子供に与える影響なんてほとんど無いと仰られています。

つまり、子育てに影響を与えるのは、基本的には、お母さんの人格だけなのです。

そんなお母さんを、いつも笑顔にして、お母さんが子育てに集中できるような環境を整えてあげるのが、お父さんの役割なのです。

つまり、狩りに出て獲物を捕まえてくるのが、お父さんの役目で、お母さんは、家で子育てをするという役割があるワケです。

これを今の時代に当てはめると、外へ働きに出かけてお金を稼いで来るのがお父さんの役割だと言うことです。

こういった「男と女の初期設定」は、神様がその様に決めたのだと解釈したくなりますし、こういった役割分担が最初から決まっているのは事実です。

だから、その前提の上で「男女平等」という価値観を持ち出すのは無理がありませんか?ということです。

あとは、最近よく話題にあがるベーシックインカムについても同じことが言え、ベーシックインカムも、決して平等ではありません。

わたし自身はベーシックインカム推奨派ですが、しかし、ベーシックインカムも決して良いことばかりではないですし、完璧な制度ではないのです。

何故かと言うと、ベーシックインカムは「政府に依存をする」という構造になってしまうのと、もうひとつは、今日のテーマでもある「平等性」を「権力者が管理をする」・・・という構造になりかねないからです。

 

平等な社会が不可能なワケ

わたしは、かなりの少食です。

なので、1日1食食べていれば、全然ヘーキだったりします(笑

しかし、世の中には、1日3食とか4食、食べたい人もいるでしょう。

では、本当に「平等」というものを実現するのなら、1日1食だけ食べれば良いわたしの様な人間には、1日当たり林檎を1個だけ支給をして、1日3食必要な人には、1日当たり林檎を3個支給する・・・という事になると思います。

しかしここで、もっと平等性を持たせるために、「本人がどれだけ食べたいと思うのか?」という気持ちの部分を加味したり、「どれだけ食べないと栄養学的に生きていけないのか?」といった、栄養の観点からも査定をするとします。

そして、こういった細かなことをどんどんと突き詰めていって、本当に平等性を持たせるために正確なデータを出そうとすると、実は、完璧に平等性を持たせるための正確な計算をする事は不可能だ!という結論に行き着くはずです。

なぜなら、人間は一人ひとり違った個性を持っていて、誰一人として同じ仕様の人間なんていないからです

たとえば、ベーシックインカムは「1人幾ら」と言った感じに、一律に分配することを予定していますが、本当に平等性を求めるなら、一人ひとり、支給する金額はバラバラになるはずです。

なぜなら、ご飯を食べる量は一人一人皆んな違いますし、住んでいる地域が違えば家賃も違いますので、「一律同じ金額」という考え方では、本当の平等は実現できないからです。

とは言っても、先程もお伝えした通り、そもそも、100人居たら100通りの個性がある人間一人一人に対して、平等な分配をすることなんて不可能です。

だからベーシックインカムの「一律幾ら」という考え方は、ある意味よく出来ているとも言えるのですが、ただ、本当に平等性を持たせることは、実は不可能だと言うことです。

そして、無理やり平等性を持たせようとすると、実は、北朝鮮のような社会になるのです(笑

何故かと言うと、「平等かどうかをジャッジする存在」を設定する必要があるので、結果的には、「大衆を管理する」という仕組みを組み込んだ「ピラミッド社会」になってしまうからです。

そうなると今度は、支配者層と一般庶民の格差が出来るワケです。

そしてこれが、共産主義(社会主義)の失敗の根本原因だと私は考えております。

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「差」を埋めるのではなく、「差」を気にしない価値観

仮に、平等というものに一番近い状態があったとしたら、それは、今ままでの旧来の体制(資本主義)が、割と平等に近かったのでは?とわたしは感じます。

今までの時代は、一応は努力をすることによって、ピラミッド社会の上に上がっていくことも出来ましたし、「お金がほしい」と思ったら、もっと頑張って、どんどん稼ぐことも出来ました。

しかし、コロナがやってきた今の時代においては、「今までの社会の仕組みではもう持続不可能だ!」ということは、全ての人が解っていることです。

だから、これからは、今までの仕組みとは正反対にするしか無いワケです。

以前に、「グレートリセットの後は具体的にどんな世界になるのですか?」という質問を頂きましたが・・・

簡単に言うと、今までの社会とは180度違う仕組みになるのだと言えます。

ただ、その概要はまだ確定していないので、だから「これから皆んなで作っていこうよ!」という話を、多くの方がしているわけです。

この時に、一人ひとりが、ちゃんと理想の未来の社会をイメージが出来ている方が、新しい時代を作り易いと言えます。

だから、なるべく多くの方に「新時代のイメージ」を持ってもらうために、わたしは、こういった同じ様な話を続けているワケです(笑

その中で、今日は「平等」というテーマで話しているのですが、先程、男女平等の話や、ベーシックインカムを例に色々話してみました通り、「平等」という概念は、ぶっちゃけ無理なのです(*´ω`*)

人は、100にいたら100人全員が違うわけです。

100人いたら100人違う個性があるので、お互いがその個性を認め合い、お互いにに承認しあうような、そんな社会をイメージしてみてください。

中には障害をかかえた方もいますし、そんな方には、皆が愛を出してサポートをするのは当然であるのですが、ただそこで「助けてやったんだぞ!」と偉そうになったり、反対に「助けてもらって申し訳ない・・・」と卑屈になったりする必要が、まったく無いという社会をイメージしてみてください。

つまりは、「皆んな違って皆んな良い!」という多様性の価値観が、これからは大切なわけであり、「皆んな違う」という事を認め合えばいいだけで、平等にする必要なんてないのです

ということは、もちろん「収入の格差」など、そういうものに対しても、「差」を認め合えばいいだけです。

今までに時代は、人の持つ個性や特性に「ヒエラルキー」を設けて、そこに「優劣をつける」ということをやってきました。

でもこれからは、「優劣」という概念を、どんどん無くしていくようなイメージです。

「あなたは痩せてるんですね♪わたしは、太ってるんですよ〜♪」と、こういう価値観が大切なのです。

だから、「あなたは年収1000万なんですね〜♪わたしは300万くらいなんですよ〜♪」と、こういう価値観を持てばいいのです。

収入にしても、「収入の差を埋めようとする」のではなく、「差を気にしないようにする」という価値観に持っていくことが大切だと思います。

何故かと言うと、「差」というものは、どうやっても無くならないですし、埋まらないからです。

それもそのはずで、「差」も、言ってみれば「個性」なので、無くなるはずがないからです。

でもここで、「差」を無理くり埋めよとすると、北朝鮮のようになっちゃうわけです(笑

だから、「全ての人が、差を気にしない!」という、まったく新しい価値観を身につけることが、これからの時代には大事なのかな?と、わたしは考えております

つまりは、平等を目指すのではなく、多様性を承認し合うこと。

「平等性」ではなく「公平性」を考えるのが大切なのかな?と思います。

今日もご視聴いただき、ありがとうございました!

スピリチュアリストのNORIでした☆

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