宇宙誕生の変なお話と、エゴと自由意志とワンネスのお話

※このブログは2022.4.29にYoutubeにて動画公開した内容をまとめたものです。

こんにちは♪NORIさんです(*´∀｀*)ノ

今日もご視聴いただき、ありがとうございます☆

今日は、わたしが感じている「宇宙の仕組み」のお話をしますね☆(*´∀｀*)ノ

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そもそも「ひとつ」なんです

ある時・・・それは「何年前」とか「いつ何処で」などと定義することが出来ない次元で〜

ひとつの「何か」が生まれました。

その「何か」は、「ひとつ」しか無いが故に、自分を認識することが出来ませんでした。

「何か」は、「何もない状態」だとも言えますし、「全てである」とも言えました。

「何か」は、「ひとつ」しか無いが故に、自身を観察する対象が存在せず、「ある」も「ない」も定義できない状態でした。

そして「何か」は、「自分が何者であるか？」を知りたい欲求も同時に生まれ、その瞬間に分裂を始めました。

この現象を、おそらくわたしたちの科学で「ビッグバン」と呼んでいるのでしょう。

そして「何か」は、分裂したことによって「相対性」を手に入れました。

「相対性」を手に入れることによって、「自分」と「相手」、「あれ」と「これ」と言った具合に、「観察者」を無数に生み出しました。

こうして、わたしたちが今感じている宇宙が生まれました。

相対性を手に入れた「何か」は、相対性であるが故に、山や川や動物や植物、更には、空に浮かぶ雲から、月、惑星、太陽など、様々な存在が「自分の外に存在している」と、知覚する能力を手に入れました。

皆んな悟ってますし神様ですよ（笑

ユダヤ教の神様「ヤハウェ」は、「在りて在るモノ」と訳すことができますが、つまりこれは「ヤハウェ」という名前の神様が存在するという意味ではなく、「ただ、在る」という状態を形容していると言えます。

そのため昔から、一神教の教義では「神様を直接名前をで呼んではいけません！」なんて事が言われているワケです。

宗教で言う神様も、本来は「すべて」という意味なのです。

スピの界隈では「分離」という言葉がよく使われますが、これはまさに、ひとつしかない「何か」が分裂したということであり、そう言った意味で言えば、わたしたちは皆んな神様だと言えます（笑

更に言うと、皆さまが今感じている自分の外に見えるあらゆる対象物も、皆んな神様なのです☆

この考え方は、日本古来のアミニズム的な考え方「八百万の神」にも似ています。

そして更に言うと、ひとつしか無い「何か」は、元々ひとつであるが故に、実は分離さえも幻想だと言えます。

そのため、ノンデュアリティの界隈では、スピで言うワンネスさえも本当は存在せず、全ては「ただ在るだけ」「何も起きていない」なんて言われるワケです。

そういった意味でいうと、人間という存在は、「何か」を相対的に観察することによって、「自分」という存在を確認するための体験装置だと言えます。

この体験装置が、所謂「エゴ（自我）」と呼ばれる、非常に強力なシステムです。

「目覚め」とか、「悟り」とか、「次元上昇」とか・・・スピの界隈では色んな言葉が使われますが、これらの言葉は、わたしたちに強力に作用する、自身の体験装置である「エゴ（自我）のシステム」から、「どれだけ離れられるか？」という話をしているワケです。

人間の赤ちゃんは、生まれて直ぐはエゴ（自我）の影響を受けません。

そう言った意味でいうと、人間は本来、生まれてきた瞬間は全員悟っているワケです（笑

更には、動物も植物も、彼らは自分が悟っているという認識がないだけで、皆んな悟っているとも言えます。

更に言うと、わたしたち人間も、エゴ（自我）の作用の影響を受けているがために、エゴ（自我）が作り出す主体を「自分」と勘違いしているだけに過ぎず、本当は、わたしたち人間も皆んな最初から悟っているのです（笑

ただ、そのことを忘れているだけなんですよね(*´∀｀*)

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自由意志はエゴによる幻想です

ユダヤ教の「ヤファウェ」も、キリスト教の「God」も、本来の聖書の意味が改ざんされていると言えます。

簡単に言うと、ひとつしかない「何か」に、あえて名前をつけて呼ぶことによって、「何か」を、自分以外の別の離れた存在としているのです。

つまりは、「神様は自分の外側にいる」というのが、一神教の教えです。

こうして一神教は「神」と「人」を分けることによって、絶対的な権威を手にしています。

この世界は、すべてが波動であることが量子力学の世界では分かっています。

波動の「現れ」である「あらゆるモノ」には、そもそも優劣なんて存在しません。

そのため、よく「自然界は弱肉強食のピラミッドになっている」なんて話す方もいますが、これは間違いであり、本当は「食べる、食べられる」という完璧な循環の世界が自然界なのです。

もちろん、わたし達から見れば、ライオンに食べられるシマウマは可哀想にも思えますが、しかし本当は、ああいった完璧な調和の世界が自然界です。

本来、宇宙には「善・悪」という概念は存在しませんし、「幸せ・不幸」という概念も存在しません。

しかし、分離という幻想を通じて「エゴ（自我）」が強く発動しているわたしたち人間が、勝手に善悪や優劣の概念を作り出しているのです。

多くの方は自由意志があると信じたいと思いますが、しかし、本来分離さえもしていない「ひとつ」であるわたしたちは、ひとつであるが故に、自由意志を発動しようがありません。

自由意志を感じたいと望むのは、エゴ（自我）から来る主観がそう望むだけであり、分離した主観がそれぞれ自由意志を持っていたら、そもそもワンネスが成り立ちません。

しかし、エゴから発生する主観は、自分という存在を強固にしようとするために、相対する対象物に対して、ジャッジをするのです。

そうすることによって、「自分と相手が居る」という、分離感を生み出すことに成功しています。

本来ワンネスであるわたしたちが自由意志を求めることは、そもそも、親指が「わたし小指になりたいの！」と、到底無理な事を言っているという事になるワケであり、そもそも親指と小指は最初から繋がってるので、それは無理な話なのです（笑

なので、エゴ（自我）による主観から発生する願望実現を追い求めると、その次には「手にはいらない」「達成できない」という苦悩が発生する様になっているのです（笑

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→求めることでは幸せにはなれない！？人生は最大の暇つぶし（幸福感のメカニズム）

エゴを見抜き「愛」であることを思い出す

映画マトリックスには「アーキテクト」と呼ばれるマトリックスの設計者が登場しますが、アーキテクトは「最初に作ったマトリックスは人間のために理想郷を作った」と、劇中で語っています。

最初のマトリックスはいわば「天国」であり、一切の苦悩が存在しない世界だったそうです。

しかしアーキテクト曰く、理想郷のマトリックスでは上手く行かず、プラグに繋がれていた人たちは、「あっ！コレ仮想現実じゃん！」と、次々に目覚めてしまったそうです。

そのためアーキテクトは、次のマトリックスには、人生に苦悩が発生するようなアルゴリズムを加えました。

すると、マトリックスの中に眠っていた人たちは、自分が仮想現実の中に眠らされているということに気づかず、２回目のマトリックスは上手く行ったそうです。

２回目のマトリックスで加えられたアルゴリズムの変更とは何か？というと、「自分が自由意志により選択できる」という感覚です。

しかし、自由意志により選択を出来るという感覚を手に入れたマトリックスの中で眠らされている人は、自由意志があるという感覚を持つと同時に、今度は「思い通りにならない」「欲しいと思ったけど手に入らない」という感覚も味わうハメになりました。

しかし、「人生が思い通りにならない」という感覚は、同時に「俺は生きているぞ！」という、エゴ（自我）の作用を更に強く受けることになったワケです。

わたしたちが、真の幸福を手に入れるには、このエゴの仕組を見抜くしかありません。

つまり、皆さまが、「手に入れたい！」「獲得したい！」「達成したい！」と感じている欲求は、すべて「エゴ（自我）」による作用だと見抜くことです。

本来ワンネスであるわたしたちは、最初からすべてを持っていますし、完璧な存在です。

小林正観さんは、自身で「夢も希望もない人生です」と語り皆を笑わせていましたが、本当のことを言うと、真の幸せを手に入れた人は、夢や希望が無くなるのです（笑

なぜなら、本当に幸せな人は、不足感からくる「求める」をしなくなるからです。

夢や希望がある状態とは、言い換えると「今の現状に満足していない」という「不足感」を持っている状態です。

そう言った意味でも、「人生を諦める」という考え方は大事です。

「諦める」とは、本来は「物事を明らかにして達観する」という意味です。

しかし、近年の西洋的自己啓発の界隈では「諦めちゃ駄目だ！」なんて事が叫ばれ、このロジックが、エゴを肥大化させ、人間に永遠の苦悩を与えているのです。

つまり、人生の苦悩を本当に解決しようと思ったら、エゴの仕組みを見抜くしか無いワケであり、本来わたしたちは「ひとつ」なんだという「愛」を思い出すことなのですね☆

読んでいただき、ありがとうございました(*´∀｀*)ノ

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